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成長や内臓機能に影響か 遺伝子組み換えトウモロコシ=カン大学(フランス)

2007年06月14日 | 食品・栄養
 米化学品大手モンサント社による遺伝子組み換えトウモロコシの安全性に関する実験データを再解析し、このトウモロコシを食べさせたラットは、食べさせない場合に比べ、成長や腎臓の機能などを示す数値に、明らかな差が生じていたとする結果をフランス・カン大学などの研究チームが14日までにまとめ、米国の専門誌に発表した。

 研究チームは「データからは、このトウモロコシが安全だとは結論付けられない。哺乳類を使った新たな長期間の実験が必要だ」としている。

 この品種は、既に日本や欧州連合(EU)、米国などで食品用や飼料用として承認されており、日本では飼料として流通しているという。

 この結果を受け、EU欧州委員会は、欧州食品安全機関に研究内容の詳しい分析を要請。日本の食品安全委員会も情報収集を始めた。

 研究チームは「これらのデータは、肝臓と腎臓への毒性がある可能性を示している」と指摘している。

[共同通信 / 2007年06月14日]
http://www.47news.jp/CN/200706/CN2007061401000133.html

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