Landscape Seascape

神奈川県三浦市に住んで20余年。三浦の海、畑、空、そして伝統行事などカメラに収めています。時々旅日誌も書いています。

年の瀬 - 成田山新勝寺

2013-12-24 17:48:01 | フォト日記


年の瀬が押し迫った寺社とその周辺の慌ただしい町の風景を撮りたいと
成田山新勝寺へ出かけた。







初詣というと、いつも行くのは地元の海南神社。
それから原宿にある東郷神社では毎年お札を買う。
成田山新勝寺へお参りするのは今回初めてだった。







JR成田駅を過ぎ、この坂道を下って行くと
左手に成田山総門が見えてきた。








新年を迎える準備に忙しそうな総門前。
向かい側は広場のようになっていて、
大晦日から新年にかけて人出溢れるのだろうと想像できた。








境内に入るとすぐにある仁王門。
大きな提灯の下をくぐって中に入った。
両サイドには立派な仁王像が。









傾斜のきつい階段を上ってくると
大本堂前に大きな境内が広がっていた。
右手には三重塔。その隣には聖徳太子堂。

手前の香閣で香料を収めて、お香の煙を浴びた。





大本堂には「謹賀新年」の大段幕がかかり、新年の準備が整っていた。



せっかく参詣に来たのだからと、1時間ごとに行われる御護摩祈祷の申込みをした。

本堂に上がり20~30分程の御祈祷を体験したのだった。

鈴の音、腹に響くような大太鼓、僧侶の読経とともに御祈祷は続いた。


途中、解説担当?の僧侶が御祈祷の意味などをマイク使って解説してくれるのが近代的。

「お火加持」と呼ばれる儀式では参詣客達が各自持ち物(バッグがほとんどでしたが)を
火にかざしてもらっていた。

神聖な御祈祷が終わると、最後は本堂を出る前に祭壇の前に張ってある
「お手綱」を端から触って進む「お手綱参拝」だった。


本堂を出てから申し込んであった護摩札をいただいて全て終了。
初めての新勝寺で初めての体験をしたのだった。



堂内は撮影禁止でしたから写真は一枚もありません。
様子はこちらで知れます。






再び仁王門をくぐって門前の町を散策した。







坂の両側に並ぶ様々なお店。
漬物屋、羊羹屋、せんべい屋、地酒屋

そして名物のウナギ料理を出す料理店などなど。
町中にウナギを焼くいい匂いが漂っていて
すきっ腹には刺激だった。

そのうちの一軒に入って「うな丼」を注文。
ウナギの量が「うな重」の半分なのだそうだ。
それでも十分美味かった。




この日も参拝客がたくさん行き交っていたけれど
新年を迎える頃には、さぞかし活気と熱気に溢れた通りになるのだろう。







火の見櫓が見えるのは歴史を感じる木造旅館。



着々と新年の準備を進めていた新勝寺境内、
立ち止まる参拝客たちに元気よく声をかける店の人々。

本番はこれから。
まだ、嵐の前の静けさ・・・といった町の風景だった。








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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (萌音)
2014-03-03 13:58:19
こんにちは。成田のブログを色々読んでたらコチラのブログに辿り着きました。写真が綺麗でオシャレなブログですね。楽しく読ませてもらいました。
返信する
萌音様コメントの御礼 (choromegreen/歳の瀬)
2014-03-30 13:56:22
萌音さん
コメントを頂き有難うございまする。
最近、ブログのチェックをしていなくて
コメントを頂いたことに気が付きませんでした。

今後とも、喜んでいただける写真が撮れるよう頑張ります。
今後とも宜しくお願い致します。
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