マンチェ系クラブの定番ソング。13th Discipleを聴くと、いまだに自然に体が動いてしまいます。
ワウギターがのっけから炸裂のハイパーダンスチューン♪
このFive Thirty。アルバムは悪くないんですが、個人的な感じではあんまりヒネリがないかなぁという思いも・・・なにしろ“Catcher in The Rye”なんて曲がありますので。ハイ。
現役時代はやや売れし、解散後そこそこの評価はいるものの微妙な存在。
出てきた時期が悪かったのか、マッドチェスターやモータウン~モッズ、はたまた彼らをネオアコ???のくくりで見る人もいたりとどうもはっきりしない。まあジャンルわけなんぞどうでもいいと思ってますが。
一時期12インチやLPが高額で取引されてました(今もかなぁ?)が、クラブで聴いてほしくなった人が多かったのか?ちょっと異常な時期がありましたよね。少し収まった時期もありましたが、今再び高値で取引されてるようですね・・・それだけ需要があるんでしょう。
後にメンバーの一人、Paul BassettがOrange Deluxeを結成したわけですが、こちらもブレイクすることなく、ちょこっと話題になったぐらいでフェイドアウト。
この手のバンドの宿命ですな。合掌。
誰にでも暗い過去はあるもの。私のトラウマのひとつがBlack Grapeのライブ中に起きた。
この際ぶっちゃけてしまおう・・・最初に言っておくけど、あんまり気分の良い話ではないです。
あの日、今は亡き新宿リキッドルームで普段通りライブを見ていたわけですよ。
もちろんノリノリの踊りまくりです♪ずーっと楽しみにしていたんですから。
そして始まって5曲目ぐらいで事件は起きたんです!
いきなり後ろで見てた男の人が、私に抱きついてきたんですよ!!
いや、抱きつくというより、もたれかかってきたという方が合ってるのかな?
こう・・・あごを私の肩に乗っけてきて・・・もうこっちとしてはびっくりというのも通り越して、
何?何??この人は何??ってな感じで思わず
「何ですか??」みたいなことをそのもたれかかってきた男に言った訳ですよ。
普通ならそこで離れるものです。普通のチカンとか変態なら。
でも逆にさらに抱きついてくるんですよ~~~~!!!
もう頭がパニックになって、
「ちょっと止めてください!」
って勇気を出して言い、男が離れた瞬間、周りから
「イヤ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!」
という叫び交じりの声。
そして私の肩に生暖かい感触が・・・・・
そう、私にもたれかかってきた男は、人の肩でゲロ吐いたんですよ(怒)
そのままライブ見るわけにもいかず、友達に物販でTシャツ買ってきてもらって、
トイレで着替えて、洗面所で洗って・・・もちろんライブなんて見れなかったです(激怒)!!
その後アンコールをちょこっと見たぐらい。
しかももう一人の友達がその男に敵討ちをしようと、懸命に探してくれたんだけど見つからず。
あぁ、楽しい思い出になるはずだったのにぃ!
というわけで、Brack Grapeのライブはこの日残念ながら楽しめませんでしたが、
It's Great When You Are Straight・・・Yeahというアルバムは、十分楽しめます。
Shaun Ryderは一見強面に見えるけど、よく見るととっても愛らしい瞳をしています
基本的に体力ないのでライブではすぐ座っちゃうし・・・しかもカンペの紙デカ過ぎですから!!
そして実は姑息に金儲けもしているので、マンチェで結構Poshな場所に住んでました。
そんなちゃっかりしたとこも好きですけどね。やっぱ愛らしい瞳は撤回しとこうかな・・・
Eddi Readerのような美しい声にも惹かれますが、Cerysのようなハスキー・ボイスも妙に説得力があるし、なんといっても真似のできないかっこよさ、そしてちょっぴり切なさがあります。
このCatatoniaというバンドが気になったきっかけは、ヴォーカルのCerys Matthewsがインタビューで
“Cantona(!!あのEric Cantonaですよ!!)が好きで、似た名前をバンドにつけたかった”
みたいなことをほざいていたからです(たぶん・・・)。
いやー、奇特な人がいるもんだと思いました。Kerysはあのカンフーキックに魅せられたんでしょうか?
ちなみにCantonaは、かつてManchester Unitedでキャプテンマークをつけていた自他共に認める
Kingと呼ばれるフランス人です。常に(石田純一みたいに・・・と書いたら、一緒にするなと言われそうですが)襟を立ててプレーしていた姿が印象でした
めちゃくちゃ余談になってしまいましたが。
この人たち、日本ではいまいち売れず認知度も低かったみたいだけど、UKもののクラブなんかではよく耳にしました。Cerysのワインを飲みながらの姉御っぷりあふれるステージングが印象的でしたが、残念ながら3年ぐらい前に解散しています。
タイトル曲のMulder and Scullyは、お察しのとおりX Fileのくっつきそうでくっつかない、大いに人を苛立たせてくれた主人公ふたりのこと。
ところでWales出身のバンドは、なかなか良いバンドが多い(そうでないバンドもいるけど。)気がするのは
なぜなんだろう??
Manicsにしろ、Stereophonicsにしろ、Super Furryにしろ、しぶとく生き残ってるからそう思えるだけではない気がします。
The Kinksのいわずと知れた名曲。でもこれを聞くたびにいつも
“Waterlooから見る夕日はそんなに綺麗か??っつか見えるか夕日??”
という素朴な疑問がわいてくる。
Waterlooという駅は、イングランドはLondonにあるユーロ・スターの始発の駅なんだけど、
確か数年前に改修工事が終わって綺麗になってたような・・・(うろ覚え)
でも綺麗になる前も、なった後もさして変わらず、特にな珍しいものがあるわけでも、眺めが良いとか言うわけでもない(ように記憶しております。)
テムズ川沿い(歌詞にでてくるDirty old riverとはこの川のこと)にあるので、近くから夕日を見ようと思えば見られるんだろうけど、何せLondonはスカッと晴れる日は少ないのである。
きっと、夕日が見える日なんてあんまりなくって、たまたま見たときが綺麗だったとか?
まあ、あんまりWaterlooにこだわるのも変なんですけどね。
とりあえず、この駅に行くといつもブツブツこの歌を口ずさんでます。
Aztec Cameraのファーストアルバム“High Land,Hard Rain”に収録されているこの曲。
ただメロディーだけ聴いてると、冬の曲には聞こえない。
歌詞もとってもポジティブな感じです。
“Chance is buried just below the blinging snow”
Aztec Cameraのアルバムはどれもとっても思い入れがあって大好きなのですが、結構このファーストを名盤としてあげる人が多いですよね。特にネオアコの代名詞みたくなってるし。
確かに曲のポップさ、清涼感、歌詞やAztec Cameraがでてきた頃の音楽シーンなんかからネオアコというくくりになるのかな?
でもネオアコというくくりをされているせいで、損している部分も多々あるような気がしますが・・・。
ジャンル分けって便利なようで、いつの間にか自分の聴く音楽を限定しているんじゃないか??と思うことが時々あります。
Franz Ferdinandですよ。けっしてCastのWalk awayではないです(笑)
おととい、昨日と縁あってライブを堪能させていただきました。
演奏の上手い下手は置いといて、旬なバンドのノリというか、勢いというか、今だからこそ見られたといっても過言ではない、とってもおいしいGigだと思いました。ごちそうさまでした。
いくら私がここで生Franzのよさを語ったところで、全部が伝わるものではないし、
私という変なフィルターを通すとかえって良さが伝わらないと思うので、この辺でやめときます。
ところで、ライブ見てとても気になることがひとつ。
彼らはグラスゴー出身とよく書かれてますが、結成がグラスゴーというだけなの?
あのしり上がりな感じの英語が聞けると思ったら、普通でがっかりした(苦笑)
もしほんとにぐらすべいじあんだったとしたら、お育ちが良いからなのでしょうか?
しかも同時に思い出すのがSainsbury's(UKのダイエー)と、Jamie Oliver(料理人)ですよ。
CMの影響もあるけど、シェアしてた西班牙人の子がよくこの曲を大音量でかけていた。
アレは紛れもなく寒い冬だった。
Jamie Oliverといえば、だんだん体型が横に広がってきていることで、自分の料理がいかに高カロリーかを証明しているけど、Naked Chefをはじめてみたときは、かなりの衝撃だった。
こんな料理番組があっていいのかと!!
何しろべちゃくちゃ喋り捲り。しかも料理の中に絶対つばが入ってるってぐらい容赦なくしゃべる。
そしてハーブをちぎりまくる。レモンは手で絞る。種なんてちょっとぐらい入っても気にしない。
盛り付けだって豪快だ。肉や野菜がちょっとぐらい焦げても気にしない。
お菓子だってかなりの目分量で砂糖や粉をボールどんどんに放り込んでいく。
とここまで書くととんでもない料理を作りそうだけど、出来上がりは結構まともでおいしそう。
実はレシピ本を五冊ぐらい持ってますが、パスタなんぞはなかなかおいしい♪
そんなJamieだが、自分でバンドもやっていて実はかなりの音楽好き。
このCDは彼が曲をセレクトしたと言う事になってますが、何となく分かる選曲(というか
バンド選び)です。
確実にマッドチェスター潜り抜けて来てますな。なんだか親近感沸きます。
Robert Carlyleと言う俳優をご存知だろうか?
消して目立つ存在ではないし、いい男でもないのだが、一度見たら忘れられない
味のある演技をする。思い浮かばない方は「Trainspotting」のベグビー役や
「Full Monty」と言うと思い出す方も多いと思います。
そのRobert Carlyleが主演している作品の中に「Face」というのがあります。
紆余曲折あり泥棒家業で生計を立てている一人の男を描いているこの映画で
ありますが、ストーリー的にはどこかで見た感じが否めない。
しかーし、Robertはここでもとても良い演技をしているのですよ。
楽とはいえない人生を背負った哀愁ある、どこか頼りないけどほおって置けない
タイプの、いわゆるダメ男を好演しております。
ところで、別に今日は映画の紹介ではないので音楽の話に戻りますが、
この「Face」という映画に使われている音楽がなかなか面白いのです。
タイトルのOn and onという曲が映画のクライマックスで印象的に使われてます。
Crispin Huntというちょっと変わった人の率いていたLongpigsは、結局は大ブレークは
しませんでしたが、ソングライティングも優れていたと思います。
彼の歌う歌詞は情熱的で、美しいメロディーにあわせて感情をストレートに表現
する歌声は、心にすーっと響いてきます。
Radioheadのフォロワーなどとよく言われていましたが、私はまったく別物だと思います。
曲のタイトルだけ書いても分かる人がこの世に10人ぐらいしかいないと思うので(嘘)、
最初に書いちゃうけどThe Rainbandの曲です。
この人たち、元SussedのRichard Nancollisと、元何とかの○○くんが(←いい加減
でごめんなさい。調べようと思ってHPに伺ったら閉鎖してました。解散したの?
お兄さんたち?)結成したこのバンド。
Sussedといえばdead dead goodというCharlatansが初期に出していたレーベル
(というか、事務所が同じだったんだよね。)から数枚シングルをリリースしており、
ちょっとブリットポップの波に乗り遅れた時期というのもあり、なんとなくフェイドアウト。
そしてこのRainband。いまだにスティーブ・ハリソンが一枚かんでます。
イギリスも日本と同じでバンドを売ろうと思ったら、プロモーションにいかに金をかけるか
が大きいんだけど、シャーラが金盗まれたのがいけなかったんでしょうか?
タイトルの曲はまさにマンチェサウンドを受け継ぐGroove感をもつ、なかなかの一品に
仕上がっております。好き嫌い分かれるとは思いますが。
RosesのBegging youみたいなのがお好みの方はお勧めです
決めたドラッグ100万回で有名な、Sonic Boom先生とともにかつてバンドを組んでいた
Jason Pierceさんですが、この方なぜかライブでは必ず客に対して相対さない。
立ち位置常に斜めなんだよね。しかも真ん中に立たないし。
まあそんなことはどうでもいいのですが、spiritualizedは予想に反して長続きしています。
そしてぼちぼち本国では売れています。
Stop your cryingも本国では軽くヒットしたのに、ライブでやらなかったりする。
そんなところも好きです。
ここまで来ると単なる天邪鬼なのか、ポリシーなのか不明だけどそれもまた味。
とにかくこのバンドはライブがすごい!延々と垂れ流されるノイズ。
めまぐるしく変わる照明。シラフでも不思議な気分になってくる。
本国でのライブでは、ライブ中お薬を服用(苦笑)なさっているお客様が多く、
一人、また一人とパタパタと倒れていくなか、大変手馴れた警備員が
「おい、何やったんだ?Eか?水飲ませろ!」
とか言いながら倒れた人を運んでました。
まあ、分かる気もするけど途中からはサバイバルゲームのようだった。
日本では絶対ありえないですけどね