希望出生率てなんや？

安倍首相が「新三本の矢」で
希望出生率１、８％と発表しやした。
出生率２％でも
現状人口を保てないのに
なんと控え目な目標ですな。
「希望」とはなんぞや？には
いろいろ議論がありやすが
出生率低下の原因については
女性の社会進出や出産年齢の向上
保育所不足など
もっともな理由が
並べられるのでしょうな。
でもなぁ。
既婚率の低下、出生率低下の
原因はただ一つ。
適齢期の男女にとって
結婚出来ない、子供を産めない
経済状態にある・・
それだけでごわしょう。

既婚者も
子供はもう一人欲しい。でも
お金がかかり
生活レベルをこれ以上落としたくない。

中国では
爆発的な人口増を抑えるために
国権力で
一人っ子政策をとってきやしたが
将来の労働人口減が見えてきて
急遽一人っ子政策をやめたそうな。
日本の一人っ子は
国の抑止政策やない。
限られた収入で
生活レベルを保ちたい、
家庭内安全保障の結果なんですわい。
なんでそうなった？
言わずと知れた富の偏在、
貧富格差の拡大でごわしょう。
非正規社員、低賃金労働者が
４割も占める社会を作っておいて
結婚しろ！子供を産め！は
通りませんわい。

適齢者の切実な「希望」は
結婚出来、安心して子供が作れる
収入が欲しい、ですがな。