歳をとって、風景が綺麗に見えるようになって来たのは、幾つもの思い出の風景が、その時々の彩りや陰影を重ねるからなのかも知れません。冬になり木々の葉が色褪せ落ちて、空に突き刺さったような枝々や、土の上で干からびた落葉を哀しく寂しく思っても、どこか安堵のようなものを感じるようになったのは、深くゆったりと広がる帰ってゆく場所が、それに重なっているからなのかも知れません。
(ツグミ?)
(二条城堀の鯉)
黒い鷺(?)が堀の中に潜水していた。覗いてみると近くに鯉がいた。
昭和初期の二条城北西側の写真らしい。刑務所跡? 今は、斜めに写っている南北に延びる白い道(?)の西側は二条公園、東側は住宅になっている。私が物心ついた頃は、二条城は砂利で囲まれていた。