福岡タワーとの対話

タワーと出会い早30年。動画制作にも意欲を持つ令和版高齢者!

フリッチャイ指揮ベルリン・フィル「第九」を聴く

2014年11月08日 17時04分00秒 | 音楽、聴きかじり
2014年11月8日土曜日天候雨。16時30分現在、外気温17度湿度93%、北北西の風1m/s。
今日は何処へも行かず(図書館へも行かず)、復活したPMA-700の試聴、読書、ウタタネの繰り返しだ。

昨年の12月11日以来の再聴
Irmgard Seefried, Dietrich Fischer-Dieskau, Etc.; Ferenc Fricsay: Berlin Philharmonic Orchestra, St. Hedwig's Cathedral Choir

ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 作品125《合唱》 *
《エグモント》序曲 作品84

イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ *)、
モーリン・フォレスター(アルト *)、
エルンスト・ヘフリガー(テノール *)、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン *)、
聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊(*)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
指揮:フェレンツ・フリッチャイ
録音:1957、1958年(*)、1958年ベルリン

2012年12月2日購入以来、本日が4回目の再聴である(iTunesはこのようなデータが残るので便利)

フリッチャイについては語り尽くされた感もあり、蛇足を避けるべく敢えて論及しないが
数多の「第九」演奏の中でも特出した出色の仕上がり。
全曲試聴(PMA-700の実力も確認したくて)、ベルリン・フィルの弦楽&金管楽器群が
あくまでしなやかにそして強靭に。
第3楽章の弦楽器群の美しさに、言葉を失う。
D.F.ディースカウのバリトンが良い、E.ヘフリガーのテノールも良い、ソプラノ、アルトも良い
コーラスの聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊が瑞々しい。

夭折の指揮者として語られるフィリッチャイであるが、残された作品を愉しむことで
この指揮者への追善供養となりはしないか。
「第九」演奏の中でトップクラスであることは論を俟たず、(1958年を考えると)高品質のステレオ録音も明記しなければならない。


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