ぼちぼち日記

〜あせらずあわてずゆっくりと。まあ、ぼちぼちいきましょ!〜

パーキンソン病のこと

2006-04-30 23:45:52 | 病と健康
友人のお母さんが長くパーキンソン病を
患っておられた。介護の大変さを友人から
電話でいろいろ話を聞いていたが、
実際にパーキンソン病の患者さんと
相対したことがなかったので、
その大変さを私はほとんど理解していなかった。
昨日、テレビでマイケル・J・フォックスと
一人の日本人の患者さんの闘病の様子が流れていた。
パーキンソン病患者が直面する状況のほんの一部ではあろうが
その大変さを垣間見、衝撃を受けた。
1分前まで少しだけ動いていた足が、全く動かなくなる。
立っていられなくなり、薬のある場所まで這っていく。
薬を飲んでしばらくすると、身体が動くようになる。
でも、薬は3時間しか効かない。即効性のある薬は、
副作用が強い。だから、できるだけ副作用の蓄積を避けるため、
身体が動かなくてもじっとがまんして時が過ぎるのを待つ。


一人の患者さんが、脳に電流を流す線とバッテリーを
埋め込む手術を受けた。完治のための治療ではないが、
今の状況をより生活しやすい状況にするための治療だ。
手術の結果、患者さんは普通に歩けるようになった。
退院の際のインタビューで、今一番やりたいことはと聞かれ、
彼はこう答えた。「散歩したいですね。」

病院を出た患者さんの顔は明るかった。
「外がこんなにいいとはね。」
埋め込んだバッテリーの使用期間は5年。5年後にはまた手術が必要だ。
だが、薬の副作用を心配して、動かない体を横たえじっと我慢している
よりは、精神的負担ははるかに軽減されるだろう。

友人のお母さんはご高齢だったため、この手術を受ける体力が
なかったのだろうか。

いつも彼女からいっぱい優しさをもらっているのに、何もできなかった。

重荷を背負うか細い肩をさすってあげることさえも…。



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