ちっこいチャリ。

折り畳み自転車でゆるく走ってます。

ツクシ佃煮作る

2008-04-01 20:57:30 | その他
ウソですよ。くそ~よくぞ見破ったな!

…茶番はこれくらいにして、

3月30日のお花見ポタに行ったついでに、
荒川の土手でツクシを少しだけ採取してきました。


ツクシはスギナという植物の胞子茎で、春になるとこのように一箇所に沢山出現します。
近くを通りがかった子連れのお母さんが、ツクシかわいいね~、と女の子に言うと、
きもちわりぃ、と返されてました。


未知の食材なので少なめに採取。
むしりとる時に少し罪悪感に苛まれたが、胞子は現地で放ってきたからいいっすよね?
取り敢えず今回はオーソドックスに佃煮にします。

材料: ツクシ 食えるだけ
    醤油  適量
    酒    適量 
    みりん 適量 
    砂糖  少量


まずは下ごしらえとして、袴と呼ばれるカサカサしたやつを取り除きます。
この作業は少々手間が掛かる、結構めんどいです。


30分ぐらいかけて全て取り終えると、指が黒ずんでいました。
袴を取ったツクシを水に浸して5時間程アク抜きをします。
5時間も経つと結構水が汚れてますので、水を捨ててもう一度念入りに洗います。


沸騰したお湯にツクシを入れて下茹でをします。
たちまち鍋の中の熱湯が、魔女の秘薬っぽい濁った緑色の液体に変わりました。
立ち上る湯気はかなり、というか相当草臭いです。
たまらずに換気扇を回しましたが、異臭騒ぎとかにならなくてよかったです。
我慢して茹でること2~3分、ツクシがしなっとしたら、鍋からざるにあけます。


調味料を適当に鍋の中にぶち込み、好みの味にしてひと煮立ちさせます。
ツクシもぶち込み、焦げないようにゆっくりかき混ぜながら煮詰めていきます。
汁気が飛んで無くなったら完成です。


ダークマターが精製されました。
丼一杯のツクシが、煮詰めてしまうと小鉢一杯まで減ってしまいました。
調理中の臭いで気分が悪くなったので、そのまま丸一日放置、

そのままにしとく訳にもいかないので、今朝、朝食で食べてみました。
そのお味とは…

あ、美味い。
味はきゃらぶきに似ています。
食感はシャキシャキ、春の味覚らしいほろ苦さが食欲をそそります。
臭いも気になりません。これはご飯がススム君です。

なんか、リアルにDASH村ですね。


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