
5巻の感想
コミカライズ、続いてますねー。
京アニだったという点を抜きにしても、
好きな作品だったのでこうして続いているというのはうれしいですね。
原作のストックは微妙だけど、またアニメやって欲しいな・・・
さて。6巻です。
プールで奉太郎がバイトをするお話と、いよいよ「クドリャフカの順番」の一部です。
前者は、「働くホータロー」と水着のえるたちというなかなか貴重な場面が見られる
エピソード。水着回だというのにはっちゃける事もなく、
いつもながらの展開が続くのがこの作品らしさでもあります。
もうちょっと奉太郎もえるの事を意識しても良いような気もするけど、
まぁこの二人はこれぐらいが丁度いいのでしょうw
謎の解決もいつもながらの手際でした。
カンヤ祭が開催され、古典部の面々は思い思いの文化祭を過ごすことに。
今巻ではまだまだ導入部のみなので何も事件めいた部分はないですが
アニメでも原作でも凄く楽しめたお話だったので、
ここはじっくりたっぷりと描いて欲しいなぁと思います。
お料理対決の辺りが特に楽しみですねw
7巻も楽しみです!
氷菓 6 (角川コミックス・エース 387-7)
posted with amazlet at 14.04.27
米澤 穂信
KADOKAWA (2014-04-26)
KADOKAWA (2014-04-26)
これ米澤先生の書き下ろしだそうで、「ふたりの距離の概算」に繋がる伏線らしい物を入れいます。
より具体的には千反田の記憶力に関係する部分ですね。
「...概算」ではそれが折木の推理に影響する記述があるので、今回の改変があればより説得力が増す部分です。
また、アニメ版よりも推理っぽくて良かったです。
確かにプールの場でえるの記憶力が凄いという描写がありましたね。
過去に原作を読んでいたのですが、すっかり抜けていました・・・ありがとうございます。
新入部員獲得のシーン
水梨神社でくつろぐシーン
喫茶店のシーン
終盤のだんご屋のシーン
なんかは見たいです。
カンヤ祭同様に古典部シリーズとしては舞台がこれまでとは変わっていたというのと、新入部員というこれまでにないファクターや寒天があったので
コミック化して別の観点でまた読みたい感じはしますね。
あわよくばまたアニメで・・・!