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魔女の心臓 4巻

2014-04-22 21:52:29 | 漫画の感想

3巻の感想
待望の新刊!
いつもながら、大好きな漫画家さん・matobaさん(以下まとばさん)の最新刊です!
帯コメントには
「それは死を拒んだ、一人の魔法使いの物語。
 500年を生きる、心臓のない魔女「ミカ」と
 しゃべるランタン「ルミエール」の旅を綴った
 今、大注目の極上ファンタジー!!」
とのこと。

いつもながら旅を続けるミカとルミエール。
今回お世話になった町には謎のいばらの塔があり、
誰にも切ることができないいばらに囲まれているので誰も近寄る事が出来ない。
そんな塔に忍び込もうとした子供たちに便乗して、
塔に侵入することに成功したミカ。
するとそこには、言語を発するネズミが・・・

しかしこのネズミ、ルミエールと同様に人間の姿に。
なんでも、この塔の主・ローリスの唯一の弟子・リツカ。
病に伏していたローリスの元、ロクに魔法も出来ないことを歯がゆく思っていたリツカだったが
ある時、ローリスの本棚にあった薔薇の鏡を手にした事で事態が急変。
ローリスはさらわれ、そしてリツカはネズミの姿に・・・
経緯を聴いたミカ達は、ローリスを探しにいくことに。
すると犯人のローテローゼが姿を現す。

彼女は、人間の苦悩や後悔・執着といった負の要素を好物としている。
そして彼女はローリスのそういった感情を吸い取る代わりに、
ローリスの「まだ死にたくない」という願いをかなえているのだと。
そうしてローテローゼが告げる。
「ローリスがまだ死にたくないと思うのは、
 唯一の弟子・リツカの為に費やした時間が惜しいからだ」と・・・

そんな悪魔のささやきを打ち破るのはやっぱりミカ。

彼女自身も過去を見られそうになるものの、、、
ミカには過去がない・・・?
と、この辺物語の確信に迫りそうな辺りで非常に興味深かったですね。。。
お話はリツカが鏡を割る事で一件落着。
消えてしまうローリスだけど、最後の安らかな表情がなんとも言えませんでした・・・
グっと来てしまいました。
そして、ミカについてくる事を誓うリツカw
ルミエールからしたらいい迷惑ですね!w

番外編ではそんなリツカと、妖精・ネネの心温まるエピソード。

やっぱりまとばさんの絵には妖精ってイメージが凄くよく合う・・・!
素敵なお話でした。


この外伝についても、ミカが魔女である事を告げながらも
臆することなく接してくれたリッタとのやりとりがたまらなく好きでした。
なんていうか、この作品の魅力を凝縮したような、そんなお話でした。

というわけで。
いつもながらの美しくも儚い魔女心ワールドは健在、という感じですね!
リツカも加わって賑やかになるところを「うるさい」と
冷静にたしなめるミカの無表情さが目に見えるようですw
5巻も楽しみです!!
・・・いつかアニメ化してくれないかなぁ・・・w

魔女の心臓(4) (ガンガンコミックスONLINE)
matoba
スクウェア・エニックス (2014-04-22)


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