あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。 1巻

待望のコミカライズ！
・・・本当は小説版も読みたかったんだけど、なかなか手が出ず。
そんな訳で、このコミカライズは結構待望でした。
ちなみに、あの花好きが高じて、秩父に行ってしまったりもしましたｗｗ

さて。
内容的には、当然ながらアニメと同様です。

突然、夏の終わりに現れた夏の獣。
それは、幼少の頃に亡くなったハズの、本間芽衣子こと、めんまだった・・・

ひきこもりになってしまった、かつてのヒーロー・じんたんは
家にいる訳だけど、そんなじんたんに付きまとうようになついてくる
めんまは、何故かじんたんと同じ年代に成長した姿で、
しかもじんたんにしか見えないという・・・
そんな二人の再会が、かつての仲間たち・超平和バスターズを再び結び付けて行く・・・！

「願い事を叶えて欲しい」
そんなめんまの願いを尻目に、ゆきあつと会ったツラさから、
思わずめんまにキツい言葉を投げかけてしまうじんたん・・・
しかし、幼少の頃のめんまへの想いを思い出し、
めんまを探して走り出すじんたん・・・

いいですねー、まさしく青春！！

「めんまの願いとは？」ということで、
ぽっぽとあなるの三人で集まり、昔やっていたゲームを片手に
皆で盛り上がる風景を見て、思わず「皆と昔通りに仲良くなれるよ・・・」
そんな風に思いを馳せるめんま。

これ、凄く良い絵ですね・・・思わず鳥肌が立ちそうになりました。

そしてこれは、幼少時代のめんまが亡くなった頃。
ショックを受けるじんたんを、そっと優しく慰めるじんたんの母・・・

そんな彼女もほどなく命を落としてしまうものの、
「いっしょけんめ」
という言葉で懸命に慰める姿に「母親」の姿を感じます・・・

そして、皆で思い出の秘密基地に集まった時。
ゆきあつが「俺もめんまに会った。もう昔を思い出すのはやめて欲しい」
と、「じんたんに見えているめんま」からは似ても似つかないセリフが飛び出す。
しかし、「そんなの違う！」とじんたんが言っても、
「今のじんたん」の言う事を信じようとしないゆきあつ。
そこで・・・

みんな、ずっと仲良し・・・
そんな思いを込めて、幼少の頃に掲げた「∞（無限大）」マークの花火・・・
そう、めんまはいるんだ・・・
誰もがそれを確信せずにはいられないのでした・・・

と言う所で1巻が終わります。
もうね、読んでる時、そしてこの感想を書いてる時、
それぞれで鳥肌が立ってきました。。。
やはり既に知っている作品でも、こうして単行本として改めて手に取ると、
また違った心境で読む事が出来ますね。
増して、アニメが完結してからの思い入れも強い訳で・・・
改めてあのはなの事が好きになってしまいそうです・・・！！

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