高齢者福祉NPO「地縁」・台風防災から断災へ

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∽∽ NPO 活動(2015.1~2015.12) ∽∽

2015-01-05 15:07:38 | 日記
12/12 第1回プロジェクト会議開催  

 前回案に加えて、正式に第1回プロジェクト会議が開催されました。【目的】までは了承され、【活動】に関しては、次回に「エキジビション」することで合意されました。

  「見花山いきいきサロン」(案)
 都筑区の「平成28年度~地域福祉保健計画」の25ページには、──都筑区では、人や地域の「つながり」を大切に思い、「お祭り」や「体育祭」など自治会町内会等が行う伝統行事や地域活動が盛んに行われています。しかし、直近の区民意識調査では、人と人とのつながりや人と地域とのつながりが希薄化傾向にあります──と。厚生労働省は、10年後の2025年に認知症の人が約700万人(現在345万人)に達するとの新たな推計を、2015年1月7日に明らかにしました。65歳以上の高齢者の5人に1人にあたります。これらの「希薄化傾向」や「高齢化社会」を見据えて、見花山自治会に新たな福祉活動のあり方を検討するプロジェクトチームを設ける。自治会長をチームリーダーとする。

【名称】その活動名称を「見花山いきいきサロン」とする。対象者は見花山自治会会員とする。

【担当】福祉文化・社会教育の理事や関係理事2~3名が担当する。将来的には高齢者自身の運営参加も考える。

【目的】主に、高齢者の「孤立化」や「引きこもり」、「認知症や寝たきり」の予防活動を目的とする。そのポイントは人との交流の機会を増やすことで、一人でも多くの高齢者の方々が気軽に参加できる、多様なチャンネルをもつ“たまり場”や“居場所”をつくることである。すそ野を広げるために見睦会の“見守り友愛活動”との連携も考える。

【活動】サロンに次の4つのコーナーを設ける。
① 人歴(人に歴史あり)コーナー・・・まず顔と名前を覚えてもらうことから。そのために役員はじめ、希望者に自分の人生や自慢話を大いに語ってもらう。
② ロコモ体操コーナー・・・ロコモ(運動器症候群=要介護状態)を予防するための足、腰、筋肉など体全体の体操。高齢者が日常的に持続可能な運動。
③ 頭の体操コーナー・・・ゲーム感覚の脳の活性化学習。ゲームや動画を使った楽しい学習。小学校の算数、国語、理科、社会の懐かしい学習など。
④ お楽しみコーナー・・・ユーチューブの動画を使い、漫才や落語、面白動画などを鑑賞し、楽しいリラックスタイムをもつ。また、サロンに参加できない会員のために、希望すれば戸別訪問型の出張サロンも実施する。その他、課外授業として、自然観察、社会施設見学、手作業をともなう紙飛行機やペットボトルロケットの作成とその競技会、ミニヘリの操縦技術大会などを開催する。一方、会員に不安要素が発見されたときは、行政の「加賀原ケアプラザ」等に相談し、医療機関の受診を勧める。

【会場】見花山自治会館を主な活動会場とする。高齢者の負担や持続率の向上を考えると、会場は徒歩10分以内が望ましい。当面、月1回の開催を目指す。
            
 

 11/7 プロジェクト案作成  

 高齢者福祉について、今後、見花山自治会「プロジェクトチーム」で審議することになり、それに合わせて今までの内容を加味した素案が出来上りました。

  新たな福祉活動について(案)
 急速に進む高齢化社会を見据え、見花山自治会に新たな福祉活動のあり方を検討するプロジェクトチームを設ける。自治会長をチームリーダーとする。

【名称】その活動名称を「見花山いきいきサロン」とする。

【担当】福祉文化・社会教育の理事や関係理事2~3名が担当する。

【目的】主に、高齢者の「認知症や寝たきり」「引きこもり」の予防活動を目的とする。そのポイントは人との交流の機会を増やすことで、一人でも多くの高齢者の方々が気軽に参加できる、多様なチャンネルをもつ“たまり場”をつくることである。すそ野を広げるために見睦会の“見守り友愛活動”との連携も考える。

【活動】サロンに次の4つのコーナーを設ける。
①人歴(人に歴史あり)コーナー・・・まず顔と名前を覚えてもらうことから。そのために役員はじめ、希望者に自分の人生や自慢話を大いに語ってもらう。
②ロコモ体操コーナー・・・ロコモ(運動器症候群=要介護状態)を予防するための足、腰、筋肉など体全体の体操。高齢者が日常的に持続可能な運動。
③頭の体操コーナー・・・ゲーム感覚の脳の活性化学習。ゲームや動画を使った楽しい学習。小学校の算数、国語、理科、社会の懐かしい学習など。
④お楽しみコーナー・・・ユーチューブの動画を使い、漫才や落語、面白動画などを鑑賞し、楽しいリラックスタイムをもつ。また、サロンに参加できない会員のために、希望すれば戸別訪問型の出張サロンも実施する。その他、課外授業として、自然観察、社会施設見学、手作業をともなう紙飛行機やペットボトルロケットの作成とその競技会、ミニヘリの操縦技術大会などを開催する。一方、会員に不安要素が発見されたときは、行政の「加賀原ケアプラザ」等に相談し、医療機関の受診を勧める。

【会場】見花山自治会館を主な活動会場とする。高齢者の負担や持続率の向上を考えると、会場は徒歩10分以内が望ましい。当面、月1回の開催を目指す。         
 


10/4 見花山理事会に最終案提出      

【目的】主に、高齢者の「認知症と寝たきり」予防活動を目的とする。そのポイントは人との交流の機会を増やすことで、一人でも多くの高齢者の方々が気軽に参加いただける、多様なチャンネルをもつ“たまり場”をつくること。それを自治会本体(「福祉部」設置)の福祉活動として位置付ける。(すそ野を広げるため出前講座も検討)

【名称】この活動の名称を仮称「見花いきいき塾」とする。

【授業】次の4つの授業(コーナー)を設ける。
①人歴(人に歴史あり)コーナー・・・まず顔と名前を覚えてもらうことから。そのために役員はじめ、希望者に自分の人生や自慢話を大いに語ってもらう。
②ロコモ体操コーナー・・・ロコモ(運動器症候群=要介護状態)を予防するための足、腰、筋肉など体全体の体操。高齢者が日常的に持続可能な運動。
③頭の体操コーナー・・・ゲーム感覚の脳の活性化学習。ゲームや動画を使った楽しい学習。小学校の算数、国語、理科、社会の懐かしい学習など。
④お楽しみコーナー・・・ユーチューブの動画を使い、漫才や落語、面白動画などを鑑賞し、楽しいリラックスタイムをもつ。その他、課外授業として、自然観察、社会施設見学、手作業をともなう紙飛行機やペットボトルロケットの作成とその競技会、ミニヘリの操縦技術大会などを開催する。

【スケジュール】次のスケジュールで、十分時間をかけて周知をはかる。
①10月理事会で「高齢者福祉について」(案)の了承をいただく。
②11月~翌1月の3回、会報「かりん公園」や回覧板にて予告チラシの広報。
③2月、3月の2回の説明会開催で意見聴取(参加希望者調査)
④4月の定例総会で審議、承認をいただく。
⑤5月 開塾(スタート)





 6/7 福祉活動について(案)      

──見花山自治会の高齢者福祉スタート!──

 見花山自治会のお祭りや親睦交流イベント(文化部門)は非常に高く評価され、すでに連合町内会・自治会のレベルに達していると思います。しかし一方、諸行事を見る限り、自治会・町内会のもう一つの柱である「助け合い」(福祉部門)は弱いように思います。少子化時代を迎えての子育て、子供の社会教育、高齢化に対する対策など、早急に検討する必要があると思います。高齢化対策では、すでにある「見守り活動」に加えて、災害時弱者救援システム、いつまでも自分の足で歩き続けていくためのロコモ(ロコモティブシンドローム:運動器症候群)予防活動、そして脳トレを中心とする認知症予防で健康寿命を延ばしていく活動などがあります。
 平成26(2014)年版高齢者白書によると、一昨年(平成25年)の高齢化率(総人口に占める65歳以上の高齢者割合)は25.1%で、4人に1人が高齢者となりました。20年後の平成47年には何と3人に1人が高齢者になります。そしてやがて平均寿命100歳の時代もやって来ます。そんな時代を迎えるにあたり、まず目指すところは「健康長寿」であり、さらには「幸福長寿」の実現だと思います。一方、認知症は高齢者になるほど発症しやすくなります。平成24年現在、65歳以上の4人に1人、85歳では2人に1人が認知症または予備軍(MCI)の恐れがあると言われています。
 そして65歳以上の人の半数以上が一人暮らしか高齢夫婦で暮らしており、認知症の人や家族が生活するには周囲の人の支援が不可欠になります。すなわち自治会・町内会活動に適した「助け合い」といえます。癌や心臓病、脳疾患は「体の死」を招く病気、認知症は「心の死」を招く病気とも言われ、本人以上に家族が苦しめられる病気です。
【具体策】
①将来的に仮称「福祉部」を設置する。
②「福祉部」において上記の福祉活動を扱うが、当面、「認知症とロコモ」予防を先行して行う。
③「認知症予防」の具体策は仮称「見睦生き生き塾」を設置し、月1から始め、将来的には週1回以上の開催まで持っていく。
④永続性のあるカリュクラムとして、小学算数、国語、理科、社会の教科講座、ロコモ体操(骨・関節・筋肉などの運動機能の向上体操)、会員の人生体験発表会、映写会、社会見学、野外観察など楽しい講座を用意していく。
⑤教師は当面、高村(塾教師経験23年)が務めるが、将来的には会員の中から適任者を選抜したり、現役の小中高生に担当してもらい、世代間交流もはかりたい。
⑥当然、負担にならない程度の宿題や試験があり、意欲を増すための検定制度の昇級、顕彰も取り入れたい。また、認知症予防効果を検証する「認知症診断チェック」を定期的に実施する。(年2~3回)
⑦会場は「自治会館」とする。高齢者の閉じ籠もりを減らし、外出、歩行を日常的に促す。
⑧見睦会の集まりで、事前に1回の「説明会」(エキジビション)を行う。
⑨各世代から感謝され、喜んで役員も引き受けてもらえる理想的な自治会を目指す。



 3/1 第12作小説『居場所がない』執筆開始!
 14年6月の引っ越しを機に、近隣の老人センターに通い始めました。当初、家でやっていたネット内職(ランサーズ)を、気分一新と省エネ(冷房代節約)のため、そこでやることにしたのです。やがて顔見知りもでき、高齢者施設でもあることから、NPOの認知症予防活動も始めました。そのうち、この福祉センターが高齢者にとっての“居場所”になっていることに気づき、小説を書き始めた次第です。 




2/1 【提言】 幸福長寿を目指して
 平成26(2014)年版高齢者白書によると、一昨年(平成25年)の高齢化率(総人口に占める65歳以上の高齢者割合)は25.1%で、4人に1人が高齢者となりました。20年後の平成47年には何と3人に1人が高齢者になります。また先の「年頭所感」でも触れたように、やがて平均寿命100歳の時代もやって来ます。そんな時代を迎えるにあたり、まず目指すところは「健康長寿」であり、さらには「幸福長寿」の実現だと思います。これまでの長いNPO活動での実践的な体験や様々な学習を通して、「幸福長寿」の在り方のヒントを得ました。僭越ですが、これを格言風にまとめました。よろしければ、ぜひご意見を(メールf05kyrf083@hi3.enjoy.ne.jp)にお寄せ下さい。
① ポジティブな行動はその人を幸福へ、ネガティブな行動は不幸へと導く。
② 運命や宿命の仕打ちといっても、それは自分の行動で、自分の遺伝子に刻み込んだ情報のなせる業なのである。
③ よき友が何人いるかで、その人の人生の質や寿命までも決まる。

  最新の脳科学や遺伝子工学の発展に伴い、脳と遺伝子との関係が解明されつつあります。遺伝子にキズがついて発症する「ガン」や、生活習慣によって遺伝子が変異して発症する糖尿病などの「生活習慣病」など、人間の行動が遺伝子に影響を与え、発症する病気が確認されています。この関係はなにも病気に限らず、性格の形成にも影響を与えることが分かってきました。①のポジティブな行動には、優しさ、誠実、感謝、愛情などの思いやりの行動、人助けやボランティアなどの利他の行動があり、またよく知られた“笑い”などもこれに含まれます。この時、体の細胞が活性化して愛情ホルモンの分泌が盛んになるなど、よい影響がみられます。逆に、ネガティブな行動、いじめ、悪口、嫉妬、だましなどの不誠実な行動は、脳の活動を委縮させ体にもダメージを与えます。この2の相反する行動は、脳の働きを通してそれぞれ正負の情報として遺伝子に蓄積されていく。この自分が刻み込んだ正負の情報は、その後、遺伝子の命ずるままに生活に現れてきます。すなわち、“運命・宿命”というものです。ただ、運命・宿命といっても固定的なものではなく、時々刻々、正にも負にも(幸福にも不幸にも)書き換えられていきます。
 次に③については特に実感として強く感じているところです。昔から“朱に交われば赤くなる”(人は関わる相手や環境によって、良くも悪くもなる)という譬えがあります。 人は一人では生きていくことはできず、常に他者と影響し合って生きています。その関係が良いものであり、また多くあるほど自分の人格は磨かれて行きます。そして①の格言により、より良き人生を歩みます。逆は言うまでもありません。



 1/5  年頭所感

 年初のNHKスペシャル『ネクストワールド 寿命はどこまで延びる』サブタイトル「老化を防ぐ物質発見!若返り薬も実現可能! がん制圧・驚異の技術」を観ました。何と今から30年後には平均寿命が100歳に達するという。まずは《臓器の再生》本人の細胞をもとに、3Dプリンターによるオーダーメードの臓器がつくられ、病気になった臓器と交換が可能になる。《電子皮膚》薄型軽量、伸縮自在な電子人工皮膚が、体温、心拍数などの生体信号を24時間モニタリングし、健康状態をチェックして病気の予兆をとらえる。《ガンとの闘い》ガン患者の膨大なビックデータをスパコンで解析してそのメカニズムが見えてきた。近い将来「がんの新しい治療法」が開発されると期待されている。《ナノマシン》血管内を移動するカプセル(ナノマシン)が自動的に病気を診断し適切な薬を組成して病気を治す「体内病院」の実現。極めつけは《若返りの薬》ビタミンB3(ナイアシン)の一種である『NMN』には、加齢によって低下する様々な機能を活性化させる「若返り」の効果があるという。
 新年早々、何とも夢のような話ですが、一抹の不安も感じました。高齢化社会に伴う認知症や介護の問題などが解消に向かうことは有難いことですが、また別のテーマが改めて顕在化することです。すなわち、さらに延びる余生を「いかに生きるか」今後のNPO活動において、この辺りも念頭に活動を続けていきたいと思います。