いばらきいきものねっと活動あれこれ

茨城の田舎で小さな命にやさしいまちづくりを目指す
おばちゃん軍団のどやどやな日々

s台2カ所でTNR

2017年08月17日 | TNR

 

今月あたま、市役所からの相談で

ふたつの現場へ走ったよ

 

捕獲器もって

 

最初の現場はビュンビュン車が通る道のすぐ横

バス停にあらわれる人なつこい猫について

 

ずっとバスの乗降客に甘えんぼして

誰かからごはんもらってたみたい

バス停よこの植え込みには放置された紙皿が散乱してた

 

市役所へはこの子について複数の住民から

「なんとかならないか」と相談がはいっていたようだった

偶然同じころ

バスを利用する女性からおばちゃんHにも相談が..

 

この女性、この子を家に入れてあげたいという

雨にうたれながら誰を待ってる?という姿を見てから

ずっと胸がチクチク痛んでたそう

もう「あいのすけ」という名前までつけてた

このバス停でいろんなひとにそれぞれ違った名で呼ばれてたんだろな

 

ねこケージ、用意した方がいいかも

この人すぐにホームセンターへ飛んで行ったよ

 

スポン!と、すぐに捕まってくれたあいのすけ

 

暴れたりせず、

捕獲器の奥のウマウマをゆっくり食べてる

 

もっと食べたそう..

 

とりあえず健康チェックと去勢

ウィルス検査とワクチン接種と駆虫も

 

おめめがちょっと赤いけど

手術のときうってもらうコンべニアで良くなるかな

だめならお薬だしてもらおぅ

 

検査の結果、エイズも白血病もどっちにも感染してた

相談者さん、「それでもいい」と。

 

だよね、雨が降ろうが猛暑だろうが

いっつもバス停にいたらしい「あいのすけ」

だんだん弱っていくか、事故に遭うか、

いつか突然姿を消すか、

こういう子たちって...

 

見続けるのつらいなぁと思ってる人結構いると思うんだ

でも、うちへ来るかい? ..て言ってくれるひとはそういない

 

良かったな、あいのすけ

 

準備されてた新品の3段ケージで

ゆっくり新生活になれていこうな..

 

 

もう一カ所もS台

こっちはまちなかからはずれた静かな環境

そして相談者さんち、畑もあって敷地広~い

 

天然素材のつめとぎ

 

遠くから視線がささる..

 

ここは、母猫にごはんあげてたら4頭の子供が生まれて

..というよくある話

春に生まれた仔猫たちは立派に育っとった

 

病院の都合でまずは2頭(母ちゃんと子1)TNR実施

あと2頭は来週いくから待っててね

 

当然いるはずの父ちゃん猫は?

「もうずっと姿を見てないんだ」←相談者さん

...心配。 

ここは、隣近所も離れているし

雨風しのげる寝床も毎日のごはんも十分に用意されてる。

父ちゃん猫、もどっておいで、生きているなら..。

 

 

 

TNRから帰る道中は

色んな考えが交錯して

気持ちがゆらゆらザワザワしてることが多い..

そんなおばちゃんの携帯がまた鳴ったりして..

 

「なにっ?子猫ぉ?」←太陽にほえろのボス風に

 

...つ・づ・く