チェルノブイリ子ども基金・事務局だより

チェルノブイリ子ども基金スタッフが綴る事務局の日々。

ニュースレターの発送作業 ボランティア募集10/15(土)

2016-09-30 10:04:31 | Weblog
子ども基金では年に3回(2月・6月・10月)
活動報告のニュースレターを発行しています。
前号とそれ以前のニュースレターはこちらからご覧いただけます。


10/15(土)は、ニュースレターの発送作業を行います。
封入、糊付け作業などをお手伝いいただけるボランティアを募集中です。

毎回、12~15名くらいご参加いただいています。
年齢、職業もさまざまな方々が、
手を動かしながらおしゃべりも楽しんでいます。

発送作業の場所と日時は・・・
東京ボランティア・市民活動センター
(JR総武線・飯田橋駅に隣接する 「セントラルプラザ」 の10階)の会議室Bにて、
午後1時から4時ごろまでの予定です。

ご都合のよい時間だけでもとても助かります。
ボランティアに参加ご希望の方は、
事前に事務局までご連絡ください。
Tel 03-6767-8808 (月~金:午前10時~午後5時まで)
E-mail cherno1986@jcom.zaq.ne.jp

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広河隆一さんの連載記事 朝日新聞夕刊「人生の贈りもの わたしの半生」 

2016-09-21 12:34:33 | Weblog
朝日新聞夕刊「人生の贈りもの わたしの半生」に、
フォトジャーナリストで
チェルノブイリ子ども基金の設立者である広河隆一さんの連載記事が
昨日(9/20)から始まりました。



この中で、今年7月にもウクライナとベラルーシに取材に行き、
子どもの頃に甲状腺がんの手術を受け、
現在は母親となっている女性たちにインタビューをしたことが書いてあります。

かつてチェルノブイリ子ども基金の招待で保養をした女性たちは
こう言っています。
「保養が一番気持ちを助けてくれた」
「あなたがたは一番必要な時に、一番必要な機会を与えてくれた」

DAYS JAPAN 9月号「小児甲状腺がんを追う②母になった被災者たちの証言」
その詳しい記事が掲載されています。

「2017年チェルノブイリ救援カレンダー」は、
そのときに撮影された母子の写真などで構成されています。




このカレンダーの詳細、お申し込みはこちらをご覧ください。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「原発と放射線をとことん考える!いのちとくらしを守る15の授業レシピ」合同出版

2016-09-17 17:41:19 | Weblog
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

『原発と放射線をとことん考える!いのちとくらしを守る15の授業レシピ』
家庭科放射線授業づくり研究会編(合同出版) 2016年8月15日発行


小・中・高等学校の家庭科教員と大学の家庭科教育関係者16名が、震災後の約5年間、
試行錯誤をしながら実践してきた授業を、誰でもできるようわかりやすく「レシピ」として紹介しています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

この本の中に、
チェルノブイリ子ども基金編『生きていたい!チェルノブイリの子どもたちの叫び』の中の
「小さな過ちが大きな悲劇を生んだ」という詩が掲載されています。



また、チェルノブイリ子ども基金が作成した表も掲載されています(表①)。


ここに掲載されているのは、
子ども基金が長年支援をしているベラルーシの慈善団体の会員たちの
病気の内訳です。

この団体から、「9/4に15歳の男の子が亡くなった」という連絡が入りました。
この男の子は、今から9年前に神経芽細胞腫と診断され、
その後ずっと治療は続いていました。
2010年と2012年には転移があったそうです。
そして今回は脳に転移があり、助けることはできなかったと・・・。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017 年チェルノブイリ31周年救援カレンダー 完成しました!

2016-09-15 18:11:24 | Weblog
2017年チェルノブイリ31周年救援カレンダー
“チェルノブイリの子どもたち“
撮影:広河隆一


完成しました!





定価1100円 送料別(6部まで200円)(10部以上:1部1000円/送料無料)
カラー、サイズ:縦42cm×30 cm  見開きA3サイズ
デザイン:川島進デザイン室


お支払い方法、お申し込み先はこちらをご覧ください。




  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017 年チェルノブイリ31周年救援カレンダー(撮影:広河隆一)

2016-09-13 15:27:59 | Weblog
2017年チェルノブイリ31周年救援カレンダー
“チェルノブイリの子どもたち“
撮影:広河隆一

間もなく完成します!



チェルノブイリ子ども基金は、チェルノブイリ原発事故後、
甲状腺がんの手術を受けた子どもたちの医薬品の援助や、
現地サナトリウムでの保養プロジェクトを行ってきました。

当時子どもだった世代は、母親、父親となり
自分たちの子どもの成長を見守っています。
カレンダー各月の写真は、
かつて甲状腺がんの手術を受け、
現在は母親となった人たちとその子どもたちです。

子ども基金の2012年4月イベントで来日講演をした
オリガさんと子どもの写真も掲載されています。

オリガ(1983年生まれ)は6歳で甲状腺の手術を受けた。
2012年4月、子ども基金の招待で来日、自らの経験を語った。
2013年8月長男ニコライを出産。2015年12月には次男を出産。
ベラルーシ・ゴメリ市 2016年7月撮影



残念ながら子どもを残して命を落とした人もいます。

インナ・P(1985年生まれ)は7歳の時甲状腺がんが発見され手術を受けた。
がんはリンパ節と器官に転移しており、甲状腺を切除し、気管を切開してチューブを入れた。
歌の大好きだったインナは3年間チューブを入れられ、歌うことができなくなった。
2006年に結婚。2009年に出産したが、その5か月後、24歳で亡くなった。
ウクライナ・チェルカッシー州ビシャン村 1997年撮影


1996年7月と1997年7月、
インナは、子ども基金がベラルーシ「希望」で開催した「甲状腺手術後の子どものための特別保養」に参加しました。
また、1997年4月、子ども基金が行った「甲状腺がんの子どもの救援キャンペーン」のメンバーの一員として来日しました。
2012年チェルノブイリ救援カレンダーの表紙もインナでした。

娘を残して逝ってしまったインナ。
あなたのことを決して忘れません。
心よりご冥福をお祈りします。


カレンダー各月の小窓には、
ベラルーシの子ども健康回復センター「希望」で保養をした子どもたちの写真が掲載されています。
(撮影は子ども基金スタッフ)

         


カレンダーは9/15に完成の予定です。
予約受付を開始しました。

詳しくは子ども基金のHPをご覧ください。


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

えこだ沖縄映画祭2016 「わたしの沖縄 あなたの沖縄」9/24~10/2

2016-09-12 12:09:13 | Weblog
毎年3月に「3.11江古田映画祭 福島を忘れない」を開催しているギャラリー古藤さんで、
9/24から「えこだ沖縄映画祭」が開催されます。

お問合せ、お申し込みは下記主催者へお願いします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

えこだ沖縄映画祭2016 「わたしの沖縄 あなたの沖縄」
9月24日(土)~10月2日(日)


9月24日(土)
会場:武蔵大学江古田キャンパス

9月25日(日)~10月2日(日)
会場:ギャラリー古藤
上映作品
「ザ・思いやり」「うりずんの雨」
「誰も知らない基地のこと」
「イザイホウ」「ふじ学徒隊」
「人魚に会える日」「オキナワの軌跡」
「沖縄」「沖縄列島」
「教えられなかった戦争―沖縄編 阿波根昌鴻・伊江島のたたかい」

詳しくはこちら

参加費
入場料 大人:予約1,000円、当日1,200円
大学生・高校生・ハンデのある方:800円
中学生以下無料
3枚綴りチケット;2,700円

問合せ先: ギャラリー古藤 
03-3948-5328
fwge7555@mb.infoweb.ne.jp

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベラルーシ自由劇場の闘い~“欧州最後の独裁国家”の中で~ 今晩深夜BS1

2016-09-07 16:03:41 | Weblog
BS世界のドキュメンタリー
ベラルーシ自由劇場の闘い~“欧州最後の独裁国家”の中で~ (NHK BS1)


子ども基金のボランティアの方からの情報です。

今晩深夜(9/8 0:00から)、
NHKのBS1でベラルーシについてのドキュメンタリーが放映されるようです。
ウクライナについては、時々番組がありますが、
ベラルーシについてはチェルノブイリ関連以外に滅多にありませんので、
ご関心のある方はご覧ください。


詳しくはこちら



  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チェルノブイリ子ども基金 ホームページ移転のお知らせ

2016-09-02 11:33:50 | Weblog
いつもあたたかいご支援まことにありがとうございます。

このたびホームページを下記のとおり移転いたしました。
お手数ですがブックマーク等のご変更をお願いいたします。

【旧アドレス】
http://homepage2.nifty.com/chernobyl_children/


【新アドレス】
http://ccfj.la.coocan.jp/

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チェルノブイリ関連のニュース~8/12ベラルーシ、ロシアに対してベラルーシ原発の落下した原子炉容器の交換を要求

2016-09-01 14:53:09 | Weblog
8月12日にベラルーシ原発のニュースについて
子ども基金のボランティア 平野さんから以下の情報をいただきました。

~~~~~~~~~~~~~~~
ベラルーシで建設中の原発で、建設工事中に原子炉容器本体を
落下させるという事故が7月に発生し、結局取り換えることが
決まったというニュースが出ています。
原発の心臓部を取り換えるということなので、予算や建設期間が大幅に狂いそうです。
(狂わなかったら恐ろしいですが。「交換」なので、作り直すのでなくて、
他から別のを持ってくる可能性もなくはないです…)

*********************
2016年8月12日
ベラルーシ、ロシアに対してベラルーシ原発の落下した原子炉容器の交換を要求
NEWSru.com(ロシア)

ベラルーシ・エネルギー省は、ベラルーシ原発1号炉の
原子炉容器を交換する決定を下したことをロシア側に対して通知した。
この原子炉容器は、原子炉建屋での設置工事中に落下した。
この落下に関して、工事を請け負うロシア側事業体の「Atomstrojeksport(原子力建設輸出)」は、
落下によって容器はいかなる損傷も受けていないと説明している。
BBCロシア語放送によれば、交換にかかる費用をどこが負担するのかについては、
現在のところ決まっていない。

この謎に包まれた事故は、7月半ばに起きた。
当初、この出来事については、原発建設の反対派のネット情報の中で伝えられていた。
その情報によると、重さ334トンの原子炉容器が、設置のために移動させられている途中、
2-4メートルの高さから地上に落下したという。
はじめAtomstrojeksportでは、この情報について噂に過ぎないとしていたが、
建設発注者のベラルーシ・エネルギー省が確認した。
発注者側は、総事業請負者に対して詳しい説明を求めている。
またベラルーシ原発の建設地から首都ビリニュスが50km圏に位置する
リトアニア政府も、同様に説明を求めている。

緊急事態と思われる事象が発生してから3週間、原発の建設現場は、
ジャーナリストや社会活動家、その他の関心を持つ人々に対して非公開とされ、
そのことが噂や憶測を増大させた。

8月1日になってRosatom(ロシア国営原子力企業)は、7月10日の夜にベラルーシ原発の建設で
移動中の原子炉容器が「地面と接触した」ことを認めた。
同時にロシア側は、容器に損傷は生じなかったと言明した。
ベラルーシのルカシェンコ大統領はこの間、ロシア側の状況説明に対して理解を示しながらも、
最終的には、「いかなる極小さな損傷やすり傷であったとしても、それがあるならば、
我々はこの容器を拒否せねばならない」と述べた。
この後、原子炉容器の交換を要するとの決定が下された。
BBCの報道では、そのための費用をどこが負担して行うのか、今後の検討課題であると指摘されている。
ロシアの工事請負事業者側は、この交換によりベラルーシ原発の
操業開始予定時期がずれ込むことになると警告している。

ベラルーシ原発はベラルーシ北西部グロドノ(フロドナ)州
オストロヴェツ(アストロヴェツ)市近郊で建設が進められている。
同原発は2基のVVER-1200型原子炉を装備し、総出力2400MWtとなる予定。
http://www.newsru.com/world/12aug2016/korpus.html

参考
ベラルーシ国営テレビニュース(動画付)
http://www.tvr.by/news/ekonomika/belarus_prinyala_reshenie_zamenit_korpus_reaktora_energobloka_atomnoy_elektrostantsii/
ベラルーシ原発1号炉原子炉容器のロシアからベラルーシへの
移送について伝えるロシア国営テレビのニュース
https://www.youtube.com/watch?v=A9Aq2gKTwfM
VVER-1200の原子炉容器製造についてのロシア原子力企業のPRビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=aiOzQr67PBw
**********************

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする