チェルノブイリ子ども基金・事務局だより

チェルノブイリ子ども基金スタッフが綴る事務局の日々。

11/21報告会「2015年夏 子どもたちの保養・チェルノブイリと福島」終了しました

2015-11-27 12:11:22 | Weblog
先週11/21(土)に開催した
「報告会 2015年夏 子どもたちの保養・チェルノブイリと福島」には、
多くの方のご参加をいただきました。

報告会へご参加のみなさま、
また当日ボランティアとしてお手伝いいただいたみなさま、
ほんとうにありがとうございました。

多くの方がアンケートに感想を書いてくださいました。
いくつかご紹介します。

◆ずっと関心を持ち続けているテーマですので、
詳しい報告が聞けてよかったです。
保養の大切さ、放射線教育の大切さをあらためて思います。
できる限り支援を続けていただきたいです。
(40代・女性)

◆ベラルーシ、ナデジダの報告をとても興味深く拝見しました。
現在でも病気の子どもが多いこと、
病気が心理に及ぼす影響を再認識しました。
(30代・男性)

◆沖縄の保養に参加した女の子が、海に入って泣いてしまった
(放射能があると思って・・・)、
というエピソードがすごく印象的であり、ショッキングでした。
福島の親子たち、人々は今でもそういった恐怖、
不安とたたかっているのだと改めて感じ、
絶対に忘れてはならないと強く感じました。
そのために東京からでも、日本全国で風化させてはならないし、
声を上げ続けるべきだと思います。
子どもたちを守るのは大人。
若くても年をとっていても、しっかり現実に向き合っていくべきだと、
このお話を聞いて痛感しました。
(20代・女性)

◆誠実なとりくみが手に取るようにわかる報告で、
よくわかりました。ありがとうございました。
事故の影響を少なくしようとした政府には腹立たしい限りですが、
それを許してしまった社会の一員として責任を感じています。
(50代・女性)

◆すべての報告がとても参考になりました。
周りの人に伝えたいと思います。
福島の被曝の影響はこれから様々な形で出てくると思い、
学校での放射線教育はこれからが本格的に重要になってくると思いました。
政府や原子力村の、何でも隠そうとする体質に、
だまされない知識や見識をもっていかないとだめだと思いました。
安全、安心に生きる権利をしっかり守って、
反原発の闘いをすることが大切と思いました。
(60代・男性)

◆初めてこのような報告会に参加しました。
福島の原発事故によって住む場所を失った、
作業員の方が亡くなった、
と知るたびに、とても胸が苦しくなっていました。
何か自分にできることはないかと思い、今回参加しましたので、
必ず球美の里のボランティアに参加したいと思います。
子どもたちの将来が少しでも明るく楽しくなるように
私自身も行動しつつ、支援したいと思っています。
(30代・女性)

◆報告会に出席させていただき、深く思い直しています。
もっと周囲の人たちに知らせて、誰もがいつまでも忘れずにいるよう、
できる限り応援しなくてはならないと思います。
皆本当のことを知らされていませんから、
私たちが知らせなければなりません。
(80代・女性)

◆チェルノブイリの現在の放射能のことについて、
どういう取り組みがなされているのか、
知ることができてよかった。
正しい情報はなにであるのか、周りに流されず、
自分自身が判断できるよう、自分の頭で考え続けたい。
今回、こうしたお話を伺うことができてよかったです。
ありがとうございました。
(10代・女性)

◆大学の先輩、後輩を誘って3人で来ました。
原発反対の活動に誘っても、友達はなかなか来てくれませんが、
子ども、健康、保養などがテーマですと、
来てくれやすいようです。
実際に、球美の里のボランティアに行ったり、
白石草さんからの保養のお話を聞いたりして、
保養の効果を学んでいます。
今日、佐々木さんの話を聞いて、
心が解放され不安がなくなり自由になることで、
新しく何かできることになると聞いて、
保養の効果を改めて知りました。
日本も普段の生活(学校ごと)での保養が進むとよいと思います。
(20代・女性)

◆時間が経つにつれて、日本の社会全体が
原発事故について忘れてしまっているように感じる。
今回、子どもの保養というものがいかに大事かが
とてもよくわかった。
少ないけれど支援していてよかったと思った。
(60代・女性)

◆汚染地の子どもたちの保養、できれば疎開(避難)が必要だと思っています。
本来なら国がやるべきことをやってくださっていて、
ありがとうございます。
今日、放射線教育についてのお話が聞けて大変よかったです。
これからの日本に住むには、
放射線について学ぶことが大事で必要だと思います。
そのような教育が早く行われるよう希望しています。
(40代・女性)


この報告会の開催には
パルシステム東京さんより多大なご協力をいただきました。
準備段階から、宣伝・参加者募集、そして当日まで、
きめ細やかにご対応いただき
ほんとうにありがとうございました。

今年の夏、ベラルーシの保養施設で行った
「腫瘍病・血液病の子どもたちのための保養」
の費用の一部は
パルシステム東京さんの「平和カンパ」募金が使われました。
募金をしてくださった組合員のみなさまに
心よりお礼を申し上げます。






展示、販売の様子。
2016年救援カレンダーや、リネンクロスなどを販売しました。




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『日本と原発 4年後』追加上映 11/20まで (ユーロスペース)

2015-11-13 10:18:37 | Weblog
映画のご案内です。

『日本と原発 4年後』
11/20までユーロスペースで上映中です。

上映時間:11:30~13:48 ※1日1回上映
整理券は当日朝11:00より劇場窓口にて配布。

詳しくは公式HPをご覧ください。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
知っていますか?原発のすべて 大好評につきアンコール上映!

原子力発電の仕組み・歴史・福島の事故から現在に至るまで、
それを支える日本の社会構造とは。
弁護士・河合弘之自らが、刻々と変化する原発問題をリアルタイムで伝えるべく、
「原発」を否定する人/推し進める人 双方に突撃取材を敢行!
それぞれの現場のリアルな声をあますところなく引き出す。

ピラミッドのように積み上がりながら、
ふる里を侵蝕し続ける放射性廃棄物。
毎時5.0マイクロシーベルト!
放射線量標識が立ち並ぶ常磐自動車道。低線量被曝とは?
母親たちの苦悩に答えはあるのか?
日本にも起こりうるテロ・戦争行為で原発は、
自国に向けられた核兵器と化す。
高浜原発を止めた司法の判断!そして再稼働は?
東電元役員に下された強制起訴までの道のりとは?

全国の原発差し止め訴訟の先頭に立つ弁護士が描く原発差し止め訴訟の最前線。
2014年に発表された映画『日本と原発 私たちは原発で幸せですか?』から1年。
刻々と変化する問題を新たに伝えるために、
映画「日本と原発」は、その瞬間を記録して続けてゆく。

監督:河合弘之 
2015年/日本/カラー/ステレオ/ビスタ/138分/配給:Kプロジェクト












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吉祥寺チャリティライブ「フクシマを思う」第16回 11/14(土)

2015-11-09 09:35:17 | Weblog
チャリティライブのお知らせです。
お問い合わせ、お申し込みは下記主催者へお願いします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

吉祥寺チャリティライブ「フクシマを思う」第16回

【日 時】2015年11月14日(土)13:30開演/13:00開場
【出 演】講演:桜井勝延(南相馬市長)
      演奏:山下洋輔(ジャズピアニスト)
     朗読:金子あい(俳優)
【場 所】武蔵野公会堂パープルホール
     東京都武蔵野市吉祥寺南町1-6-22
    (JR中央線吉祥寺駅公園口口下車 徒歩2分)
【入場料】大人2000円/大学生500円/高校生以下無料
    ※要予約(定員350名)全席自由自由
    ※当日券は必ずお問い合わせ下さい。
【主 催】フクシマを思う実行委員会  
【問合せ】090-2474-7911(鎌内)  
【ご予約】メール fkomou@gmail.com/Fax.0422-55-7351
    (お名前、ご連絡先、お申込人数を明記して下さい)

チラシ、詳細などはこちら


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チェルノブイリ30周年救援カレンダー 記事掲載 

2015-11-05 10:27:13 | Weblog
チェルノブイリ30周年救援カレンダーの記事が掲載されました。


岐阜新聞(10/29)


タウンわたらせ(10/24)


東京新聞(11/5)



先日、ノーベル文学賞を受賞した「チェルノブイリの祈り」をお読みになった方からも、
カレンダーのご注文をいただきました。

「チェリノブイリの祈りを読んで胸が一杯になりました。
皆さまが少しでも幸せになられる亊をお祈りします。」
(広島県 Yさん)


このカレンダーの収益は、チェルノブイリと福島の原発事故による
被災児童のための救援金にあてられます。


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『2016年チェルノブイリ救援カレンダー』への感想

2015-11-04 12:34:26 | Weblog

2016年チェルノブイリ30周年救援カレンダー ~母から子へつなぐ 命・希望
好評発売中です

このカレンダーをご覧になった方からの感想をご紹介します。


チェルノブイリと福島の子どもたちに心の平安を、健康な身体をねがっています。
(神奈川県 Tさん)

ナターシャの幸せそうな微笑には希望が感じられます。
福島の子どもたちも、将来同じような笑顔を持てることを願います。
(愛知県 Sさん)

いつもすばらしいカレンダーをありがとうございます。
写真だけでなく、毎月記された文章もいいですね。
(山梨県 Kさん)

30年、早いですね。その年に生まれた長女も既に結婚しました。
粉ミルクの汚染に戦慄したことを思い出します。
チェルノブイリもフクシマも、忘れないために、職場の壁に毎年貼り続けています。
(神奈川県 Hさん)

今年ももう、カレンダーの時期になってしまったのかと少々気持ちが焦りつつも、
美しいナターシャや心なごむお子さんたちのお顔に一人癒されております。
(東京都 Yさん)

福島の事故の解明もできていないのに再稼働に走る電力業界や政府に碇を覚えます。
チェルノブイリの子ども達に明るい未来を届けたいのに… 
世の中を根本的に変えないといけないですね。
皆さんの活動が報われるよう、祈ります。
(神奈川県 Sさん)

毎年カレンダーの販売にご協力いただいている
ロシア雑貨店パルクさんは
以下のようにご紹介してくださっています。

「店主がロシア語専門学校の学生だった時に
日本でもチェルノブイリ原発事故への関心が高く
現地の子どもたちを日本に呼び寄せ
放射能のない夏休みを過ごしてもらうという活動があり
ボランティア通訳として参加したことがあります。

チェルノブイリ子ども基金は
フォトジャーナリスト広河隆一氏が1991年に発足して以来、
基本的には寄付金とこのカレンダー売上げの収益のみで運営し、
約25年にわたり健康被害を受けた子供たちや
事故から30年経ち母になったベラルーシとウクライナの人たちを
援助し続けています。
長年に渡り現地の子どもたちに心を寄せる
スタッフの方々や募金や里親制度に参加している方々には
本当に心打たれる思いです。

2016年のカレンダーは美しい花嫁さんや
たくさんの子どもたちの笑顔に癒される
12カ月となっております!」

     



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事務局 11/2(月)お休みします

2015-11-01 22:52:00 | Weblog
    
みなさまにお知らせです。
11/2(月)は事務局をお休みにします。

御用の方はメールかFAXでお知らせ下さい。
お電話の場合は11/4(水)以降にお願いします。


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