来週月曜日21日は金環日食ですね。
針穴で金環日食を撮ろうとカメラを作りました。
太陽までの距離1億5000万Km、太陽の直径140万Km、
カメラの焦点距離1mとすると、比例計算で太陽の像は9.3mmとなります。
9.3mmは小さめですが、現実的なところで1mのカメラとしました。
4×5シートフィルムホルダー搭載のカメラボディです。フィルムホルダーに印画紙をセットします。
カメラボディに1mの暗箱を付けて先端に直径1.1mmの針穴とシャッターを付けました。
脇にはカメラが太陽を捉えているかを確認するための照準を付けました。
問題はシャッター時間です。皆目見当がつかないので、事前に試し撮りして決めるしかない。さらに日食でシャッター時間はどうなるかもわからないので、当日に変数を組んで撮るしかないでしょうね。
今回はまたとない機会なので針穴仲間や友人たちと観察会をしようとカメラオブスキュラも作りました。こちらも焦点距離は1mです。カメラの脇にのぞき窓をつけてそこから目視観察します。デジカメでの撮影も可能です。
カメラオブスキュラを使ってケータイで撮った太陽です。少し斜め方向から撮ったようで楕円になっていますが、わりとくっきりした像が撮れました。
最大の問題は当日お日様が顔を出してくれるかどうか?
神頼みです。
私は、最初から諦めて、見るだけにします。
会社も有休取りました。(^^ゞ
今日テスト撮影したところ、シャッター時間は1/4秒でも長すぎ!
前途多難です。どうなることやら。
明日も晴天のようなので、明日1日でなんとかしなくちゃ。