ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

DESTINY -鎌倉ものがたりー を観て

2017-12-16 09:01:49 | 映画
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 <12月のご予約について>

11月、12月は新メニューを充実させるためのわたくしの準備期間として
  おやすみをさせていただきます。

  新年度からは大幅にメニュー変更する予定です。
  それに伴い価格設定も値上げを予定しておりますので、

  12月については
    「オーラソーマ セッション」をご希望の方についてのみ、少ないお日にちのなかで
  承っておりましたが、すべて埋まりました。
  ご了承ください。
 

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堺雅人さんと高畑充希ちゃん主演の「DESTINY -鎌倉ものがたり-」を観てきました。
大人のファンタジーっていう物語をただただリラックスして楽しみたい、って思っていたところだったのでその通りで楽しめました~♪
これは、「3丁目の夕日」の西岸良平さんの原作だったんですね。
それも33巻も続いている!
最近の邦画ってほんとに怠慢だと思うわ~
映画のために書き下ろされた脚本って最近全然ないじゃないですか。
たいていがヒットした漫画とか小説ものばかり。
ヒットしたものならヒットが見込めるから、という。
それだけ映画界が苦戦を強いられている証拠でしょうね。
皆さん、もっと邦画を観に行ってあげましょう。
私は最近、めっぽう邦画のほうが観やすくなってきました。
というのは、登場人物の置かれている環境とか年齢とか要するに設定がわかりやすいから。
例えば洋画だとその国の人にとっては一目瞭然のことが、「ふぅん・・・ このくらいのお家ってことはこの国にとっては(あるいはこの時代にとっては)中流なのか下流なのかよくわからない」ってことが往々にしてありますもん。
だからそんな前提条件のようなものを飲みこむのに物語の中盤まで時間がかかっちゃたりして疲れるんですわ~
邦画ならすんなりとすぐに入れるから。



さて、物語は簡単に言うと、「鎌倉」という現実の鎌倉とファンタジーの世界の現実にはない作り話の鎌倉とが入り混じったような土地で起こる、人間と魔界の生物たちとの共存から始まります。
でもそれが突拍子もない設定ではなくて、
「ここは鎌倉だから~ 東京じゃないんだから時間の流れ方も違うし、なんだってあるさ~」
で済まされるようなことなんですね。
堺雅人さん演じる一色正和というミステリー作家と年の離れた新妻 亜希子との新婚生活のお話。
しかし、その生活も亜希子がひょんなことから魔物に肉体を奪われてしまったことからそれを正和が取り返しに行く、というお話です。
さぁ、どうなるのか!?  ・・・は、書きません。
劇場で観てあげてね。



でも、この2人のことばかりではなくて、近所で起こる殺人事件とか、正和についていた編集者一家のお話とか、正和の両親とそのときから仕えていた家政婦とか、貧乏神とかなかなかに脇を固める俳優陣の演技やお話も厚みを増していて良かよか、です。



さて、今日私が書きたいのは、「あの世」についてです。
この映画では一貫して「黄泉の国」と呼ばれておりますがね。
この映画では、亡くなると死神が黄泉の国へお供するために現れます。
そして鎌倉から夜中の2:00に1本だけ「黄泉の国行」の江ノ電が発車するのです。
江ノ電ってところがいいでしょー。
それに乗ると自動的に黄泉の国まで行くことが出来ます。
これはね、もうまるで「ハリーポッター」の世界でしたわ。
ホグワーツに行く時の列車、行くまでの道のりなどもうそっくりあの世界観的に描かれております。
だからね、全く恐くない。
死神も恐い存在ではなくて、ほんとうに親切に黄泉の国まで行くのに初めての旅だから心細かろうと付き添ってくれる人、という感じで全くの紳士。(映画では安藤サクラさん演じる女性でしたけど。っていうか中性という扱いだったのかな)
全く恐くないどころかワクワクする。
早く乗ってみたいな、みたいな。
これまでに言われている「あの世へ行くのには三途の川を渡るのさ」というのは何か物哀しいイメージがつきまといますが、この江ノ電に乗って空中を爆走する電車には乗ってみたい!
ていうか、自分の頭の中のイメージの問題ならそうすりゃいいじゃん、勝手に、ってことですよね。
そして、黄泉の国駅に到着すると先にこの国に来ていた家族や親族など親しい人たちが出迎えに来てくれて懐かしい再会に駅は大賑わい。
よし、私はこっちのイメージをこれから抱くことにしよう。
そうすれば死ぬのも恐くない気がする。



そして何と亡くなった人は「幽霊申請」というものが出せるんです。
これは例えば自分のパートナーを置いて自分だけが先に旅立つのがしのびない。
「あの人、1人じゃ何にも出来ない人なのにこれから大丈夫かしら・・」
なんて言う場合、死神に「幽霊申請」を出してそれが通ると、ある一定期間霊体として現世に居続けることができるんです。
そしてその心配だったパートナーが亡くなる時、一緒にあの世に行くことができる。
これ、いいわ~!
寿命が尽きて死ぬのでない場合、たいていの人が心配するのが死にゆく我が身のことではなくて、残していくことになる家族のこと。
その気がかりが消えるまではたとえ生身の存在ではないにせよ(でも人目からは全く生きている人と変わりなく写っています)一緒にいられるなんて。
突然の事故で亡くなってしまい、なんのお別れも言うことができずにあの世へ、なんて言う場合も使えそうですね。



それから、これは結構スピリチュアルだな、と思ったシーン。
亜希子を追って黄泉の国にまで探しに来た正和。
そこはう~ん、何て言ったらいいのか・・
九竜城みたいなところでした。
岩場の上に昔ながらの日本家屋が何層にも積み重なっているような感じ。
正和が、
「黄泉の国ってこういうところだったのかぁ・・」
とその景色を眺めまわしながら言うと死神が、
「ま、人それぞれイメージしやすい映像で出て来てますからね、あなたの場合はそういう風に見えているんですね。」
って言うんです。




これなぞは巷で語られるスピリチュアル論と全く一致している話ですね。
すなわち、「現実とはその人が創りあげている妄想だ」ってこと。
「その人が見えている世界がその人にとっては現実なのだ」ってこと。
荘子の世界ですね。
もっと極端に言えば、今、この生きている世界ででも私とあなたとでは同じ景色を見ていても同じようには見えていないのかもしれない。
それぞれが、それぞれにとって“都合のよい”ように見えているだけなのかもしれない。
まぁ実際私自身、それが真実じゃないだろうか、と思っています。
だからこの原作者の西岸さんはほのぼのとした世界観を描きつづけている漫画家さんだけれども、意外にスピリチュアルな人なのかなぁと思いました。



そして映画のラストシーンにパーンと入ってくる宇多田ヒカルの新曲「あなた」。
「あなたがいない世界じゃ
 どんな願いもかなわないから
 燃え盛る業火の谷間が待っていようと
 守りたいのはあなた

 あなた以外なんにもいらない
 大概の問題はとるに足らない
 多くは望まない 神さま、お願い
 代わり映えしない明日をください」
この歌詞がめっちゃ沁みました・・・。



このようにファンタジーなんだけれども、非常に論理にはかなっていて、鑑賞に堪えうる作品だったのでした。
最後におまけの一言。
亜希子が黄泉の国に連れて行かれたのは天頭鬼という魔界の生き物にたいそう惚れこまれてしまい「わしと結婚しろ~」ということからでした。
でも亜希子はどうしても正和のことが忘れられず首を縦に振らない。
彼らは平安時代から何度も何度も出会ってそのたびに結婚してきた相手だということもわかる。
映画を見終わったあと、私がダーリンに、
「正和と亜希子が運命の2人なんだとしたら、あの天頭鬼にもちゃんと運命の人がいるのにそれに気付かずに天頭鬼は亜希子を自分の運命の人だと勘違いして追い回しているってこと?」
と言うと、ダーリンは
「いや、単に世の中には結婚しちゃいけないヤツっていうのがいるんじゃないのか。」
と言いました。
なるほどね・・・。








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