ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

寺がたちゆかなくなる理由

2017-09-14 09:01:04 | 身辺雑事
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エッセンシャルズプレゼンターコース by Pちゃん
           In 京都
          with 奈良裕之さんによる奉納ライヴ

Pちゃんの大好きな「色を感じること」
エッセンシャルズプレゼンターコースの開催が決定しました

Pちゃんは、このコースに深い思い入れがあって京都での開催を大変喜んでいます。オーラソーマを学んだことのない方も受講できます。本来のコースが6日間に対してエッセンシャルズプレゼンターコースは3日間でOK、しかも今回は、土日を含みます。

今回私はこのコースには参加しませんが、Pちゃんのエッセンシャルコースなら参加したい、という気持ちはありました。
オーラソーマに興味はあるけれどいきなりレベル1のコースを受けるのはちょっと敷居が高いと常々思っていらっしゃった方、私がPちゃん祭りの記事をそのつどUPするので一度Pちゃんに会ってみたい、と思っていらした方、ただおいしいランチが食べたいな~と思った方、動機はどんな不純なものでもかまいません!
どうぞ、お問い合わせくださいね。


【開催日】
9/30(土曜日)10/1(日曜日)10/2(月曜日)
30日と1日は伏見区のRubbyさんのサロンにて、2日は京都住蓮山安楽寺さんにて学びます、
       
【コース代金】
コース代金【73690円】には、30日、1日のモーニング、ランチ、おやつ、ティータイム 2日の京都住蓮山安楽寺への京都駅から京都住蓮山安楽寺への交通費(往復の地下鉄切符、往路のタクシー代) 拝観料、安楽寺さんでのランチ、テキスト、マイク・ブース氏のCD、Pちゃんセレクトの「いのちのしま」リスペクトミックスCDプレゼントを含みます。

【受講資格】
どなたでも受講可能

【得られる資格】
受講後2年間費3200 円でエッセンシャルズプレゼンターとして登録できます。
登録後・オーラソーマのシンプルで深みのあるエッセンシャルズ・コンサルテーションを提供できるようになります。

※このコースはオーラソーマのプラクティショナー、カラーケアコンサルタント、ティ―チャ―の更新の対象にはなりません。ご注意くださいませ。

※コース終了後、18時より安楽寺さんのダイニングにて、ヴィーガン料理のカリスマ・ままやさんの出張ディナーで、安楽寺さん、奈良裕之さん、Pちゃんとの懇親会を開催します、こちらはオプションですので、ご希望の方は別途申込みが必要です。(3500円)

※9月30日、10月1日の夜もぴーちゃんとの夕食会を開催します、例年大評判の松茸料理のディナーです、エッセンシャルコースには参加できないけれど、ぴーちゃんに会いたいって方は大歓迎です(3500円)
ご予約*お問合せは
 chakra@aura-soma.name まで何でもご遠慮なくどうぞ。



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 <エリックスエッセンス>

   女神シリーズ 6番目のエリクシール  アリーナ 誕生!

       


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    お問い合わせ・購入は
      chakra@aura-soma.name までお気軽にどうぞ。

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申し訳ありませんが、9月いっぱいは予定を確約できないため、
          ご予約はおやすみさせていただきます。
          また、承ることができるようになりましたら、こちらでご案内させていただきます。

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うちは父がお寺の出自なため、当然お通夜、お葬式でのお経はその実家であるお寺に頼みました。
そういえば、父は生前にこんな希望も述べていたのです。
「葬式で坊主の数が少ないのは寂しい。4、5人はいてほしい。」
と。
お寺を継ぐのがイヤで飛びだした割には、そこどーでもいいんでなくてえらい言うじゃないの、と思いました。
こういうとこ、B型の父の考えていたことはよくわかんない。
普通、1人か2人ですよね・・
5人はいくらなんでも多すぎでは、と思ったのですが、母はくそまじめに「父の希望だったんだから」とお寺さんに
「あの、何人来てもらえます? 本人、4、5人くらい来てもらうのが希望だったものですから」
と訴えていました。
父の実家のお寺は父の弟さんが住職になっているのですが、その叔父さんのお子さんは全員が女の子で跡取りはいません。
で、お坊さんの数も当然その住職1人ということになります。
弟さんはさらに親戚のお寺にも声をかけてくださったようです。
けれどまたそちらの親戚のお寺も90歳を超えたご高齢の住職だからということで
「話はわかったが、身体が心配だからいけるかどうかわからない。」
と言われたそうです。
葬儀会館からはやきもきした様子で、何度も、
「あの、そちらで御手配されるのは構わないのですが、何人いらっしゃるので?」
と尋ねられましたが、
「当日になってみないとわかりません。」
と答えるしかないばかりでした。



どうやら父の希望の「4、5人」にはなりそうもないからということで、母は葬儀会館から手配してくれるお坊さんも頼もうとしたようですが、親戚の叔父に
「そのブッキングはお互いに気が悪いだろう。」
ということで止めさせられました。
一緒にお経をあげたことのない、どこのお寺のお坊さんともわからない人といきなり一緒に仕事をすることになるのはそんなに気が悪いものですか?
オーケストラの人員を当日突然入れ替えるようなものなんでしょうか?
それもよくわかりませんので、結局私たちよりお寺事情に詳しい叔父の言いなりになってしまいました。



しかし、フタを開けてみれば弟さんのほかに3人親類のお寺から来て下さり、父の希望どおり「4人」のお坊さんでお経をあげてもらうことができました。
やれやれ。
葬儀が無事終わり、母がお寺さんに
「あの、葬式代っておいくらお支払いすればいいんでしょう?」
と聞きました。
すると住職は、素っ頓狂な声をあげ、
「葬式代!? 葬式代ってなんじゃ!?」
とおっしゃいます。
母のモノの知らなさにも困ったものですが、今回の通夜とお葬式でお経をあげてもらった「お布施」のことだということくらいお寺さんにもわかるでしょーが。
そこまで知らぬふりをすることもないでしょーが。
そして挙句の果てには、
「お布施っちゅーもんはこっちからいくらくれ、って言えるものではないの! そちらが決めることですから。」
と言われてしまいました。
このように昔ながらのお寺さんは、なぁ~んにも料金表があるって世界ではないの、それはすべて阿吽の呼吸で檀家とお寺の関係でなされるものなの、っていうところ、いまだに多いですよね。
でもこれがお寺が廃れていく理由だと思います。
もっと明朗会計にすればいいのに。
だってこちらとすれば、それが2,3万の話なのか20,30万の話なのか、その単位すらさっぱりわからないんですよ。
で、やはり叔父さんを頼ることになりました。
で、叔父さんは「大体これが世間の相場」というものを教えてくれましたが、それが父の弟が住職である寺へとその親類のお寺へとのお布施が同じ額だったので、母はまた私にそっと
「ねぇ、ほんとにこれでいいと思う?」
と聞いてきました。
「だって、かたや1人、かたや3人も来てくれたんだよ。」
ということで。
「う~ん、私にもわからないけれど、1人は陣頭指揮をとった住職だし、あとの3人はそこから声をかけられてやってきたサブの人たちだから同じでいいんじゃないの。」
と言いました。
で、結局同じ金額を支払いました。
葬儀会館に頼めば全部パックになっていますから、かえって安かったと思います。
でもうちの場合、どうしても父の弟さんに亡くなったことを知らせないというわけにはいきませんし、知らせたらお経もお願いします、ということにしないとヘンだし、ということでお金がかかりました。



そして次に今後の法要についてです。
母が、お寺さんに
「初七日は葬式が終わったあとに一緒に済ませてしまうとして、あとは四十九日をやればいいんですかね?」
と尋ねました。
私もそうでしたが、「初七日」と「四十九日」という言葉しか知りませんでした。
すると、お寺さんいわく、
「初七日、ふた七日(2×7=14日)、み七日(3×7=21日)、よ七日(4×7=21日)、立日(1か月)、ご七日(5×7=35日)、ろく七日(6×7=42日)、なな七日(=四十九日 7×7=49日)がある。で、今はだいたいなな七日をもって忌明けとされるところが多いな。どれをどう執り行うかは遺族しだい」
とこれまた「あんたたちの一存1つなんだよ」と匙を投げられました。
まさか7日ごとに法要があるとは思いませんでした。
そんなにとり行う気は毛頭ない私と母は呆然としてしまいました。
しかし、「四十九日だけのつもりでした」とでも言おうものなら、私たち遺族がいかに父に対する情けがなかったのか、ということの証明みたいな気がして言えませんでした。
横からは叔父さんまでもが、
「うちの元子(亡くなった奥さんのこと)のときには全部やったぞ。」
といかにもお寺の出自なら全部やるのが当然だろう、というように言う。
私と母は追いつめられました。



しかし、よくよく話を聞いてみると、それらの日にはみな、私たち家族が行かなくてもお寺ではお経をあげてくれているのだと言う。
で、いつのときに私たちが行くかだけが問題なだけだったのでした。
昔からのしきたりとして遺族が行くときにはお経をあげてもらったあとに会食の席を設けるのが当たり前なのでそのときだけ連絡して、というだけのことなのでした。
なんだ、そういうことね。
たったこれだけのことにたどり着くのに要領を得ない話し方をする住職で時間がかかったわ。
で、結局母は自分の知り合いや情報通にも話を聞いて、一応父がお寺の出自だ、ということから一般の人なら四十九日しか行わないだろうけど、もう1日行くことにしたようで、それは立日に決定しました。
というのは、三十五日と四十九日にはどちらも「これをもって忌明けとする」という意味があるので、その2つの法要を行うということはどちらで忌明けとするの?というわかりにくいことになってしまうので、ならば一般的にこれをもって忌明けとするという四十九日ともう1つは亡くなって1か月という節目というだけの立日にしよう、ということになったのでした。



そして母はその立日にお寺を訪れるときに、「森家之墓」の永代供養料を払ってこようと思う、と言いました。
それもいくらが相場なのかわからないと言う。
「でも、たぶん30万~50万なんだと思う。あそこのお寺貧乏寺だから50万払って来ようかしら。」
と言う。
そこで私は、
「ちょっと待った。30~50万が適切な額なのかどうか私は知らないけれども、仮にそのあたりが相場だとしても、貧乏寺だから寄付のつもりで50万、というのはおかしいと思うよ。そういうつもりなら、森家之の墓の永代供養料として30万を納め、20万を別に包んで、こちらは1檀家としての寄付です、って言ったほうがわかりやすくない?」
と言いました。
ふぅん、なるほどぉ・・と母は考え込んでいました。



父の葬儀の翌々日、私は高校の同級生の四十九日法要に出ました。
中1日の出走でございます~
連戦の疲れをものともしない、地方競馬の馬のようです~
喪服ももう汗じみてきているっぽい気がするから、早くクリーニングに出したいんですけどぉ。
こんなことが続くのはもうかないませんわ。
同級生は乳がんが全身に転移し、ついに最後には骨にまで転移して亡くなったということです。
そしてなんと、彼女が供養されているお寺というのが、これまた高校の同級生がやっているお寺だったのでした。
ですので行ってみるとまるで同窓会のような様相を呈していました。
いやいや・・ 私は若くして亡くなった同級生を純粋に弔いたいという気持ちできたんですけどねぇ。



ご主人はちょっと事情があって来ていらっしゃらなくて、お子さんたちだけが法要に来ていました。
読経が終わり、住職である同級生が、遺族であるお子さんの長男に向けて、
「では、今日はお母さんの高校の同級生たちがたくさんみえておりまして出席してくださいましたから、君から一言ご挨拶申し上げたら?」
とマイクを渡しました。
へっ? とそんなこと考えてもいませんでしたが~という長男さんの表情。
私は彼女が生前、
「うちの子たち、みんな出来が悪くてさぁ、将来大丈夫なのか、と心配でねぇ。」
と言っていたのを思い出しました。
そうか、自分の母親の法要に集まってくれた人たちに遺族の代表として一言挨拶するという頭は全くなかったか。
でも今どきの子はそんなものかもしれないな、とも思いました。
そうしたらそんなものだと思ってました、という感じで、住職(=同級生)が、懇切丁寧に、
「ここまで来て」、「一礼して」、「こういう内容」のことを言いなさい、と手取り足取り教えました。
なるほどねぇ。
さすがに50代の住職だわ。
住職という職業=お寺とはこういうもの、ってことを1から何も知らない人に対して教える役目がある、とちゃんと踏んでいるわ。
彼を見ていたらまるで司会者兼座の幹事長という感じがしました。
というか、そういう能力ややり方を選択しないとこれからの寺は生き残れないぞ、うちが檀家の親戚の寺のようにただただ昔ながらのやり方を踏襲しているようじゃ、と思いました。



帰るときにはなんだかいろんなお寺グッズの詰め合わせのバッグまでもらってしまいました。
家に帰ってから何が入っているんだろう? と開けてみると、そこには「般若心経ブック」「般若心経 一行カレンダー」「ろうそくセット」「線香の灰をすくう網」「自分のお寺のパンフレット」、そしてなぜか「エコバッグ」まで入っていてなんだかまるで幕張メッセの「お寺メッセ」というものにでも行ってきた入場者になったような気分でした。
そこでそのお寺のパンフレットを見ていると、ちゃんと明朗会計で、
「永代供養料 20万円」
と記してあるではありませんか。
そこはものすご~く立派なお寺で、文久○年から続いているという歴史もすごくて、敷地面積もものすごく広く、檀家も多そうで潤っている感じでした。
そこが20万円。
私は母にそのお寺のパンフレットを見せながら、
「ほら見て。こんな立派なお寺でも永代供養料は20万円だよ。50万円も出すことないって。」
と言いました。
母もビジュアルで見せられるとほぉと決心がついたらしく、
「じゃ、30万円で十分だね。」
と言いました。



だいたい永代供養料なんて、いまどき誰が信じられるっていうの?
「永代」っていつまでよ?
文字通り永久ですか、っていったらそんなわきゃないでしょーよ、と誰もそこまで信じていないし、望んでもいないんじゃないでしょうか。
街の飲食店が3年ももたずにだいたいが店名が変わっており、銀行でさえつぶれるような世の中、せいぜい来年、さ来年のことなら確実にイメージできるけど、という感じじゃないでしょうか。
それなのになんで寺だけが永遠に生き残り、ずっと面倒みてもらえるって信じられる?
実際にうちの寺のようにもう跡取りもいないし、住職も高齢だしとなったらあとは合併吸収(っていう言い方があるのかどうか知りませんが)されてなんとか生き残るしかないでしょうに。



先日、たまたま友人に聞きましたが、最近はほんのちょっぴりのお骨をペンダントにしていつも身に着けるようにできるとか、パワーストーンの、あのエラスティックゴムを通すわずかな穴にやはりお骨をパウダー状にしたものを詰め、いつも身に着けるようにできるものとかもあるそうです。
私にはそれはほんの遊び心のファッショングッズであって、それをしてお墓を立てないとかお寺さんのお世話にはならないというものではないと思いましたが、なんとそういうものに惹かれる方はその代替として考えておられるようです。
ビルの中にコインロッカーのようなお墓の場所をもらう、というのがあるのはさすがに知っていましたが、そしていかにも現代ならあらわれそうなお墓だよなぁ、とは思っていましたが、まさかそんなアクセサリー感覚のものをお墓の代わりにしようというサービスがすでに登場しているとは知りませんでした。
ますますお寺なんて必要なくなりますね。



お寺でもいろんなお寺、いろんな運営の仕方があるようです。
うちの親戚のように昔ながらの檀家との阿吽の呼吸のみに委ねているところはどんどん廃れて行ってしまうでしょうね。
最近、お墓仕舞いをする人も増えていると言います。
そんなものをそう立派にしたり、いつまでもたてまつっておくことに意味を感じない人が増えて来たんじゃないでしょうか。
そのマインドをちゃんと掴んで自ら先頭にたって指揮していくつもりのないお寺はこれからもどんどん潰れますよ。
さしずめ、お経や供養にかかる値段は明朗会計にして、
「☆寺ってなぁに?
 ☆なんのためにあるの?
 ☆どんなことをしてくれるの?
 ☆お坊さんのふだんの生活ってどんなの?」
というようなことをイラストで描いてあるパンフレットでもつくって配らないといまどきの人にはわからないでしょうね。



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