Challenge US Senior Open

US Senior Open 出場を目指して

パターのダフリ

2017-08-11 | Swing Thoughts
シーズンも後半に差し掛かっているのに調子が今一。コンスタントに70台が出せない。


さて、パターを Seemore Giant にしてから2年近くになる。基本的に気に入っているのだが、時々ダフる。パターの厚みを活かすために底でグリーンを撫でる様にストロークしたいので、下目にミスれる余裕がなくインパクトの高さの狂いに敏感である。ダフリを改善するためにいろいろ試していたのだが、左手(厳密にいうと左側全体)で引くと軌道がズレ難い事に、今更気付いた。

方向性に関しては左で引く意識が強いのだが、距離感は右手に頼っているので放って置くと知らず知らずのうちに方向も距離感も右手一本でやっている。右手に頼りだすと左手が邪魔になり、軌道が安定しなくなる。左右は勿論、上下もダメで、結局ダフる事になる。(薄くなってトップも出る)(余談だが、この欠点を悪用し右手一本のパッティングにする事を過去に何回も考えた事がある)

軌道、特に上下を安定さすために考えたのが、パターを右肩から吊っているだけで、左側の引きで方向と距離感を出す事。(右手を吊っている感覚を養うために、右手のひらで左肩前面に置いてのパッティングドリルは有効だと思う)グリップを変えずに、クロスハンドグリップにするイメージ。後藤先生も押すより引く方が真直ぐになるとおっしゃっているので理に適っていると思う。クロスハンドを試した時は全くノーカンだった距離感も、グリップが同じなので違和感無し。ある程度大きめにバックストロークを取る事で、左手で引くというよりインパクトに向けてダウンでのヘッドスピードを調整している感覚になり、距離感の調整がし易い。

もう一点重要なのは、インパクトの姿勢はアドレスと同じ位置である事。フォロースルーでは右肩をアドレス(インパクト)の位置から動かさず、右肩支点で下りてきた右腕を左手が引っ張り、右腕が伸びていくセンセーションを持つこと。(鏡で見ると、インパクト後右肩もついていくのだが、右側の位置のイメージはインパクトで終わり)