歴史上有名な性悪説の思想家、中世イタリアのマキアヴェッリ!
マキアヴェッリ、冷酷無比なリーダーシップ論で有名なのだそうです。
私なりの解釈だと、性善説→人間は愛がすべて!という考えの反対が
性悪説→人間は本来は悪であり、愚かな存在だ。という仮定で考える
「優しく思いやりをもって接すれば、優しさで答えてくれるはず」の逆は、
「人は恨み、妬みなどの感情を持っているのだから、怨念や敵意は消えることはない」と言うことです。
人間の中には善と悪があるということを念頭において、考えた場合。
「人の上に立つ者は、
相手の悪の部分を引き出してしまわないように、
と教えてくれています。
「誠意を尽くせば相手も心を開いてくれる」とか「褒めれば良い」と言うよりも
「相手に、怨念や敵意を持たれると消えないぞ」とか
「脅迫や侮辱をすれば結局は、自分が破滅するぞ」と言う表現の方が
インパクトが強い!
悪を用いて、本当は善が良いに決まっているが、
あえて悪の部分に焦点を当てて例え話をする方が
説得力があり、印象に残るから、リーダーシップを取る人は、
時として、厳しい表現方法を用いる事が効果的!ということです。
『天国へ行くのにもっとも有効な方法は、地獄へ行く道を熟知することである』
「会社を繁栄させるには、すべての倒産に向うシナリオを描いて
予防すれば良い。」と言い変えて活用できるのですね。
私の場合、「店舗で売上を上げる為には、
売上が落ちてしまうすべての原因を書き出し、その逆のシナリオを
常に実行すれば売上を上げて行くことが出来る。」
と言う方法が浮んできます。
言うは易し行うは難し...ですが...
いくら、人の本性は善であると言っても、
人は愚かで現実問題「悪」の言動表現を取ってしまうこともある。
だから時には、悪人になって色々な場面を想定し回避方法を
考えておくことが必要なのですね。
上手く説明できなくてごめんなさい。
飯田史彦さんの「生きがいのマネジメント」参考文献
ではまた次回お楽しみに!