月曜にまったり学校を休んだkyouは、その夜にわたしと口喧嘩しました。
火曜の時間割の、「美術」が気になっていたようでした。
kyouは、幼稚園のころから面白い絵を描く子でしたが、
小学校の図画の先生と折り合いが悪く、作品を散々こき下ろされてきたので、
いくらわたしがkyouのセンスを誉めても、信じてくれないのです。
それも、「うそだ!!!」という言葉で自分を否定しました。
kyouは、色彩感覚や造形に関して、かなりユニークなものを持っていると
親(バカ!?)は信じてるのですが、「美術」の授業で発揮してる筈の持ち味を
彼は、力いっぱい全否定するのです。口論している最中にkyouは、
「おれはなんにもできないし、センスなんか無いし、なにやっても駄目だし・・・」
と繰り返し繰り返し、叫びました。
わたしも、「あなたには良いところが沢山ある」と、何度も何度も叫びました。
それでもその夜は信じてもらえず、kyouもわたしもぐったりして眠りにつきました。
次の火曜日。案の定、「美術があるから学校行かない」と言っていた前夜の言葉通り、
いくら待っても起きて来ませんでした。
そんな時、心配した担任の先生から電話があり、期末試験の英語の答案だけ、
まだkyouに返却してないのですがとのことでした。
聴けば、満点とはいかなくてもかなり良い点数だったので、早速kyouに、
「英語の答案をもらいに行こう」と水をむけると、
「かなり良い点」に興味を持ったらしく、
とりあえずわたしと一緒に学校に行ってくれる事を承諾しました。
そして学校についてみると、クラスメイトがあたたかく迎えてくれて、
先生も「明日(水曜=今日)は、調理実習でご馳走をみんなで作って食べるからね。
朝の集合は、学校じゃなくて駅だから間違えないで。」と、さりげなく今日の
情報も織り交ぜながら、無理にkyouを引き止めることなく、
kyouも落ち着いてわたしと家路につくことが出来ました。
で、ゲンキンなkyouは、夕方帰宅した弟に、頭にバンダナを巻く方法を教えてもらい、
小学5年生の2学期に家庭科で製作した、えらく派手な自分のエプロンを探し出し、
挙句の果てに、「かあちゃん、ガーゼのマスクがないから買って!!」と泣きついてきて、
月火と続いた重た~い空気なんか忘れたように、今朝、「かばんの中のよけいなものは
出していきなさい!」というわたしの言葉に、「めんどくさいから全部持ってく」
と答えて、国語辞典を入れっぱなしの重たいリュックを背負って、「言ってきま~す」と
今朝、早々に家を出発したのでした。(溜息
いったいなんだったんだ(怒!!!と思わなくも無いですが、
心身ともに疲労困憊していたわたしは、少々(?)過食に走ってから、
いつの間にか眠り込んでしまったのでした・・・orz
帰宅したkyouは、最近夢中になってるユーチューブで、お気に入りのタカトシの
ネタをこまめにひろっては大笑いしてました。
わたしはといえば、夕食をレトルトのハヤシライスとミニトマトで勘弁してもらい、
kyouが機嫌よく「おやすみなさ~い」と消えた後に、
ようやく、パソの前に座る気力が出てきたと言うわけです。
今回のことで一番考えさせられたのは、
kyouが自分自身を無価値な存在と、わたしの想像以上に深く思い込んでいることでした。
わたしはkyouの障碍に気付くのが遅れた母親の典型で、kyouの幼いころから、
誉めることよりも叱ることに振り回された時期がありました。
彼の自分自身を信じられない感覚は、わたしもひどい鬱を患った時期があるので、
今なら良く解ります。こればっかりは、時間をかけないと無理ということも、
わたし自身の現在進行形で理解できます。
kyouに申し訳ないと思いつつ、最後まで付き合う覚悟を新たにした今週前半でした。
火曜の時間割の、「美術」が気になっていたようでした。
kyouは、幼稚園のころから面白い絵を描く子でしたが、
小学校の図画の先生と折り合いが悪く、作品を散々こき下ろされてきたので、
いくらわたしがkyouのセンスを誉めても、信じてくれないのです。
それも、「うそだ!!!」という言葉で自分を否定しました。
kyouは、色彩感覚や造形に関して、かなりユニークなものを持っていると
親(バカ!?)は信じてるのですが、「美術」の授業で発揮してる筈の持ち味を
彼は、力いっぱい全否定するのです。口論している最中にkyouは、
「おれはなんにもできないし、センスなんか無いし、なにやっても駄目だし・・・」
と繰り返し繰り返し、叫びました。
わたしも、「あなたには良いところが沢山ある」と、何度も何度も叫びました。
それでもその夜は信じてもらえず、kyouもわたしもぐったりして眠りにつきました。
次の火曜日。案の定、「美術があるから学校行かない」と言っていた前夜の言葉通り、
いくら待っても起きて来ませんでした。
そんな時、心配した担任の先生から電話があり、期末試験の英語の答案だけ、
まだkyouに返却してないのですがとのことでした。
聴けば、満点とはいかなくてもかなり良い点数だったので、早速kyouに、
「英語の答案をもらいに行こう」と水をむけると、
「かなり良い点」に興味を持ったらしく、
とりあえずわたしと一緒に学校に行ってくれる事を承諾しました。
そして学校についてみると、クラスメイトがあたたかく迎えてくれて、
先生も「明日(水曜=今日)は、調理実習でご馳走をみんなで作って食べるからね。
朝の集合は、学校じゃなくて駅だから間違えないで。」と、さりげなく今日の
情報も織り交ぜながら、無理にkyouを引き止めることなく、
kyouも落ち着いてわたしと家路につくことが出来ました。
で、ゲンキンなkyouは、夕方帰宅した弟に、頭にバンダナを巻く方法を教えてもらい、
小学5年生の2学期に家庭科で製作した、えらく派手な自分のエプロンを探し出し、
挙句の果てに、「かあちゃん、ガーゼのマスクがないから買って!!」と泣きついてきて、
月火と続いた重た~い空気なんか忘れたように、今朝、「かばんの中のよけいなものは
出していきなさい!」というわたしの言葉に、「めんどくさいから全部持ってく」
と答えて、国語辞典を入れっぱなしの重たいリュックを背負って、「言ってきま~す」と
今朝、早々に家を出発したのでした。(溜息
いったいなんだったんだ(怒!!!と思わなくも無いですが、
心身ともに疲労困憊していたわたしは、少々(?)過食に走ってから、
いつの間にか眠り込んでしまったのでした・・・orz
帰宅したkyouは、最近夢中になってるユーチューブで、お気に入りのタカトシの
ネタをこまめにひろっては大笑いしてました。
わたしはといえば、夕食をレトルトのハヤシライスとミニトマトで勘弁してもらい、
kyouが機嫌よく「おやすみなさ~い」と消えた後に、
ようやく、パソの前に座る気力が出てきたと言うわけです。
今回のことで一番考えさせられたのは、
kyouが自分自身を無価値な存在と、わたしの想像以上に深く思い込んでいることでした。
わたしはkyouの障碍に気付くのが遅れた母親の典型で、kyouの幼いころから、
誉めることよりも叱ることに振り回された時期がありました。
彼の自分自身を信じられない感覚は、わたしもひどい鬱を患った時期があるので、
今なら良く解ります。こればっかりは、時間をかけないと無理ということも、
わたし自身の現在進行形で理解できます。
kyouに申し訳ないと思いつつ、最後まで付き合う覚悟を新たにした今週前半でした。
息子も同じように自己否定感が凄い子供でした。
私もある次期から、息子を褒めるように毎日毎日過ごして・・。
具体的に細かいところを探して褒めたり。
褒め続けて半年くらい経ったころから息子も褒められることが素直に受け止められるようになりました。
時間はかかりますが息子さんのこと褒め続けてくださいね。
それから、過去のブログ拝見させていただきました。(まだ全部は無理ですが)
私自身の過去も一気におもい出してしまいました。すっかり忘れていたのか・・・封印心の中にしてしまっていたのか。
とっても辛くなって、あのころのように心臓がバクバクし始めてしまいました。(涙もボロボロ)
kyou君とあまりにも似ていた息子です。
でも、息子は一人っ子なので兄弟の辛さはなくて。
それから、せしりあさんのおっと様がとても素敵です。
同じようだった私の息子が現在は2次障害もすっかりなくなって穏やかな本来の生真面目な息子になっています。
せしりあさんのファミリーもきっと・きっと素敵な幸せな日々が訪れると思います。
PCの前から応援させていただいています。
私もこれからも穏やかな毎日を過ごしていきたいです。
嬉しいやら恥ずかしいやら(汗
でも、ありがとうございます。
わたしは気付くのがとっても遅れてしまいましたが、
ひろ・ははさんがひろくんを誉めたみたいに、わたしもkyouを誉め続けてあげれば、
いつかkyouも落ち着いてくれるという希望を、
このコメントで頂きました。
なんだか、とてもほっとしています。
>私もある次期から、息子を褒めるように毎日毎日過ごして・・。
>具体的に細かいところを探して褒めたり。
>褒め続けて半年くらい経ったころから
>息子も褒められることが素直に受け止められるようになりました。
(改行 by せしりあ)
先が見えないkyouとの毎日で、なにかしら毎日努力していけば、
いつかきっと報われる時が来るという、実際の例があるなんて、
実は半分夢物語的にしか感じてなかったので。
そういえば、精神化の先生も、カウンセリングの先生も、
ずーっと同じ事を教えてくれていた気がします。
わたしに根気がなくて、
kyouにはつらい日々を遅らせていたことに、
改めて気付かされました。
本当に、ありがとうございました。