コミックとらのあな池袋店のショーウィンドウがOVA『たまゆら』推しになっているという情報を得たので、『たまゆら』BD/DVD 1巻（発売・販売元: 松竹）発売日の2010年11月26日、池袋駅での乗り換えの途次に寄り道して実見してきました。
店外に面したショーウィンドウの全部を使っていました。
同26日は『Magical Girl Lyrical NANOHA THE MOVIE 1st』の BD/DVD （発売・販売元: キングレコード）発売日でもあり、また同店では前日25日よりなのはフェアを開催中(*1)だというのにそれを差し置いて（まあ、なのははほっといても売れるんですが）(*2)、知名度の劣る原作なしOVA作品に対しこの強力プッシュです。
だからこそ宣伝のし甲斐、意味があるというものですが。（松竹さんが持ち込んだ宣材とはいえ）それだけ商品に魅力があることを店側でも自信を持って認めているからこその宣伝スペース提供でしょうし、知名度の高くない商品がこの宣伝によって1本でも多く売れてくれれば宣伝効果の実証、また宣伝スペースの真に効果的な使い方ともいえるわけです。
同作品は広島県竹原市近辺を舞台にしており、竹原では市役所に本作の大型立て看板を立てるなど町を挙げての盛り上げとなっていますが、広島県外でこうした宣伝の屋外露出があるのは珍しい（はず）です。
宣伝文部分のアップ。流れているVはOP映像です。
あっそうか、サトジュン監督のオリジナル作は『カレイドスター』以来なのか。
「7年ぶり」というのは2003年4月のローンチ時点からの起算です。同作は2004年3月TV終了、OVA新作話が2004年と2006年にありましたから、そこからだと間隔はもう少し短くなります。
カレイド以前は『STRANGE DAWN』や『プリンセスチュチュ』とか結構オリジナルもやってましたが、近作の『ケロロ軍曹』『ARIA』『うみものがたり』などは原作付きでした。
昨今はアニメ製作業界全体でオリジナル作品の企画がなかなか通りにくい面もあるんでしょうか。
売れ行き次第でTVシリーズ化などの野望もスタッフにはあるようですので、売れることを願っています。
『ARIA』の終了から癒し系のストーリーに飢えている方、ぜひお薦めです。
* * * *
ところでこのショーウィンドウに飾られているSDキャラの大型POP 4体は、2010年9月30日の1・2話上映会において会場の都内映画館「東劇」に置かれていたものです。
東劇のロビーの天井照明は電球で、この照明が床などに映り込んださまはさながら「たまゆら」（本作の作中において、写真に写り込んだ光の玉のこと）のようでした。
当日のこのPOPの写真は拙ブログを含め数人がうpしていますが、中でも本作の主要スタッフのハルコミン（キャラクターデザインを担当された方）が撮られた写真は、その照明の映り込みがちょうどキャラの髪のところにきていて、まさに出色のたまゆら写真でした。
このPOPはこの上映会後、10月10日の竹原におけるイベント(*3)のために竹原へ運ばれ（キャラ的には里帰りか）、10月9日から31日まで竹原町並み保存地区（竹原市重要伝統的建造物群保存地区）の「旧笠井邸」で開催された『たまゆら写真展』(*3)にて展示されていました。
松竹の宣伝担当さんのツイートによると、輸送にあたってはのりえたんのツインテールの梱包およびバッグ収納には難渋されたようで。竹原行きの際も(*4)、東京還送の際も。
今回の宣伝がとらブクロにお目見えしたのは11月15日夜から(*5)とのことですが、当初はのりえ不在で、のりえのPOPは後日別便で還送されて(*6)ショーウィンドウに追加されたそうです。
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(*1) = 【池袋店】【商品情報】今日からなのはフェアが始まりま ... - Twitter / コミックとらのあな池袋店、2010年11月25日
(*2) = オリコンの2010年12月6日付週間ランキングでは初回限定版がDVDアニメで1位、DVD総合で2位。
(*3) = 10月10日（日）、たまゆらの舞台「竹原」でのイベント「たまゆらの日～ようこそ、あたたかな町へ～」開催全容発表！ - アニメたまゆら・公式サイト、2010年10月7日
(*4) = 画像をUPし忘れました。 のりえたんのツインテールを ... - Twitter / たまゆら、2010年10月5日
(*5) = ツイッターひさびさの登場です宣伝担当マツケンです♩ ... - Twitter / たまゆら、2010年11月15日
(*6) = ちなみに、のりえたんが不在です。 ちょっとですね、ツ ... - Twitter / たまゆら、2010年11月15日
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コミックとらのあな池袋店
http://www.toranoana.jp/shop/ikebukuro/index.html
アニメたまゆら・公式サイト
http://tamayura.info/
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『たまゆら』関連の過去記事
▽『たまゆらOVA発売記念乗船券』の新作版権絵を読み解く （2010年11月25日）
▽OVA『たまゆら』2話に作画ミス? （2010年11月23日）
▽「痛船」の歴史（登場編） （2010年10月24日）
▽いにしえの一日名誉職、1952年10月の一日駅長ラッシュ （2010年10月16日）
▽「たまゆら」上映イベント ～それは、素敵な不思議～。 今更レポート （2010年10月12日）
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Summary of images:
Description = コミックとらのあな池袋店のショーウィンドウ / 『たまゆら』SDキャラPOP
Date = 2010-11-26 / 2010-09-30
Source/Author of photographs = Vantey
Source of pictures = 飯塚晴子
Author of pictures = (c) 佐藤順一・TYA/たまゆら製作委員会
Author of advertising = (c) 株式会社虎の穴
Full resolution of #1 = http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Toranoana_Ikebukuro_20101126.jpg
Permission of pictures/advertising = 日本国著作権法32条1項に基づく引用
License of photograph #1 = PD-self, Trademarked
License of photographs #2-8 = CC-BY-2.1-JP, Trademarked
店外に面したショーウィンドウの全部を使っていました。
同26日は『Magical Girl Lyrical NANOHA THE MOVIE 1st』の BD/DVD （発売・販売元: キングレコード）発売日でもあり、また同店では前日25日よりなのはフェアを開催中(*1)だというのにそれを差し置いて（まあ、なのははほっといても売れるんですが）(*2)、知名度の劣る原作なしOVA作品に対しこの強力プッシュです。
だからこそ宣伝のし甲斐、意味があるというものですが。（松竹さんが持ち込んだ宣材とはいえ）それだけ商品に魅力があることを店側でも自信を持って認めているからこその宣伝スペース提供でしょうし、知名度の高くない商品がこの宣伝によって1本でも多く売れてくれれば宣伝効果の実証、また宣伝スペースの真に効果的な使い方ともいえるわけです。
同作品は広島県竹原市近辺を舞台にしており、竹原では市役所に本作の大型立て看板を立てるなど町を挙げての盛り上げとなっていますが、広島県外でこうした宣伝の屋外露出があるのは珍しい（はず）です。
宣伝文部分のアップ。流れているVはOP映像です。
あっそうか、サトジュン監督のオリジナル作は『カレイドスター』以来なのか。
「7年ぶり」というのは2003年4月のローンチ時点からの起算です。同作は2004年3月TV終了、OVA新作話が2004年と2006年にありましたから、そこからだと間隔はもう少し短くなります。
カレイド以前は『STRANGE DAWN』や『プリンセスチュチュ』とか結構オリジナルもやってましたが、近作の『ケロロ軍曹』『ARIA』『うみものがたり』などは原作付きでした。
昨今はアニメ製作業界全体でオリジナル作品の企画がなかなか通りにくい面もあるんでしょうか。
売れ行き次第でTVシリーズ化などの野望もスタッフにはあるようですので、売れることを願っています。
『ARIA』の終了から癒し系のストーリーに飢えている方、ぜひお薦めです。
* * * *
ところでこのショーウィンドウに飾られているSDキャラの大型POP 4体は、2010年9月30日の1・2話上映会において会場の都内映画館「東劇」に置かれていたものです。
東劇のロビーの天井照明は電球で、この照明が床などに映り込んださまはさながら「たまゆら」（本作の作中において、写真に写り込んだ光の玉のこと）のようでした。
当日のこのPOPの写真は拙ブログを含め数人がうpしていますが、中でも本作の主要スタッフのハルコミン（キャラクターデザインを担当された方）が撮られた写真は、その照明の映り込みがちょうどキャラの髪のところにきていて、まさに出色のたまゆら写真でした。
このPOPはこの上映会後、10月10日の竹原におけるイベント(*3)のために竹原へ運ばれ（キャラ的には里帰りか）、10月9日から31日まで竹原町並み保存地区（竹原市重要伝統的建造物群保存地区）の「旧笠井邸」で開催された『たまゆら写真展』(*3)にて展示されていました。
松竹の宣伝担当さんのツイートによると、輸送にあたってはのりえたんのツインテールの梱包およびバッグ収納には難渋されたようで。竹原行きの際も(*4)、東京還送の際も。
今回の宣伝がとらブクロにお目見えしたのは11月15日夜から(*5)とのことですが、当初はのりえ不在で、のりえのPOPは後日別便で還送されて(*6)ショーウィンドウに追加されたそうです。
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(*1) = 【池袋店】【商品情報】今日からなのはフェアが始まりま ... - Twitter / コミックとらのあな池袋店、2010年11月25日
(*2) = オリコンの2010年12月6日付週間ランキングでは初回限定版がDVDアニメで1位、DVD総合で2位。
(*3) = 10月10日（日）、たまゆらの舞台「竹原」でのイベント「たまゆらの日～ようこそ、あたたかな町へ～」開催全容発表！ - アニメたまゆら・公式サイト、2010年10月7日
(*4) = 画像をUPし忘れました。 のりえたんのツインテールを ... - Twitter / たまゆら、2010年10月5日
(*5) = ツイッターひさびさの登場です宣伝担当マツケンです♩ ... - Twitter / たまゆら、2010年11月15日
(*6) = ちなみに、のりえたんが不在です。 ちょっとですね、ツ ... - Twitter / たまゆら、2010年11月15日
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コミックとらのあな池袋店
http://www.toranoana.jp/shop/ikebukuro/index.html
アニメたまゆら・公式サイト
http://tamayura.info/
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『たまゆら』関連の過去記事
▽『たまゆらOVA発売記念乗船券』の新作版権絵を読み解く （2010年11月25日）
▽OVA『たまゆら』2話に作画ミス? （2010年11月23日）
▽「痛船」の歴史（登場編） （2010年10月24日）
▽いにしえの一日名誉職、1952年10月の一日駅長ラッシュ （2010年10月16日）
▽「たまゆら」上映イベント ～それは、素敵な不思議～。 今更レポート （2010年10月12日）
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Summary of images:
Description = コミックとらのあな池袋店のショーウィンドウ / 『たまゆら』SDキャラPOP
Date = 2010-11-26 / 2010-09-30
Source/Author of photographs = Vantey
Source of pictures = 飯塚晴子
Author of pictures = (c) 佐藤順一・TYA/たまゆら製作委員会
Author of advertising = (c) 株式会社虎の穴
Full resolution of #1 = http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Toranoana_Ikebukuro_20101126.jpg
Permission of pictures/advertising = 日本国著作権法32条1項に基づく引用
License of photograph #1 = PD-self, Trademarked
License of photographs #2-8 = CC-BY-2.1-JP, Trademarked