前回、テーマ名を「夜明け」などとしたために、要らぬ期待を抱かせてしまうようになっていたようなので、少し反省し、今回は素直に「日の出」。
梅雨の時期で写真は無理だろうと思っていたら、午前3時過ぎから結構明るくなってきたので、フラフラとご来光を拝みに外へ出かけた。5時前だというのに、数人のお年寄りたちの散歩(徘徊かなぁ?)の姿があった。
国立天文台>暦計算室>各地のこよみ>富山のこよみ>日の出入りによれば、2016年6月18日の「日の出時刻」は4:32、方角は59.6度となっているが、実際に太陽が立山連峰(広義)から顔を出し始めたのは4:44。方角としては「烏帽子山」。立山連峰(広義)から槍・穂高へと連なる北アルプスは、この山の少し北側にある鋲ヶ岳(861M)から どんどんせり上っていくこととなる。
夕陽と同じような大きさで昇ってきた お日様は、あれよあれよという間に丸い全容を現し、そのうちに眩しくて見ていることができなくなっていった。
いつも使っている「GoogleMapで距離と方位角を調べる」で、自宅からの方角を図示すると、なんと、烏帽子山の向こうには宇奈月温泉が位置していた。
宇奈月温泉のオフィシャルサイトでは、「カフェモーツァルト」の能勢さんもトップページの紹介写真でドーンとでてくる。・・・そうかぁ、あの方角だったんだ。因みに、能勢さんは喫茶店を始める前は、同じ仕事仲間だった戦友。なので、お店には間歇的に顔を出して旧交を温めている。