Motor Rock Life!!南方見聞録

Cannonballrush!!Vo/g,Captain,JerryのMotorRockな徒然帳。

vintage trouble

2017-06-27 15:15:54 | 日記
ビンテージやら、古いモノには、なぜかロマンが詰まっている。

ギター、バイク、クルマ、デニム、レザー、このあたりはビンテージ男子を釣り上げるには最高のルアーになる。

お値段も天井知らずの上り調子!

新品の何十倍、なんてこともザラな世界。

恐ろしやビンテージ。


確かに1959年のギターやアンプ、アメ車などなど、59神話はかずあるわけだけど、

そこで、やっぱり拘りが出ちゃうのが、ビンテージ好きの面白さで、

誰もが、これは良い!っていうお高いメジャーどころは避けて、敢えての自分のスタイルで楽しむ!
これがお財布にも、ハートにも優しいスタイルなんじゃないかな?

と、俺は思うんだ。

仕事柄、楽器は沢山弾いてきたし、触ってきたし、
趣味としてもギターは大好きでビンテージも過去数本所持してきた。

が、

1958や1959のgibsonレスポールだから、とか、
57年のfenderだから、68年のストラト…みたいな、

あぁ、なるほど…は、どうにも手が届きにくい上に、なんかヤラシイ(笑)

だから、

60年代でもあえてのfenderムスタングや、70年代の謎に3ピースなLP
60年代のメロディメイカーあたりが
B級感に溢れていて、尚且つ、容赦なく使える!(笑)


コレ大事だよ!いや、ほんと、

ビンテージだから!って、もったいなくて、や、傷がつくから、とか、保存用だから、みたいな理由で、弾けない!乗れない!走れない!触れない!は、
俺にはなんの価値もない(笑)


車や、バイクも、乗って、走って、その個性や存在感に酔いしれて初めて満足感が生まれるわけだから、

眺めてるだけなら、お店に飾ってあるまんま、ずっと眺めてりゃタダだしね(笑)

ギター、バイク、クルマ。
このあたりは、たまに保管するために買う!っていう人もいるから、一概に間違いかどうかはわからないけどさ、

俺的には乗りたい!弾きたい!派だね(笑)


ビンテージギターをライブで平気で使う!コレはなかなかクールだよ!
勿論、俺が使ってきたビンテージギターなんてのは古いだけで、ポピュラーではないメロディメイカーや、70年代のストラトだから、まだまだ新しいし、気楽に持ち込めるよね!

クルマも今でこそさすがにビンテージ感あるけど、実際に俺が乗ってた頃は、ちょっと古い中古車(笑)みたいなカマロ、不人気で玉数多いコルベット、みたいな、
ど真ん中!とはかけはなれた車種だったし、

バイクも、実はkawasaki好きな俺は、Z400や、Z250、FXあたりを…リアルタイムではないにしろそれなりに乗り継いできたから、逆に今の値段の高騰ぶりに…ちょっと驚いてるくらいだよ!

で、
実際にビンテージギターって音どうなの?

ビンテージカーって魅力的?

ビンテージバイクって楽しい?

それは、

ガチの人に聞いた方がいいと思うよ(笑)

ただ、少なくともギターに関しては実際にガチのビンテージも何本も弾かせてもらったからアレなんだけどさ(笑)

ぶっちゃけると…あんまりわかんない(笑)
いい!とか、悪い!とか、はっきり言ってわかんない(笑)

今、スッゲー高いギター弾いてるぜ!(笑)みたいな気分と、このギターめちゃめちゃレアなんだ!っていう刷り込みな先入観が、なんとなく……良い音だなぁ…って…マジックをかけてくれるくらいで…(笑)


いや、もうね、所有欲の世界だから(笑)
ね!(笑)

ほんと、実際に音が良いか悪いかなんてどうでもいいんだよね(笑)

惚れたらOK!

自分がカッコイイ!って感じたらそれは全て正解!

これでいいと思うんだ!(笑)

クルマもそう(笑)
憧れや、ロマンが詰まってればOKなんじゃない?

ね!

あまり俺は普段、車の話しないけど、
いつかはランボ欲しいよ!(笑)
値段うんぬん関係なしで、憧れて憧れて、子供の頃からずっと大好きなカウンタックLP500が欲しいさ(笑)

今や75年製だから立派なビンテージスーパーカーだけどね。


あと72年の日産C130ローレル!
欲しいね〜〜〜〜
普通に毎日乗りたいもんね!

多分、
ビンテージっても、絶対に人それぞれなんだよね!

バイクも、ハーレー乗りだからナックル欲しい!じゃなくて、コーンショベルからエボまで!だし、
あえて言うなら、国産メーカーの80年代が欲しいね(笑)

勿論、ハーレー大好きだけど、
バイク自体が好きだし、60年代や50年代には多少リアリズムが無い74年生まれだからかな(笑)

自分が子供の頃にカッコイイ!って思って見てたモノが、
俺自身が、今も憧れるビンテージで、

6歳くらいから10歳くらいまでの間だから、ざっくりと1979年から85年あたりかな?

そこに欲しい!が集中しちゃうんだよね(笑)
何でもかんでも古けりゃいい!ってのはやっぱり違うような気がする。


当時、町の楽器屋さんの入り口で、手が届きそうもないショーウィンドウの奥で輝いていたギブソンやフェンダーのギターの深い輝きと堂々とした佇まい!

筆箱に描かれていたドカティの900ssが唸りを上げてサーキットを駆け抜ける姿!

近所の酒屋のにいちゃんが爆音と白煙を上げて、サッカーしてる俺たちのいる公園前を駆け抜けていったマッハ!のオイルの香り。

親父に肩車してもらいながら、生まれて初めて見たシザードアを開けたカウンタックの美しさと危険な雰囲気!


親父の友人が初めて乗せてくれたショベルヘッドの後ろのシートで骨の髄から味わう振動と鼓動感!

ティーンなハートに突き刺さるように自由を教えてくれたブラックデスに跨るミッキーローク!

多分、もう
全てが今からすればビンテージになりだしたものばかりなんだけどさ、


みんなそれぞれのルーツってのが、いつか大人になるとき、その人の大切なビンテージに変わっていくだけなんだから。


今、2017に発売されたアレも、コレも、それも…

ひょっとしたらいつか、
だれかにとって忘れられない大切なビンテージに変わるかもしれないだろ?


俺は、CannonBallRush!!ってバンドのMotorRockが、そうやって、常に誰かの大切な思い出の中にあるように、


そして、



いつまでも生で体感できるように!

自分自身が最高のビンテージロッカーになりたいって思い続けてるんだよ(笑)






free spirits

2017-06-26 08:08:21 | 日記
バイクのカスタムスタイルには、様々なジャンルの名称がある…
ブリスコ、チョッパー、バガー、ボビー、カフェ…。

まるで、音楽のジャンルのようだろ?(笑)

何系?やら、何ポップ?やら、

コア系?エモ?とか…



あの…さ。まず、音楽のジャンルなんかどうでもいい。

ジャンル分けすること自体に興味も意味も無いのわけでさ…。


多分ね、バイクもそうで、
様々な車種や排気量のカスタムバイクを見て、カッコイイ!とか、なんか変!と思うのは個人の自由だが、

これって、何系だよね?みたいに勝手に自分の中でカテゴライズしちゃうのは、どうも残念だなと思ったりもする。もったいないんだ…感性が刺激されなくてさ。


ふと…そんなふうにも思ったりするけど、時には様々な状況でカテゴライズもある程度無いといかんのかもなぁ、
とか、

なんか曖昧だね(笑)


いや、もうね、俺自身は音楽もバイクも勝手に自分の好きにやってるわけで、自分がカッコイイ!と思うかどうか?が、自分の1番大事なフィルターだし、ポイントにしてるから。

だから、CannonBallRush!!ってのも勝手に俺たちはMotorRock!なんて言ってさ(笑)

いや、

多分

ここだと思うんだ。
これで大正解!

なんかね、
自分で勝手に決めちゃっていいんだよ(笑)


だってオリジナルな存在なんだから(笑)


バイクもそう!

自分の大事な愛車だもん。世界に一台の愛車なんだから

それぞれ自由で大丈夫!

俺は自分のバイクのスタイルを自分で、Cowboyスタイルと呼んでる。

もちろん、そんなジャンルのカスタムスタイルはカテゴライズの中には存在しない(笑)


勝手に決めちゃってる(笑)

だって、俺のバイクだもん(笑)

音楽も、バイクも、自分だけの事を自分の好きなようにやれる!っていうのは、

本当に魅力的!


それがどんな答えにつながってて、どんな結果を生み出すか、

そんな事をいちいち計算してる暇があったら、さっさとやりたいことやろうぜ!(笑)
だし、

そんな難しい計算が得意なお利口さんなら市会議員にでもなればいいわけで(笑)

ロックしてバイク乗る!
ってのは、何かしら我慢があまり得意じゃ無い(笑)

でも、何かしてる時間をめいいっぱい楽しみたくていつも仕方が無い!って事なんだろなと(笑)


衝動的な快楽主義だけどさ、

計算的な商業主義ってのは…どうも仕事的すぎてね(笑)

いや、
大事な事さ!
計算的な商業主義は会社の中では大切なこと!社会を回すには絶対に必要なことだけど、


バイクのシートの上と、ギターを肩からかけてる時間の中には…


一切必要無いもんさ(笑)


バカになれる時間は、しっかりバカになる!(笑)


簡単な事かどうかはさておき、

やってみる価値はあると思うよ(笑)


人間なんてのは、失敗しない限り決して学ばない…

過ちや失敗こそ、ど真ん中への最高の道標になるもんさ。


衝動的な失敗は、
あとで後悔するより、あとで経験として得るものの方が多い気がする(笑)


そんな衝動的なCannonBallRush!!


相変わらずMotorRock全開なレコーディングは無事Rec完了〜〜〜〜の


お知らせでした(笑)

Shot in the sunset time.

2017-06-20 14:46:09 | 日記
お気に入りの場所ってやつがある。

誰だって、1つや2つは持ってる場所。

気持ちをフラットにしたいとき、

何かを考えたい時、 浸りたい時。

1人の時間を、自分と向き合うのには必要かつ、なんか雰囲気も好きだし…

なにより、ちょっとハードボイルドな雰囲気に酔いしれるにもわりかしアリ!

そんなお気に入りの場所。


俺の、いくつかあるそんな場所の1つは自宅のガレージだが、

自宅スタジオの隅っこ、角に合わせて座るのも案外落ちついて好きだ(笑)

いや、
違う!

ハードボイルドに決めるなら、

屋外は当たり前、

ちょっと人気の無い、景色も素敵な、秘密の場所みたいなのが、やっぱり響きもイイじゃ無いか!

あるよ!

勿論あるさ!

家から近い場所がイイが、近すぎても、移動中の物想いにふける感がなくなってしまうから

ちょっと走っていけるくらいが丁度イイ!

勿論!バイクで行くのがマストになるわけさ。


俺のお気に入りの場所は、自販機と景色がある、人気の無い池沿いの国道外れな田舎の橋の付近だ。

冬場は、澄んだ空気もあり、池の水に反射する夕陽が抜群につきぬけた輝きを放つし、山に囲まれた景色の中へ沈みゆく太陽は、

それだけで心が洗われるものなのだ!


ただし、だんだん暖かくなってくると、

少し様子が変わってくる。
まず、夕方は、池の周りのブラックバス目当てな釣り人が大変賑わいを見せる!

夕陽に紫煙をくゆらせて缶コーヒーを飲んで酔いしれたくても、彼らは釣りのポイントを探して、目の前を右往左往していく。


釣り人に罪は無い。

むしろ、俺の方が怪しい黄昏野郎極まりないのはわかっている。

なので、少しこちらも場所を変えてみた。

いつもの場所より一段階山に踏み込んだ細い道の途中にバイクを停めてエンジンを切ると、

流石に釣り人と遭遇することは無くなって、お互いに平和協定を結んだように、穏やかな時間が流れていく。

さしずめ自然の中の心地よさは説明不要だろう。

鳥の鳴き声に、小川のせせらぎ。
夕闇も一段階深くなり、

ベアメタルシルバーなバイクのタンクも黒っぽく夕闇を映し出す。


素敵だ…


美しい!

俺は自分のバイクの大ファンだ!

やはり、様々なシチュエーションでバイクの写真を撮っては、あとでゆっくり浸るのも、男のロマンじゃあないか。

上着を脱ぎ、
Tシャツでも充分暖かい梅雨時の湿気を含んだ大気の中、

写真の邪魔になるヘルメットを頭に被り、スマホを使い、様々な自分のバイクの写真を撮影していく。

ちょっとしたカメラマン気分だ!

テンションが上がって、バイクに話しかけながらシャッターを切る!

綺麗だ!

夕陽の残り香に満たされたようなシルバーの外装にウットリしてしまう!

よし、

上からも撮りたい!

俺は近くのなだらかな崖を登り、その上を走る細い道路から数メートル下のバイクの写真を撮ることにした。

しかし崖は思いの外キツく。そのまま登ることは不可能…

仕方なく少し遠まわりだが、曲がりくねった道を駆け上がり、上の道路へと移動することに。

すっかりあたりは暗くなってきているが、夕陽のぼんやりした感じがまたたまらない雰囲気だ!

意外と遠巻きから眺める自分のバイクも素敵だ!と、

中腰で夢中になりスマホの画面に見入っていた俺を、

とんでもない状況が前触れなく襲ってきた…

一段上の道からスマホをかざしながら歩いていた俺の前に1台の車が……


あ!

俺は察したよ…

車の中には若い男女が……人気の無い場所という立地をフル活用して、
欲望を爆発させようとエクササイズを超越したコミュニケーションを行っている…

間違いない!


いや、

わかる。確かに、人気の無い場所だけに、
君たちのパッションが溢れているのはわかるが、

俺自身は今、それ以上にある意味パッションに溢れ切ったシチュエーションのど真ん中で、間違った見られ方をしている!

そう。

車内の男女は俺に気がついたのだ!


整理して考えてみよう。

たとえば。

もし、仮にあなたが、大好きな恋人と人気の無い山道で夕方過ぎに車内にて、パッション溢れる雰囲気で、一戦おっぱじめてしまいだした時にだ!


人が通るはずも無い道の先から、


ベルボトムにブーツ、胸にアラバマとローマ字で書かれたTシャツを着て頭に白いヘルメットを被った長髪の刺青だらけの男が、
手にはスマホを持ち、ニヤニヤしながら独り言を呟き歩いてきたらどう思う?

俺なら盗撮に来た変態アラバマ野郎!か、スターマル秘ドッキリ報告のネタバラシ…。

どちらかしか思い浮かばないだろう。


しかも独り言の内容は、綺麗だ〜!と、あ〜〜いい感じかも!

これは事故のレベルだ!

ご丁寧にヘルメットには、Go! faster(急いで!)と、まさに余計な御世話なワードのステッカーが貼ってある。

よりによって、アラバマという誰でも読めるが誰もが選ばないワードのシャツを着ているのだ。

通報されても不思議じゃ無い!


パニックと、疑いを晴らしたい一心で俺は叫ぶ!

見てないですよ!全然、見てないですから。大丈夫です! ほんと、大丈夫!


なにが大丈夫というのか…。

見てないですよと、彼らと目を合わせながら連呼している時点で説得力は皆無にもかかわらず、

何を根拠に、一体何が大丈夫のだろう。


そもそも、彼らからしたら、一見して大丈夫じゃない変態野郎に大丈夫と言われて、何が安心できるのだろう…

とにかくヒマラヤの雪男のように、見つかってしまった感を背中から溢れさせて、俺は今来た道を小走りで戻り、バイクのエンジンをかけ、


やはり釣り人がいてもいつもの場所が1番と、

自販機のそばまでバイクを飛ばし、畑の裏手にバイクを停めて、

心拍数を整えてから缶コーヒーを買った。

タバコに火をつけ、


コーヒーを飲むと、
やっと落ち着いてくる。

頭の中では、彼らと目が合った瞬間の表情が繰り返し、繰り返し、リプレイされ続けていたが、


ブラックバス釣りの人が行き交う中、

タバコを吸い終わる頃には全てがクリアになり、

やはり

お気に入りの場所は、こだわりを持つべきだなと、
空の缶コーヒーを、ゴミ箱へ捨てに自販機の横へ…



そこには、


先ほどの彼らが今、勢いよくペットボトルを取り出す姿があった……




梅雨の夕暮れのいたずらは…


なんて気まぐれなんだろう…(笑)

recording #1

2017-06-19 07:07:45 | 日記
レコーディング期間のピリピリ感みたいな…

そういうのは…実はあまりなくて…

比較的ノンビリ構えて、サッ!と終わらせて、

みたいな…。そういう新鮮もぎたて!みたいなのが好きだから。

どんなことでもそうだけど、構えすぎると大体、力みすぎ、なんかみょうに気合いの空回りで終わっちゃうんだよね。

適当に、っていう最高の言葉があるじゃないか。

このさ、

適当!って、すっげーかっこいいと思わない?

適度に当たり前の…って、ある意味大正解じゃんね!

手抜き!って意味じゃ無いんだよ!


きちんとやる!的な意味なんだよね。

良いじゃん!


で、

レコーディングなんだけど、

リズム隊が完了、
いよいよギターの録音!

リアンプなんてするわけない!(笑)
シュミレーターやエフェクトも全然使わないから(笑)

ひたすら古い真空管アンプのパワーチューブに気合い入れて、

爆音でドーン!と(笑)

サラッとこなして、ライキにパスしたいね!

レコーディング期間で、実際にギター触る時間は限られてるし、毎度、毎度、それよりディレクションをしっかりすることの方が大変だから。

スタッフやエンジニアやら、チームとしてどんな作品にしたいのか?

完成したイメージをしっかり共有していることの方が大事なんだよ。

で、

それを伝えていくのは、俺の仕事だから(笑)


そっちに時間を使う事が1番重要!

メンバーにも、エンジニア、スタッフ、全員に、


新曲はこういうイメージで!

新作全体はこんな世界観!!みたいに熱く!熱く!

暑苦しいくらいに語り、伝えていく、理解してもらえれば、


細かなギターラインやベースラインを煮詰めるより遥かに、作品として素晴らしいモノが仕上がる!


1950年代からあるやり方を、ある意味、未だに貫いていたいんだよ。


売れる作品を作りたいなんて思わないし、

世の中に迎合する気は一切無い!

人様に褒められるような人生を歩むつもりも無い!


なんなら、

人間としては、とんでもないろくでなしで構わない!

それよりはるかに大事にしてきた事は、俺の中で1度もブレてない!


評価されるかされないか?

は、

世の中に作品を発表した時点で必ずなんらかの評価をうけるわけだし、

だからこそアートなんだろね。


俺は、誰かの、知っていたい、知ってる何か。になりたくはないんだよ。


誰かの、持っていたい。持ってる何か。として作品を作り続けたいのさ。


聴いた人だけが共有できる世界観を、

作り上げたい!

躍動する人生の果てなき旅のような時間の中で、BGMとして、

気持ちの中で鳴り響く賛歌として、

モーターロックは存在していたい。


人生を走れば、走るほど見えてくる過酷な現実と、走れば走るほど噛み締められる小さな幸せの数々、

走れば走るほど感じる全ての時間の積み重ねと同じスピードで。

時には押され、時には、引かれ、時には並走し。
夕陽が綺麗な時間には、一緒に立ち止まるような、

そんな魂のBGMとして、


モーターロックを貫いていきたいだけなんだ。



今夜はギター録音!!

真夜中のドライブサウンドが、
きっと言葉よりも近くに感じるように!!


自然体のままで、少しバイクに乗って風に吹かれてから、ブースに入ろう!!

all the young dude

2017-06-13 19:19:36 | 日記
昔から仕組みの変わらないOHVエンジンが好きだ!
カタカタとなるカムとプッシュロッドやらタペット音が心地いい。

メカメカしいモノに男心はくすぐられるもんさ。

ハイテクな魅力も凄く素敵なんだろうけど、

ローテクでアナログ、変わらないモノの格好良さ


これはもう人生さえ左右してしまう事もある。

14歳で初めてギターを弾き、唄い、
曲を書いて、歌詞を書き、

ってもまだまだ稚拙で勢いまかせな、いまとなればとても曲を書きました!なんて言えないレベルだけど。


とにかく、その頃からずっと、俺は時代に対して、流行りに対して、怒りやら、腹立たしさを感じて生きてきたわけ。

いや、ね。

これが原動力になるもんでさ(笑)


自分は流行りになんか魅力を感じるもんか!とか、今、流行りだけで売れてるもんより、もっといいモノが俺にはできるはずだ!

みたいな(笑)

常に時代と向き合って、戦い続ける…

なんか、ことばにするとめちゃめちゃかっこよくて(笑)
自分に惚れちゃいそう(笑)

って、まぁ、冗談だけど、


多分、Rockって文化はさ、
カウンターカルチャーでさ、

反骨心や、フラストレーションが原動力になる部分もある気がするんだよね。

勿論、全部じゃないよ(笑)

初期衝動として、やりきれない若いハートが中二病みたいに感じる世の中や身の回りへの青い反骨心って、

たま〜〜に、大事なんだろな〜〜って、
再確認するとこあるよね。

もがいてるような10代のフラストレーションは、
激しいパワーに惹きつけられて、

あんな大人になんかなるもんか!

と、学校や家で生意気フルスロットルするわけさ(笑)

で、

後から、大人の経験による偉大さに気がついて、

成長していく…


でも

変わらないものをちゃんと持って成長できる!って、凄く大事でさ、

嫌だから、無理だから、ってすぐに逃げ出すヤツには何にも残らないし、なんの魅力も感じない。

逃げたら終わり。

苦しくて腹立たしい気持ちをぶつけて、叩き壊してやる〜〜!みたいなパワーって大事なんだよね。

そこには誰かがなんとかしてくれる…や、誰かが愛してくれる。

誰かが守ってくれる…。誰かが…いつか…。

みたいな甘ったれた戯言より、

自分で!自分の力で!ってさ、
たとえ及ばなくても、

自分で考えて、問題に立ち向かえる強さが得られるわけさ。

若いうちだけしかできない正面突破!っていう発想!

歳を重ねて経験を重ねるとさ、
上手にかわす!うまくよける!ができるようになるけど、

いざ!って時は昔ながらの正面突破!

これが切り札としてある!

それが大切なんだよね。


幼いうちから
逃げてばかり、自分は〇〇だから仕方がない…みたいな言い訳を繰り返してしまうと、

逃げ癖、言い訳癖、残念なのは、最後は他人のせいにする癖がついてしまう。


いいじゃんか!正面突破!

不器用でいいと思うんだよね。

上手くやろう!
賢くやろう!ってより、

バカでも、馬鹿正直なくらいさらけだして熱くぶつかって砕けるくらいがきもちいいじゃんね!


俺と同じ年代のバンドマン(すっかり減ったけど)
バイク乗りの人達、
みんな、
大人になるまでいろんな経験をして、今、普通に社会の中にいるけど、

みんないざとなれば、もしもの時、回避できない状況下では、
しっかり正面突破する若い頃の経験も持ち合わせてるな!って、雰囲気…あるもんね!


かっこいいよ!

凄く、かっこいい!

男はいつまでたっても子供!っていうけど、


確かに(笑)

でも、少しニュアンスが違うんだ。

男はいつまでも子供に戻ることができる!

が正解なんじゃないかなと。


社会の波はめちゃめちゃ厳しい!

そこで、その中で、少なくとも40年以上、身をさらし、守るものも増え、我慢と経験を重ねて、なおかつ今を生きてる人達なんだから。


あの頃、10代で歯向い続けた大人!っていうイメージ、

ただ腹がたって、仕方がなかった大人達!は、

実はこんなに沢山のモノを抱え、守り、戦い、今を笑顔で過ごしているんだってのを、

誇りに思いながら、


若いミュージシャン達の覇気の無い表情をみると、たまにおせっかい焼きなくらい心配になる俺がいるけど(笑)


ライキみたいに、毎日反抗心に満ち溢れたクソガキが、俺には凄く心地いいし、

ライキがいるから、俺も!昔と変わらない自分、

自分がかっこいいと思える自分でいられるのかもね(笑)


わかんないけど(笑)


変わらないモノには、

変わらない理由があるのさ!

変わらなくていい…んじゃなくて、

そのままでなくてはならない!



そんな理由がね(笑)