営巣期にばかり近づきたむろする老人たちがいます。毎日毎日やってきてはやれ交尾しただのエサを渡しただの連絡しあっています。勿論その者たちにはブラインドという概念はなくシギチを撮るにも三脚をあぜ道に立てて仕舞います。そのおかげで二年続けて母親がヒナを殺して仕舞いました。そんな習性も知らぬ老人たちはカラスのせいにして仕舞います。どちらか必ず巣にいるハヤブサです。カラス如きにやられるわけありません。
こちょうげんは見なくなったのでやたらとチョウゲンボウが目に付く。今日も知らないカメラマンが待避所に犇めいていました。情報のみで来る方はいっぺんとおりのスタイルですね。撮れても撮れなくてもOKのようです。
標高600m付近の沢にベニマシコやカシラダカを見た。渡りの途中かと観察しているとカヤクグリが鳴いていた。初見であったがなんとなくカヤクグリだろうと思っていたら当たりでした。真正面の囀りはジョウビタキの♀の濃い個体に見えたが背中の模様はホオジロやアオジ系でした。