STAY

SMAPが出演した番組レポメインなブログです。たまに、ドラマや映画の感想などもあり。

稲垣吾郎生誕記念レポ増刊号。

2009-12-12 23:56:56 | 記念日レポ
『』(95年7月号)
STAR!CLOSE UP July SMAP 稲垣吾郎
とってもアンニュイで、とんでもなくおかしい。両極端が彼のテーマ。

稲垣吾郎の魅力をひと言で言うなら、“意外性”ということじゃないだろうか。ドラマ
『二十歳の約束』や『東京大学物語』で見せた、ちょっと母性本能をくすぐるナイーブな
少年から、現在放送中のSMAPの「がんばりましょう」のコントで見せる、一升瓶を手に
持ったねじるはちまきの“およびでない”おっさんや、「夢がMORIMORI」で演じている
おマヌケな知恵袋唐元気まで、こんなに芸の幅が広い人はめったにいない。
「バラエティーで僕にくる役は(SMAPの中で)いちばん強烈。
オレはこれだと思った(笑)。そういう部分の自分の個性、
 奇抜さとかおもしろさは大切にしたいよね。
両極端って楽しいし、それは仕事の上で自分がいちばん求めてるとこだから」
そう言いながら、ちょっと顔を斜めに傾げて、額にかかる前髪を指でスッとさわる。
その端正な横顔を見ていると、彼を評してよく言われるアンニュイな雰囲気をやはり
感じてしまう。
 スタジオ置いてあったギリシャ風の置物に興味を示し、
「今度ギリシャ建築の研究をしてみようかな。あのへんの国って基本的に興味あるから」
と言うところも、いかにも通好みの吾郎ちゃんらしい。
しかし、さぞかしそれっぽい部屋で生活しているのだろうと思いきや、
「ひとり暮らしを始めた当初は、ダンボール箱の上でご飯食べてた」
なんていう意外な一面もあるのだ。
 彼の音楽の好みはデビッド・ボウイに端を発する。
「ボウイのように宇宙っぽいのっていいよね。僕も(仕事で)そんなふうになりたい」
そう言ったかと思うと、
「今度ファミコンに凝ろうと思ってる。“なんとかからの手紙”っていうゲーム知ってる?
 おもしろいらしいから、それにはまりたい。僕ってオタクっぽく見られがちだから、
 本領発揮しようと思って」
と自分をクールに分析したコメントも忘れない。
 どこか浮世離れした感覚と、現実を見る目をあわせもつ人。たとえて言えば、稲垣吾郎
は、遠い異国のお城の中で、モニターで世間の様子をチェックしながら、
ひとり自分の世界で遊ぶ王子様のような存在なのかもしれない。



『明星』(93年6月号)中居×吾郎
*『プライベートレッスン』の公開前?
中 今回の映画の中で、吾郎はけっこうハードなラブ・シーンを演じていたよな。
   ラブ・シーン評論家としてはですね、そのへんをまず、じっくりと聞きたいん
   だけど
吾 別にどうってことないよ。ほら、相手役のジョアンナ(パクラ)とは気心が知れて
   いたし、キス・シーンってみんなが言うほど緊張しないんだよ。
中 そうなの~?オレ、まだ1回もキス・シーンってねぇんだよ。キスする前にひっぱ
   たかれたり、池の中に飛び込んだり…って。そんなんばっか(笑)。オレだったら
   前の日は絶対、眠れないよ。期待と不安と興奮で(笑)。
吾 相手が何を考えているのかわからないと、ちょっと怖いけど、心が通じ合ってると
   平気だよ。哀しくて涙を流すシーンのほうがよっぽど緊張するな。
中 そっか~(まだ納得していない…)。でも、本当にジョアンナと吾郎はいいコンビ
   だったよな。
吾 かわいいよね。性格がすっごくかわいい。年上って感じしなかったもん。
中 年上っていえばさぁ、肺炎で入院してたとき朝から晩までテレビを見てたんだよ。
   そしたら、昼のドラマの再放送ですごくひれいな女優さんを発見しちゃった。
   なんて人だっけな~、そうそう鈴木京香さん。古風で、でしゃばらない感じがいい
   んだな。それから、山咲千里さんでしょ、和久井映見さんに…。それから…。
吾 わかってきたよ、タイプが(笑)。なんとなく、うん。六本木とか歩いてちゃダメ
   なんだよね、モデルみたいなカッコして。コンビにとかが似合うようなひとでしょ。
   それからね、ケン玉とか夏祭りが似合うひとにも憧れちゃうんじゃない?
中 そうかなぁ? でも、要は外見じゃなくて、性格とか内面的なものに魅かれるん
  だよ。
吾 そうだね。でもさ、年上の女性に憧れるのって、男にとっては永遠のテーマ
   だよね。
中 うん、少年の心を持っている限り、その思いは変わらないと思う。だから、少年の
   心をなくした30、40才のオヤジがピチピチ・ギャルに興味を持つように
   なる(笑)。
吾 自分より年上ってことは“何か襲えてくれそう”ってってことだと思うんだ。つまり、
   経験とかが“深い”ってこと。だから、本当は年齢なんて関係ないのかもしれない。
   同級生でも年下でも“深い”と思えるコはいるから。
中 いいこと言うねぇ。深きゃいいんだよ。でもさ、オレが15歳のとき18歳の女のコ
   は、もう大人って感じで眩しく見えたな~。ホント、ドキドキしちゃって、輝いてた。
吾 ボクの中学のそばに女子高があって登下校のとき一緒になるのね。あぁ、やっぱ、
   大人だなぁって思ってた。
   けど、中居くんや森くんと違って、ボクは年上の女性には慣れてるの。2つ上に
   姉キがいるから。よく女友達が遊びに来てたよ。バレンタインにチョコをもらった
   こともある。だから、初対面の女性とも自然と話ができるんだよね。
   男兄弟で育ったひとって意外に喋れないじゃない。
中 えっ、オレ、男兄弟だけど誰とでも喋れるぜ(笑)。そうそう、姉キの話で思い出し
   ちゃった。ほら、映画の中でオレの姉ちゃん役のひとがいたじゃん。
   あんときさぁ…。
吾 あっ、あれ!
中 そう、姉ちゃんの胸がポロンと見えそうになるシーンのとき、ふたりして草むらに
   隠れて、なっ。見ちゃいけないって監督に言われたんだけど、そう言われると見たく
   なるのが男なんだよね~(笑)。
吾 もう、必死だったよね。
中 こんなやつが主役だもん(笑)。でも、映画の中でもジョアンナのことを陰からノゾ
   くシーンあったよな。やっぱ、オレたちって少年の心を持ってるんだよ。
吾 結局さ、考えてみると男って子どもなんだよね。お釈迦様の手の上で遊ばれてるよう
   に、気がつくと女性に主権を握られてる、みたいにさ。ジャニス・ジョプリンのに
   「クライ・ベイビー♪」って曲があるんだけど、その詞そうだよ。
   “いつでもわたしの胸に帰って来て泣きなさい”ってね。女のひとってそれが本能で
   わかってると思うよ。だから、男も恋愛で甘えすぎちゃいけないと思うな。
中 そっか~? でも、オレもそうだけど、ふだん男ってカッコつけたがるじゃない。
   “オレについてこい!”ってさ。だからたまには、思いっきり甘えてみたい~!
吾 中居くん、ほどほどに…ねっ(笑)。



ではでは

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。