遅ればせながら『北極のナヌー』の感想です。
『北極のナヌー』の中で、ナヌーやシーラ達を襲った悲劇は、
自然の摂理とは別の、わたしたち人間が引き起こしてしまった
要因が大きいということに胸が痛みました。
もちろん、弱肉強食の世界で、結果的には同じ運命を辿ったのかもしれません。
でも、環境破壊が起こっていなければ救われる命もたくさんあった、そしてあるはずです。
よく環境問題についての討論番組などで、北極の氷が全部溶けても数センチ
水位があがるだけという意見を言う人がいますけど、
そういう人や、その意見を支持する人にもぜひ観てほしい。
たぶん、このままいけばナヌー達が経験している苦難がそのまま自分達の身に
ふりかかってくることになるのではないでしょうか。
映画の最後に出てくる問いかけに対して、どう答えるか。
吾郎が言うように、自分のできることからやっていく、
ほんの少しでも、我慢することをおぼえていくことが大事なことなんだと思います。
うーん、なんか真面目に語ってしまいました。
この『北極のナヌー』、ひとつだけ注文があるとすれば、
ナヌーやシーラ以外にも名前をつけてほしかったなーなんて。
弟とか、子守役とかよりも、名前があればもっと心に訴えかけるものがあるのでは
ないかと。とはいえ、白熊もセイウチも見分けがつかないんですけど(涙)。
吾郎のナレーション、優しくてとても心地よかったです。
吾郎の言い回しでクスッとなったところが何箇所かあったりして、
素敵な緩衝材の役割を見事に果たしていると思います。
ではでは

『北極のナヌー』の中で、ナヌーやシーラ達を襲った悲劇は、
自然の摂理とは別の、わたしたち人間が引き起こしてしまった
要因が大きいということに胸が痛みました。
もちろん、弱肉強食の世界で、結果的には同じ運命を辿ったのかもしれません。
でも、環境破壊が起こっていなければ救われる命もたくさんあった、そしてあるはずです。
よく環境問題についての討論番組などで、北極の氷が全部溶けても数センチ
水位があがるだけという意見を言う人がいますけど、
そういう人や、その意見を支持する人にもぜひ観てほしい。
たぶん、このままいけばナヌー達が経験している苦難がそのまま自分達の身に
ふりかかってくることになるのではないでしょうか。
映画の最後に出てくる問いかけに対して、どう答えるか。
吾郎が言うように、自分のできることからやっていく、
ほんの少しでも、我慢することをおぼえていくことが大事なことなんだと思います。
うーん、なんか真面目に語ってしまいました。
この『北極のナヌー』、ひとつだけ注文があるとすれば、
ナヌーやシーラ以外にも名前をつけてほしかったなーなんて。
弟とか、子守役とかよりも、名前があればもっと心に訴えかけるものがあるのでは
ないかと。とはいえ、白熊もセイウチも見分けがつかないんですけど(涙)。
吾郎のナレーション、優しくてとても心地よかったです。
吾郎の言い回しでクスッとなったところが何箇所かあったりして、
素敵な緩衝材の役割を見事に果たしていると思います。
ではでは
