アルコール・カフェイン依存と事件事故

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香川 高松市の不正開票事件 

2015年02月07日 | 他の事件
【関連】
滋賀県選管委員を逮捕 知事選で小鑓氏への投票依頼疑い
http://blog.goo.ne.jp/caffeineaddictionn/e/30e3ea606f4d15623055e17949a0f491





山地利文(やまじ・としふみ)













































2014年9月2日↓




2014年9月2日の裁判官↓






逮捕:山地利文(やまじ・としふみ)(59) / 高松市選挙管理委員会の事務局長 / 市農業委員会事務局長



逮捕:大島康民(おおしま・やすたみ)(60) / 高松市職員で得票計算を担当 / 市職員の団体職員



逮捕:山下光(やました・ひかる)(56) / 高松市職員で得票計算を担当 / 市消防局次長



岡弘哲(53) / 市職員



坂川昌史(52) / 市職員



藤沢優(41) / 市職員





・高松市内では、比例選で当選した自民党の衛藤晟一(えとうせいいち)・首相補佐官の得票が「0票」だったことから、支持者から疑問の声が上がっており、地検は関連を調べる。




2014年9月25日
http://blog.goo.ne.jp/caffeineaddictionn/e/70d4d53b6a28e011a2ff9e1d7fc86f28





高松不正開票 社会のあり方をゆがめる選挙管理委員会の不祥事

2014年09月13日 13:44

選挙が公正に行われるよう管理をする選挙管理委員会、その公正性に疑問がでるような不祥事が相次いでいる。

9月2日、香川県高松市の選挙管理委員会の職員が行った昨年7月の参院選比例代表をめぐる票の不正操作に関する初公判が行われた。

公職選挙法違反(投票増減)罪と刑法の封印破棄罪に問われた6人のうち、前高松市選挙管理委員会事務局長の山地利文被告を除いた5人の職員が罪を認めた。

この事件は、昨年の参院選の際、比例代表の票数が合わないと早合点した得票計算係の職員2名が白票を足すことで帳尻あわせを行ったものだ。

その後一時行方不明だった衛藤晟一氏(自民)の票が他候補の票に紛れているのを発見したが、未集計のまま梱包作業を行うことを決めたという。

さらに、衛藤氏に投票した有権者から選挙訴訟を提起されると、昨年8月から今年1月にかけて白票の投票用紙に候補者と関係ないことを書き込み、無効票がもともとあったと偽装しようとしたとされている。

これは選挙のあり方を揺るがす大きな問題だ。

そのような問題に選挙管理委員会の事務局長が携わったと起訴されていることを重大事として私たちは受け止めなければならない。

今回は有権者の指摘によって問題が発覚したが、有権者が気づかなければ不正が見過ごされてしまう可能性もあるからだ。

選挙管理委員会の不祥事はこれだけではない。

先日の滋賀県知事選挙では事務局ではなく選挙管理委員そのものが不正を行ったとして逮捕された。

元自民党県議である三宅忠義県選挙管理委員が、自民党系の候補の投票依頼を行ったとされている。

しかし、経歴から考えれば特定の候補者を応援しようとすることは予見できないものではない。

そもそも選挙管理委員は議会によって選ばれている。

会派の推薦に従って委員が決められており、全員がそろえば確かに中立と言えなくもないが、それぞれは中立とは言いがたい。

会派の推薦で選挙管理委員が決められていること自体、あまり知られていないのが現実だ。

会派に所属しない人は選挙管理の手続きから排除されていることに加え、今回のような選挙違反が十分に起こりうる制度である。

事務局が不正を行い、選挙管理委員も公平でないのでは選挙制度は破綻してしまうだろう。

選挙はその結果如何によって私たちの社会のあり方を大きく変える可能性を持つものだ。

私たちは問題が取り上げられている今こそ、制度改革のため声を上げるべきだろう。
(編集担当:久保田雄城)
http://economic.jp/?p=40082





給料全額返上 不正開票で市長

2014/9/5 18:21

去年の参院選の不正開票事件を受け、高松市の大西秀人市長は、来月から3か月間給料を全額返上することを明らかにしました。

大西市長は今日の定例会見で、来月から3か月間の給料、総額およそ300万円を全額カットする意向を明らかにしました。

監視カメラなどを設置し、厳戒態勢で行なわれた県知事選が無事に終わった事と、今月2日に行なわれた不正開票事件の初公判で、前の選管事務局長の山地利文被告を除く5人が不正を認めた事から、
市政のトップとして責任を明確にしたものです。

不祥事に伴う市長の処分としては過去最も重く、市長の決意が再発防止と綱紀粛正、市政への信頼回復に繋がるか、注目です。

副市長2人も来月から3か月間の給料を30パーセントカットする方針で、今月8日に開会する9月定例市議会に条例案が提案されます。
http://www.rnc.co.jp/news/index.asp?mode=1&nwnbr=2014090512





不正開票事件で給与返上 高松市長

(香川県)

昨年の参院選の不正開票事件を受け、高松市の大西市長は5日の定例会見で、10月から3か月間の給料約300万円を全額返上する意向を明らかにした。

市政のトップとして責任を明確にしたもの。副市長2人も3か月間の給料を30パーセントカットする方針。
[ 2014/9/5 15:35 ]





高松市不正開票事件 初公判

2014/9/2 17:53

去年7月の参院選における高松市の不正開票をめぐる事件の初公判が高松地方裁判所で開かれ、市の職員など6人のうち1人を除いて起訴の内容を認めました。

この事件は去年7月に行われた参院選比例区の高松市での開票作業で、集計済みの白票400票がもう1度集計され、その後、発見された自民党の衛藤晟一さんの票、312票が集計されなかったとされるものです。

当時、高松市選挙管理委員会の事務局長だった山地利文被告、59歳、得票計算の責任者だった大島康民被告、60歳、山下光被告、56歳の3人が公職選挙法違反の罪に問われています。

また、山地被告と部下の選管職員だった3人の被告は、票の操作が発覚しないように去年8月から今年1月にかけ3回にわたり封印済の投票用紙の段ボール箱を開け、
衛藤晟一さんの票の一部を別の箱に移し替えるなどしたとして、封印破棄の罪に問われています。

高松地裁で開かれたきょうの初公判で、山地被告は「他の被告と裁判を分けてもらってから内容を明らかにしたい」と認否を留保し、大嶋被告は「事実は間違いないが、当時は衛藤さんの票だとは知らなかった」と話しました。

他の4人の被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

続く冒頭陳述で、検察側は、得票計算係だった大嶋被告と山下被告が票の数が足りないと思い込み、「白票で片付けるしかない」と話し、選管の事務局長だった山地被告がうなづいて犯行に至ったと指摘しました。

また、隠ぺい工作においては、市役所の地下倉庫に保管していた投票用紙が入った封印済みの段ボールを大きな段ボールに入れて隠しながら持ち出していたことなどを明らかにしました。

裁判は次回から山地被告、大嶋被告、山下被告、そして部下の3被告の4つの裁判に分けて審理されることになりました。
http://www.rnc.co.jp/news/index.asp?mode=1&nwnbr=2014090209





高松不正開票 6人中5人が起訴内容認める

日本テレビ系(NNN) 2014年9月2日(火)22時3分

参院選における香川県高松市の不正開票をめぐる事件の初公判が2日、開かれた。

市の職員など訴えられていた6人のうち、1人を除いて、起訴の内容を認めた。

この事件は去年7月に行われた参院選比例区の高松市での開票作業で、集計済みの白票400票がもう1度集計され、その後、発見された自民党の衛藤晟一さんの票312票が集計されなかったとされるもの。

当時、高松市選挙管理委員会の事務局長だった山地利文被告(59)、得票計算の責任者だった大島康民被告(60)と山下光被告(56)の3人が公職選挙法違反の罪に問われている。

また、山地被告と部下の選管職員だった3人の被告は、票の操作が発覚しないように、去年8月以降3回にわたって市役所で封印済みの投票用紙の段ボール箱を開け、衛藤晟一さんの
票の一部を別の箱に移し替えるなどしたとして、封印破棄の罪に問われている。

高松地裁で開かれた初公判で山地被告は、「他の被告と裁判を分けてもらってから内容を明らかにしたい」と認否を留保し、大嶋被告は「事実は間違いないが、当時は衛藤さんの票だとは知らなかった」と話した。

他の4人の被告は「間違いない」と起訴内容を認めた。

続く冒頭陳述で検察側は、得票計算係だった大嶋被告と山下被告が票の数が足りないと思い込み、「白票で片付けるしかない」と話し、選管の事務局長だった山地被告がうなずいて犯行に至ったと指摘した。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20140902-00000058-nnn-soci





高松市選管・監視カメラは最低2台

2014/8/14 17:39

不正開票事件をめぐり、高松市の選挙管理委員会は、今回の知事選で開票所に監視カメラを2台以上置くことなどを決めました。

不正開票の再発防止を図るため弁護士などでつくる調査委員会は今月12日、香川県知事選挙の開票作業に向けた改善策を市の選管に提言しました。

今月31日の開票作業は高松市香川総合体育館で行われますが、市の選管は、きのう、監視カメラを2階観覧席に左右1台ずつ設置する方針を決めました。

開票作業が撮影しづらい場合は、正面にもう1台追加することも検討しています。

さらに、監視役のコンプライアンス担当として、次長級以上の1人を置き、確定票を扱う集積係の人員も増強するなど、二度と不正が起きないよう新しい体制で信頼回復に努めます。
http://www.rnc.co.jp/news/index.asp?mode=1&nwnbr=2014081412





不正開票事件で調査委 初会合

2014/7/18 18:15

去年の参議院選挙における高松市の不正開票事件の検証と、再発防止を目的にした弁護士などによる調査委員会が発足し、高松市役所で初めての会合が開かれました。

調査委員会は、弁護士、大学院教授、県選管の元職員のあわせて4人で構成されていて、初会合の今日は、調査委員会の会長を選んで非公開で審議に入りました。

委員によりますと、開票作業の流れについて説明があったあと、白票の水増しがいつ可能だったかなどについて意見交換があったということです。

また、来月末に行なわれる知事選挙にむけて、事務作業の当面の改善策を来月11日にもまとめる方針が決まったと言う事です。

白票を水増ししたり有効票を隠蔽したとして、市選管の元事務局長と部下などが起訴された前代未聞の事件。

調査委員会は来月1日に2回目の会合を開き、検察庁の捜査などの推移を見ながら、今年度末までに再発防止、信頼回復に向けた提言をまとめる方針です。
http://www.rnc.co.jp/news/index.asp?mode=1&nwnbr=2014071809





香川県選管、「0票」疑問視/高松・票不正操作

2014/07/18 09:47

昨年7月の参院選比例代表の開票をめぐり、高松市選管職員らが票を不正操作したとされる事件で、県選管が7月22日未明の開票確定直後に、衛藤晟一氏(自民)の得票が0票だったことに疑問を持ち、
市選管の担当職員に電話で問いただしていたことが17日、分かった。

県選管によると、応対した職員は、票の水増しを隠蔽(いんぺい)する偽装工作を行ったとして、封印等破棄の罪で在宅起訴された3人のうちの1人で、「間違いありません」と答えたという。

県選管によると、高松市の比例票が確定したのは22日午前2時10分ごろ。

その後、県選管内で、衛藤氏の得票が0票だったことを疑問視する声が上がったため、同3時半ごろ、市選管に電話で問いただしたところ、同50分ごろに担当職員から
「開票作業は終了し、0票で間違いありません」との返事があった。

昨年7月の参院選比例代表では、自民党から29人が立候補したが、高松市の得票が0票だったのは衛藤氏のみ。衛藤氏は全国で約20万票を獲得し当選した。

県選管は「2007年の参院選で高松市の獲得票が432票だったこともあり、今回の0票は不自然だと思ったが、票の確定は開票管理者である高松市に権限があるため、そのまま総務省に報告した」としている。

また、当時高松市選管事務局長だった山地利文被告(59)と市選管職員3人が行ったとされる選挙後の隠蔽工作で、職員の1人が「隠蔽工作の当日に、山地被告から白票の水増しや衛藤氏への
投票を未集計にしていたことを知らされた」と話していることが、関係者への取材で分かった。

最初の隠蔽工作とされる時期は市の内部調査の時期と重なっており、山地被告が不正発覚を恐れ、部下の職員3人に隠蔽工作を指示した疑いがさらに強まった。

高松市選管によると、17日朝、選管職員3人のうち、在宅起訴後に連絡がつかなかった2人から市選管に電話があり、「皆さんに迷惑かけて申し訳ない」などと謝罪したという。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20140718000143





市職員「事務局長が指示」/高松市選管・票不正操作

2014/07/17 09:28

昨年7月の参院選比例区の開票をめぐって、当時高松市選管事務局長だった山地利文被告(59)と市選管職員らが票を不正に操作したとされる事件で、8月以降に票の入った箱を開封し、
票の移し替えや廃棄などをしたとして、封印等破棄の罪で在宅起訴された市選管職員3人のうち、1人が「山地被告に指示されて隠蔽(いんぺい)工作に加わった」などと
話していることが16日、関係者への取材で分かった。

在宅起訴された3人のうち、岡弘哲被告(53)は起訴された15日、市選管に犯行を明かして謝罪していることから、少なくとも2人は隠蔽工作を認めたことになる。

高松地検は箱の中の票の不正操作は、開票作業での白票水増しや衛藤晟一氏(自民党)への投票を集計しなかった不正を隠すのが目的とみており、山地被告が主導的な立場で隠蔽工作を繰り返していた可能性がある。

山地被告は、白票水増しや衛藤氏の票を未集計にしたとして公職選挙法違反(投票増減)の罪で起訴されたほか、市選管職員3人とともに、封印等破棄罪でも起訴されている。

関係者によると、この職員は箱の中の票の不正操作への加担について、「上司の山地被告に指示されて断れなかった」などと話しているという。

さらに、事前に白票水増しや衛藤票の未集計について知らされた上で行っていたことを認めており、隠蔽工作と分かって行為に及んでいたとみられる。

起訴事実で箱の中の票を不正に操作したとされる時期は、選挙翌月の昨年8月上旬から中旬、同9月上旬から中旬、今年1月下旬の3度。

この当時、山地被告は職員3人の直属の上司だった。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20140717000100





選挙の適正、管理市町選管に通知/県委員長

2014/07/17 09:32

昨夏の参院選の開票事務に携わった高松市職員ら6人が公職選挙法違反などの罪で起訴されたことを受け、香川県選管の白井敏雅委員長は16日、県内の各市町の選管委員長に対し、適正に選挙を管理するよう通知した。

通知では、「選挙は民主政治の根幹をなすもので、選管職員が法令を順守するのは当然」とした上で、来月の知事選、来年春の統一地方選に向け、あらためて職員に対して法令順守を周知徹底し、
選挙の適正な管理執行に万全を期すよう要請している。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20140717000103





第三者調査委を設置/高松市選管・票不正操作

2014/07/17 09:32

昨年夏の参院選比例区の開票をめぐって高松市職員らが票を不正に操作したとされる事件で、同市議会は16日に開いた臨時議会で、事件の再検証などに当たる第三者委員会の設置条例案を原案通り可決した。

18日に第1回会合を開き、今後、事件の原因調査を行った上で、再発防止策を提言する。

議会の冒頭、大西市長は「多大なる不信感を抱かせ、深くおわびする」と謝罪した後、市選挙管理委員会の付属機関として、第三者委を設置するための条例案を提案。続いて、議員5氏が質疑に立った。

第三者委のメンバーについて市選管の綾野和男委員長は弁護士2人と大学院教授、選挙事務経験のある元県職員の計4人と説明。

当面は、8月の県知事選に向けた開票事務の改善策を協議してもらう意向を示した。

また、白票の水増しを指摘する内部通報に基づき市が昨年8月に行った内部調査について、大西市長は「調査は不十分だった。重要案件は、必ず外部委員でつくる市公正職務審査会が
直接調査するなどの見直しを行う」と説明した。

職員の不祥事防止策としては、法律専門家を市職員として採用することを視野に、コンプライアンス担当組織の設置を検討する考えを明らかにした。

自らの責任にも触れ、「事実関係を極力明らかにした上で総合的に判断し、市民や議会に示したい」と述べた。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20140717000102





衛藤氏の票312あった/選挙後も隠蔽工作か

2014/07/16 09:42

昨夏の参院選比例区の開票作業で高松市職員ら3人が白票を水増ししたとして逮捕された事件で、高松地検は15日、白票を300票余り増やす一方、衛藤晟一氏(自民党)への投票を集計しなかったとして、
公職選挙法違反(投票増減)の罪で、当時、市選挙管理委員会事務局長の山地利文(59)、得票計算係の大嶋康民(60)と山下光(56)の3容疑者を起訴した。

さらに、不正を隠すため、封がされた段ボール箱を開封し票を移し替えるなどしたとして、封印等破棄の罪でも山地容疑者を起訴し、いずれも市選管職員の岡弘哲(53)、
坂川昌史(52)、藤沢優(41)の3人を在宅起訴した。

高松市の開票結果では衛藤氏の得票はゼロだったが、高松地検は起訴事実で「衛藤氏への投票が約312票あった」と認定。

票数操作は「開票作業で投票数が300票余り足りないと思い込み、つじつま合わせで白票を水増しした」と指摘し、衛藤氏の票は「白票の水増し後に票の束を見つけたが、集計せずに箱に入れた」とした。

起訴状などによると、山地、大嶋、山下の3被告は昨年7月22日、参院選比例区の開票作業で、票のつじつま合わせのため、白票を2回集計させるなどして白票約329票を水増し。

その後、見つかった衛藤氏への投票約312票を集計しなかった、としている。

また、山地、岡、坂川、藤沢の4被告は昨年8月、市役所11階の市選管の部屋で、有効票の入った箱のガムテープを剥がすなどして開け、衛藤氏の票を無効票の箱に移し替えた。

同年9月と今年1月にも、無効票の箱に2010年参院選の投票用紙を入れたり、白票に文字などを書き込んだなどとしている。

市選管によると、票の入った箱は市役所地下1階で保管されていた。

昨年8月には市に開票の不正を指摘する匿名の手紙が届いたほか、衛藤氏の支援者がゼロ票に関して抗議。

昨秋以降に刑事告発を受けた高松地検が捜査を始めており、隠(いん)蔽(ぺい)工作を図ったとみられる。

同地検は6人の認否などを明らかにしていないが、岡被告は同日、市選管に「申し訳ないことをした」と話したという。

■解説 選挙の根幹揺るがす

昨夏の参院選で自民党の衛藤晟一氏の高松市での得票がゼロ票だった問題は、選挙の根幹を揺るがす不正発覚につながった。

高松地検が起訴した市選挙管理委員会の職員らは、既に判明していた白票の水増しにとどまらず、衛藤氏の票に気付きながら、票を操作する隠蔽工作を繰り返したとされる。

事実なら、選挙への信頼を失墜させる前代未聞の不祥事だ。

同地検によると、一連の不正は、本来あったはずの衛藤氏の票を見落とした開票作業がきっかけとなった。

その結果、票の数が合わなくなり、職員らは白票を水増しするつじつま合わせを行ったが、その後、未集計だった衛藤氏の票が見つかったという。

この段階で開票作業をやり直すことも可能だったはず。

だが、作業の遅れを気にしたのか、衛藤氏の票は未集計のまま票を保管する箱にこん包された。

「1票の重み」はないがしろにされ、同氏の得票数はゼロで確定した。

さらに、当時の選管事務局長や部下の選管職員らは、集計後の票が入った段ボール箱を無断で開封し、票を細工する不正を行っていたという。

その時期は、白票の水増しを指摘する内部通報に基づき市が内部調査を行っていた最中の昨年8月や、衛藤氏の支持者が票の再点検を求めた直後の同9月などであり、組織ぐるみで不正を
隠そうとした悪質さが透けて見える。

加担したとされるのが、ベテランの選管職員ばかりなのも衝撃的だ。

今回は、衛藤氏の得票がゼロだったために支持者から声が上がったが、仮に同氏の得票数が数十票でもあれば不正は発覚しなかった可能性が高い。

「今までの選挙でも同じことをやっていたのでは」との疑念を抱かれても仕方がない。

行政事務の中で、選挙事務は特に公平公正さが求められる。

取材に応じた大西市長は「不正をチェックする立場の選管職員がこのようなことになり、申し開きができない」とうなだれた。

市は、事件の再検証や再発防止を図る第三者委員会の設置を予定しているが、突き付けられた課題はあまりに大きい。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20140716000114





不正開票事件・続報

2014/7/16 17:44

去年の参院選における高松市の不正開票事件を受けて、高松市は検証と再発防止のための第三者委員会を設置する条例案を臨時議会に提出し、可決されました。

しかし、事件は白票の水増しだけでなく、有効票の組織的な隠蔽工作の疑いもあり、議会から厳しい声が相次ぎました。

17秒間にわたり頭を下げ続けた選挙管理委員会の幹部。

選管の元事務局長、山地利文被告、59歳など3人は、去年7月の参院選比例区の開票作業で、投票用紙が300票余り足りないと思い込み、集計済みの白票を水増しした上、
自民党・衛藤晟一候補の票312票を集計しなかったとしてきのう起訴されました。

さらに、封印された段ボール箱に入った有効・無効票を別の箱に移し変えたとして、山地被告の当時の部下3人も在宅起訴され、組織的な隠蔽工作の疑いが浮上しています。

選挙で使われた票などは市役所地下の書庫で保管され、所属と氏名を記入して総務課でカギをもらえば、職員なら誰でも入れます。

去年8月の内部告発を受け、行なわれた調査にも不正は無いと回答し、票の再確認は法律を盾に不可能と言い切っていた山地被告。

その裏では人目につかない時間にダンボールを地下から運びあげ、3度に渡って巧妙に票を移し変えていたと言う事です。

一夜明けた今朝。

厳しい表情で臨時市議会に臨んだ大西市長。

議員からは責任追及や批判の声が相次ぐなか、提出された条例案は事件の検証と再発防止を目的に弁護士や学識者など4人の委員による調査委員会を設置するもので、きょう可決され明後日に初会議が開かれます。

今日の臨時議会で大西市長は指摘された自身の責任について、次のように述べました。

法律の専門家を市職員に迎え、新たにコンプライアンス担当の組織を立ち上げる考えも明らかにした大西市長。

組織全体の綱紀粛正にむけて厳しく臨む姿勢を示しましたが、市に対する信頼はもはや地に落ちたと言わざる得ず、回復に向けた道のりには不信感という厚く高い壁が立ちふさがっています。
http://www.rnc.co.jp/news/index.asp?mode=1&nwnbr=2014071609





“白票増やす”高松市選管職員ら3人逮捕

2014年6月25日(水)22時6分

去年7月に行われた参議院選挙の香川県高松市の開票作業で、集計を終えた白票を再度入力させ白票を増やすなどしたとして、検察庁は当時の市選挙管理委員会の事務局長など3人を公職選挙法違反の疑いで逮捕した。

逮捕されたのは高松市選挙管理委員会の事務局長だった山地利文容疑者(59)と、いずれも市職員で得票計算を担当していた大島康民容疑者(60)、山下光容疑者(56)の合わせて3人。

3人は共謀のうえ去年7月、参議院議員選挙の比例区の開票作業で、パソコンに集計済みの白票約300票を別の職員に再び入力させ、白票を増やすなどした疑いがもたれている。

参院選の比例代表で当選した衛藤晟一議員の高松市での得票がゼロだったことが問題となり、有権者が刑事告発し、高松地検が捜査していた。

高松地検は3人の認否を明らかにしていないが、今後、動機や詳しい票の増減など全容解明を急ぐことにしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20140625-00000071-nnn-soci





“白票水増し”高松市の選管職員ら3人逮捕

2014年6月25日 19時05分

去年7月に行われた参議院選挙の比例代表の開票作業で、高松市の選挙管理委員会の当時の事務局長ら開票担当者3人が、一度集計し終えた白紙の票をもう一度集計させることで
白票の数を実際よりおよそ300票増やしたとして、検察は、3人を公職選挙法違反の疑いで逮捕しました。

逮捕されたのは、いずれも去年の参議院選挙で高松市の開票作業に当たった、当時の市の選挙管理委員会事務局長の山地利文容疑者(59)、当時の市の財政局職員、大嶋康民容疑者(60)、
それに市の消防局次長の山下光容疑者(56)の3人です。

検察によりますと、3人は去年7月の参議院選挙で、高松市の体育館で行われた比例代表の開票作業で白紙の票の数を実際よりおよそ300票増やしたとして、公職選挙法の投票増減の疑いが持たれています。

検察によりますと、3人は一度集計し終えた白紙の票を再び担当者に手渡し、もう一度集計させていたということです。

検察は、3人の認否については明らかにしていません。

この時の開票作業を巡っては、比例代表に立候補して当選した自民党の衛藤晟一議員の高松市での得票数が1票もなかったとして、支援者が市側に抗議する問題が起きていて、検察は、
この問題についての告発状が提出されたのを受けて捜査を進めていました。

検察では、3人が白紙の票を増やした動機やいきさつについて詳しく調べています。

■「信頼を失墜」と謝罪

今回の事件を受けて、高松市選挙管理委員会の東原博志事務局長は、取材に対し、「ことし8月に知事選挙を控えるなかで市民や関係者の皆様の選挙への信頼を失墜してしまい、大変申し訳ありません」と謝罪しました。

また、今回の事件については「投票総数のつじつまを合わせるためだったのではないか」と述べる一方、衛藤議員の高松市での得票が1票もなかった問題との関連については、
「事実関係がはっきりしていないのでコメントは差し控えたい」と述べました。

■「信じられない」

自民党の衛藤総理大臣補佐官は25日夕方、国会内でNHKの取材に対し、「選挙は民主主義の基本であり、この日本で票をごまかすという行為が行われたことは信じられない。

関係性はまだ分からないが、せっかく投票してくださった方々の心が踏みにじられているので、きちんと事実を明らかにしてほしい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140625/k10015502771000.html





「白票取り扱いで不正」と高松市に文書

2014年6月26日 4時12分

去年7月に行われた参議院選挙の比例代表の開票作業で、高松市の選挙管理委員会の当時の事務局長ら3人が、白票の数を実際より増やしたとして公職選挙法違反の疑いで検察に逮捕されました。

高松市には選挙の翌月、白票の取り扱いに不正があったとする内容の文書が届いていたことが分かり、市では当時の対応に問題がなかったか調査することにしています。

去年7月に行われた参議院選挙の高松市での開票作業で、1度集計し終えた白紙の票をもう1度集計させることで白票の数を実際よりおよそ300票増やしたとして、検察は25日、
当時の市の選挙管理委員会事務局長の山地利文容疑者(59歳)ら3人を公職選挙法違反の疑いで逮捕しました。

この事件を受けて、高松市では当時の開票作業の経緯について確認したいとしていますが、選挙の翌月の去年8月、市に、「白紙の票を2回数える不正があった」などとする文書が
届いていたことが市への取材で分かりました。

文書が届いたあと、市は白票の確認作業に関わった複数の職員に聞き取り調査を行ったということですが、不正があったかどうか確認できなかったということです。

市では調査方法など当時の対応に問題がなかったかどうか調べることにしてます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140626/k10015510651000.html





高松市選管 ”白票水増し”で謝罪

2014年6月25日 22時59分

去年7月に行われた参議院選挙の比例代表の開票作業で、高松市の選挙管理委員会の当時の事務局長ら開票担当者3人が公職選挙法違反の疑いで逮捕された事件を受けて、
高松市選挙管理委員会は25日夜、記者会見を開き「選挙への信用を大きく失墜することになり、市民の皆様、関係者の皆様に深くおわびしたい」と述べ、謝罪しました。

今回の事件を受けて高松市選挙管理委員会は25日夜、高松市役所で記者会見しました。

会見で、東原博志事務局長が「選挙への信用を大きく失墜することになり、市民の皆様、関係者の皆様に深くおわびしたい」と述べ、謝罪しました。

そして東原事務局長は逮捕された3人について、当時、開票や得票計算の管理をする立場で、集計し終えた白紙の票を再度集計させて白紙の票を増やすことができる立場だったと説明しました。

そのうえで東原事務局長は、開票作業の終了間際に、投票者数と、有効票と無効票の合計が合わず、無効票を再点検したところ票の数が符号したため、問題がないと判断したということです。

市選挙管理委員会事務局では「今後、逮捕された3人に事情を聞いたうえで改めて再発防止に努めて信頼を回復したい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140625/k10015507271000.html





元市選管事務局長ら、白票300票不正に増やす

2014年06月26日 00時17分

昨年7月の参院選の開票作業で比例選の白票約300票を不正に増やしたとして、高松地検は25日、当時の高松市選管事務局長兼選挙課長・山地利文容疑者(59)(現・市農業委員会事務局長)ら
3人を公選法違反(投票増減)容疑で逮捕した。

高松市内では、比例選で当選した自民党の衛藤晟一(えとうせいいち)・首相補佐官の得票が「0票」だったことから、支持者から疑問の声が上がっており、地検は関連を調べる。

他の逮捕者は、得票計算係の責任者だった元税務部長・大嶋康民(60)(定年退職)と、同係主任だった消防局次長・山下光(56)両容疑者。

発表では、3人は共謀し、投開票日の7月21日から22日にかけ、開票所だった高松市内の体育館で、すでに集計が終わっていた比例選の白票300票をパソコンの入力担当者に手渡して再集計させ、
故意に白票を増やした疑い。

開票時、投票数と開票結果が合わず、不足分を補うため水増ししたとみられる。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140625-OYT1T50095.html





公職選挙法違反:昨夏参院選、前高松市選管局長ら白票水増し 投票増減容疑で逮捕

2014年06月26日

昨年7月に実施された参院選の開票の際、白票を約300票水増ししたとして、高松地検特別刑事部は25日、前高松市選管事務局長で開票管理者代理だった山地利文容疑者(59)ら
3人を公職選挙法違反(投票増減)容疑で逮捕した。

この選挙を巡っては、全国で20万票以上を集めて当選した自民候補の得票が同市では「0票」となるなど開票作業に疑問が出されており、地検はこの経緯とも関連があるとみて捜査している。

山地容疑者は現在、市農業委員会事務局長。

他に逮捕されたのは、開票作業時に得票計算係の責任者だった元市税務部長で団体職員の大嶋康民(60)と、得票計算係の主任だった市消防局次長の山下光(56)の両容疑者。

地検は認否や詳しい動機を明らかにしていない。

逮捕容疑は昨年7月21日に高松市の体育館であった参院比例代表の開票作業の際、3人で共謀し、集計入力が済んでいる白票を、事情を知らない集計入力担当者に手渡して再度集計、
入力させるなどして白紙投票を約300票増加させた、とされる。

関係者によると、3人は白票をまとめた束に付けるバーコードを張り替え、二重集計の発覚を免れていた、という。

地検は25日までに、市選管を捜索し、パソコンや投票用紙などを押収した。

参院選では、比例代表で再選した自民党の衛藤晟一(せいいち)首相補佐官の得票が高松市で0票だった。

衛藤氏は07年参院選で432票を得ていた。

開票後、複数の有権者が「自分は衛藤氏に投票した」と証言し問題化したが、公選法は有権者が再点検などを求めて提訴できるのは開票日から30日以内と定めているため、再開票はされず、
その後の市の調査でも原因は不明とされた。

昨年9月、市民の刑事告発があり、地検が捜査する中で白票の水増しが発覚したという。

25日、会見した高松市選管によると、開票作業で当初、投票者数と票の合計が食い違い、数え直して再度計算したところ合ったという。

大嶋、山下両容疑者が計算の責任者だった。

市選管は「票数が合わないのを白票で調整したのではないか」とみるが、票の食い違いがなぜ起きたかについては分からないままだという。
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140626ddm041040140000c.html





白票水増し、市幹部ら逮捕=昨年の参院選、公選法違反容疑―高松

2014.06.25 21:31

高松地検は25日、昨年7月の参院選比例代表で、開票作業中に白票約300票を水増ししたとして、当時の高松市選挙管理委員会事務局長で同市農業委員会事務局長の山地利文容疑者(59)と、
得票計算係だった団体職員の大嶋康民(60)、消防局次長山下光(56)両容疑者を公選法違反(投票増減)容疑で逮捕した。

同地検は認否を明らかにしていない。

逮捕容疑は2013年7月22日、集計・入力済みの白紙投票を担当者に手渡し、再度入力させて約300票を増やした疑い。

同選挙をめぐっては、選挙結果確定後に市内の有権者が「投票した候補の得票数が0票になっている」と市に指摘したが、市側は「異議申し立て期間が過ぎている」として調査しなかった。

同地検に告発があり、捜査の過程で白票水増しの疑いが発覚した。 
[時事通信社]
http://getnews.jp/archives/607043





白票水増し容疑で高松市職員を逮捕 参院選巡り地検

2014/6/25 22:07

高松地検は25日、昨年7月にあった参院選で、比例代表の開票の際、集計済みの白票約300票を再度入力させ白票を増やしたとして、公選法違反(投票増減)の疑いで、
当時高松市選挙管理委員会事務局長だった市農業委員会事務局長の山地利文容疑者(59)ら3人を逮捕した。

他に逮捕されたのは、いずれも得票集計係だった、当時市職員の団体職員、大嶋康民容疑者(60)と市消防局次長、山下光容疑者(56)。

逮捕容疑は昨年7月22日、高松市の体育館で集計作業中、共謀してパソコンに集計入力済みの白票約300票を、担当者に再度入力させ、白票を増加させた疑い。

参院選比例代表で当選した自民党の衛藤晟一氏の高松市内での得票が0票で、刑事告発に基づき高松地検が捜査していた。

市選挙管理委員会の東原博志事務局長は「市民の信頼を裏切り、大変申し訳ない」と話した。
〔共同〕
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2504D_V20C14A6CC1000/








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山下 光 市 消防局 次長 市 消防 局 次長 市消防 局 次長 市消防局 次長 白票 再度 入力 衛藤 晟一 衛藤晟一
渡辺光夫 弁護士 自民 水増し 高松市 選挙管理委員会 事務局長 高松 市 選挙 管理 委員会 事務 局長 農業 委員会 事務局長
農業委員会 事務局長 画像 顔


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