カフェパスタ料理教室・渋谷・ちょっと為になる話し

料理教室渋谷・ポケットキッチンで「カフェパスタ料理講座」開講中。作っている料理や食材についてちょっと為になる話し集。

アクアパッツァの不思議

2009年06月17日 22時32分00秒 | Weblog
なんだこの名前は??ってお店に行った時など疑問に思った方はいないですか?
直訳すると「狂った水」や「暴れる水」などの意味があります。
変な名前の料理ですよね。
そして、作り方を見ると「あれ?これだけ?」って思うはずです。
でも、食べてみると「手間がかかった料理」と思わせる味です。

ここで作る時にポイントを説明します。

1、食材・水が入ったら必ず強火で煮込んでいきましょう。

  もともと「アクアパッツァ」という名前がついたのも、強火でガンガン煮立てるからです。
  じっくりコトコトが基本と思っている方、料理はそればかりではありません。
  一気に魚介から旨味を出し、魚に旨味を吸収させていきます。

2、魚はなるべく丸ごと1尾、白身魚を使いましょう。

  教室では切り身を使っていますが、本来は丸ごと1尾の方が旨味は出ます。
  また、切り身の場合は火を通しすぎてしまう事もあり、身がパサパサになりやすいのです。

3、お店で食べるものではなく、自宅で作る料理にしましょう。

  そんなの無理って思う方。
  ホントそんな事はないんですよ。
  食材さえあれば、調理時間なんてホントにあまりかかりません。
  魚1尾内臓などを取るのは苦手・・・、って方は切り身でまずは挑戦して下さい。
  お店で食べると高いけど、自宅で作ったら安上がりですよ!
  白ワインともよく合います。