ロードバイク
乗れたのは息子と塩尻に行って帰ってきただけ。往復20キロ。
で、旦那が「申し込むよ~」と申し込んだ大会がグランフォンド軽井沢でした。
コースはこちら
「123キロ」と言われても想像できないし。
「坂多いよ」って言われても坂は電動自転車でしか登ってないから自転車の辛さは知らない。
そもそもギアの変え方もよくわかっていないし、ビンディング(スキーとスキー靴みたいにペダルと自転車靴がくっつく)外すのが苦手で転びまくるしこんなんで出場していいのかな? という状況でしたが
「やれるだけやってみよう」と練習なしのぶっつけ本番で出場です。
テーマは
「根性で完走!」
大会当日 駐車場で準備して、いざ乗ろうとした時お尻のポケットにサドルが引っかかり派手に転んでテンションダウン…
(自転車のズボンってお尻が痛くならないようにパッドが入っていてしかもポケットが付いていたりするのでサドルがひっかかるんです。この後もなんどもひっかかりそうになり、かなり意識して乗るようになりました。)
駐車場で準備している人たちも「え?なぜここで転ぶ?」みたいな視線でほんと恥ずかしいし、でも乗らなくてはいけないし、でもまた転ぶかもと思うと乗れないしこの時が一番辛かった。
で、スタート地点になんとか移動してスタートしようとした時に無事に乗れるかどうかに緊張してペダルをグルグルしたらギアが外れてしまいパニック…
受付順にスタートしている中 スタートしてギアがはずれている人が私。
それを後続のスタート地点の人々に見守られ、運営のところにいたメカニックの人がささっとギアをはめてくれてなんとか後続の人に見守られながら単独スタート…。
「この人大丈夫?」
っていう視線に「ほんと大丈夫じゃないです…」と、思いながらヨロヨロと。
スタートしてどのギアが適切かわからないので、軽めのギアで漕いでいると伴走するスタッフの人が来て
「ギアをアウターにして」とか言うんです。
「アウターって何ですか? 重くすればいいですか?」
と初心者全開の質問で教えてもらい一通りレクチャーを受け
「じゃあ頑張ってくださーい」とスタッフの人はスイスイ先を走って行きました。
で、すぐ坂。しかもずっと坂。
がしかし、私の趣味は山登り。
なので坂はけっこういけたのです。
というか降りると転ぶかもしれないし(ビンディングがうまくはずれないから)、
その後乗れなくなるので降りたくない一心で漕ぎました。
その時気付いたのですが、転びすぎて自転車をおかしくしたのかギアを一番軽くするとガチャガチャなってきちんと噛み合ってくれない。
というわけで
「一番軽いギアを使っちゃいけない」←ギアがはずれそうになる
+
「辛くても降りちゃいけない」
というマイルールで必死に漕ぎました。
その後、第1チェックポイントから第2、第3までは結構順調で、完走できるかなと期待できたのですが、
ギアを適切に変えれないのとビンディングがうまくつけれないことで最後の登りがきつくなり始め、しかも一度降りてしまうとずっと歩いてしまうので第4チェックポイントで大きく遅れてしまいました。
運営の人に「もうすぐ閉まりますよ 閉まったらリタイアですから!」みたいなことを言われて
慌てて根性を持ち直し、そっからはノンストップで漕ぎまくりました。
結果 なんとか完走。
走っている最中のモチベーションの拠り所は
「こんなに自転車のことよくわからないのに完走できたら面白いブログネタになるかも?」
というのと(読者はfacebookの友達数人だけど)
「まぁ根性だせば余裕でしょ」と旦那に言いたかった ということ。
旦那には「ギアがおかしくなくて、ビンディングがちゃんと使えたらもっといけたけどね~」と余裕ぶっこいてみました。
自転車乗っている最中、わからないことが多すぎて周りの人の会話にずっと聞き耳をたてていました。
「今アウター?」「いやとっくにインナーっす」みたいなギアをどうしているかとか、
その他専門ワードすぎてわからないこと多数で今こそ弱虫ペダルを読む時だと思う。
ギアに関しては未だにさっぱりわからなくて旦那に習ったのは「登りは軽く、踏み込みたい時は重く」だけ。
でも周りの人はやたらとギア変えててカチャカチャカチャカチャ言わせてるの!どういう法則なのさ?
ま とにかく完走できて本当に嬉しい。自転車よくわからないけど。
なんかみんなワイワイしてるがよくわからないし、アウェイ感をただ感じる…
勇気を出して写真を撮ってもらった。この後すぐギアがはずれ泣きがはいる。
真田丸で盛り上がってるらしい場所を色々とおる
完走したぞ このやろう