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自分に優しく他人に厳しい...

2014-04-26 16:57:00 | 関係性イノベーション

前回、自分の表情は観えないでした。 

 


 

 

 

先日、こんなことがありました。

得意先の会社に報告書を送りました。

その報告書は、当初、担当の女性から
「いつものように書いてくれたら良い」と
言われていました。

(担当の女性とは、良い関係性ではない)

 

報告書を提出後、しばらくして彼女から

「この報告書はどういうつもりで書いたのでしょうか?」
という電話がありました。

 

まわりくどい言い方をされるのが嫌いは私は

「報告書の内容に不備があるなら単刀直入に言ってほしい」

と言うと 

彼女は、

「報告書の不備ではなく、私の主観に沿う表現で書いてほしい
小橋さんなら言わなくても解っていると思っていました」

みたいなことを言うので

「それなら最初に報告書の書き方について
明確にしておくべきだったでは・・・」

このようなことを電話でやりとりしましたが、
どちらも自分の主張を通そうとするばかり。

 

どうでしょう?

日常的によくあるコミニュケーション不足であり
お互いにどっちもどっちです。

 

心理学に
「行為者・観察者バイアス」という言葉があります。

他人の行動については、その人の内面に
原因があると考えるのに対して、
自分の行動についてはその原因が
自分の外側にあると考える傾向のこと。

つまり、「自分に優しく他人には厳しい」です。

 

例えば、

通路に置いてある装飾品を他者が落として壊したとします。
それを見たあなたは「壊した人の不注意」と考えます。
ところが、あなたが同じことをした場合には
「通路に置いている方が悪い」と考えてしまうのです。

これはあなたも経験ありますよね。

今回のトラブルは、
まさに行為者・観察者バイアスでした。

 

電話ではお互いの顔が見えないので言いたい放題。
これが対面で互いの顔を見ながら話していたとしたら
捉え方や印象が変わっていたかも知れません。

コミニュケーションをとる上で
顔の表情はとても大切です。
会話の内容によって、困惑した表情や
納得した表情はすぐに認知できます。
 

言葉はとても大切だけど、表情と一緒に伝えることで
言葉だけより何倍も心に入ってきます。

意思の疎通が図れている恋人や夫婦には
言葉が必要ないことがあったりしますが、

一般社会でも、
ちょっとした買い物なら言葉はいりません。


便利な世の中なればなるほど、
最も大切なコミュニケーションがとれなく
なってきているのかも知れませんね。 

 

 

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