約3年前に再開局をしてまず第一に再開したのが50mhzでした。無線には色々な周波数がありますが学生時代のあの強烈な感動をもう一度味わいたくての再開局ですので当然の展開です。50mhzの楽しみ方は様々ですが、はやりDX狙いです。ところが、お空の環境の変化と共に50mhzの現状と自分自身の環境を考えると、どうもしっくり来ないことが多くなってきました。
・現役サラリーマンとして平日は無線が出来ない(やらない)
・休日は幸いにも、かなりの時間を無線に費やせるが丸1日オープンしないバンドを聞き続けるのは苦痛だし、つまらない。
・マルチバンドはアンテナ設備が中途半端になり、むしろフラストレーションが溜まる。
・QSOの楽しみ方が自分自身変化してきた(単にパイルを抜くとか59センキューだけではつまらない)
・何よりも黒点活動の動向からサイクル24で過去のビックオープンの期待は難しい??
・タワー、リグ、リニアへの投資が回収出来ないhi
ということで一大決心?をして「帰らぬあの人」と決別して新しい恋人を探すことにしました。新たなバンドは28MHZです。この28MHZもVHFの仲間ですので太陽黒点の影響をモロに受けますが、50mhzに比較すれば◎オープン時間が長い ◎局地的オープンがゆるやか ◎同一カントリーから複数局が出ている ◎ケーブルロスや受信機のN/F対策が簡単 といったメリットがあり、同時にVHFのテイストも有るという特徴があります。
両方のバンドを聞けば明かですが50mhzのDXはとても短時間で、1カントリー当たり1~2局程度ですのでQSOは基本的にレポート交換のみで終わります。一方の28MHZではCWによるQSOもペディション等を除けば、最低でも名前の交換ですし北米やEUのOMとのラバースタンプQSOもかなり楽しめます。また、モードもSSBやCWは勿論、RTTY,PSK,AM,FMでのDXも数多く可能です。
ここまで来ると後は自分のこだわりと意地?の問題だけとなります。新しいアンテナは28MHZモノバンドの6エレを予定しています。本当は8エレ程度が欲しいのですが、敷地の関係から限界ですね・・・といっても6エレでもブームが9.5mあり領空侵犯は確実ですが・・・
後は様子を見ながら低めの周波数・・・7か10メガ当たりのRDPを考えています。