| 指しゃぶりする幼児の指にカラシ 甲府市の私立保育園「和成保育園」の５０歳代の女性保育士が、指しゃぶりをやめさせようと園児の指にからしを塗っていたことが３０日、分かった。県は「不適切な対応」として保育園に改善を求める行政指導をした。 県などによると、女性保育士は昨年１０月ごろ、頻繁に指しゃぶりをする生後約３カ月の男児の指にからしを塗って矯正しようとしたという。今年２月、県などに匿名の情報提供があり、６月の定例監査で事実を確認。県は２２日、１カ月以内に改善策を提出するよう求め文書で指導した。 同保育園によると、女性保育士は「よだれで口元などの皮膚が荒れ、血がにじむほどだったので、独断でからしを塗った」と話しているという。深沢久江園長は「親心からの行為だったが、行き過ぎており大変申し訳ない。再発防止策を全職員で考えたい」と話した。 |
| セブンイレブンが売れ残り弁当を飼料に コンビニ最大手のセブン－イレブン・ジャパンは２９日、東京２３区内の約１０００店舗で売れ残った弁当や総菜などの期限切れ商品を、９月から家畜用飼料として活用を始めると発表した。 これまでは堆肥（たいひ）に使ってきたが、飼料にまでリサイクルするのは流通業界内でも珍しい。フランチャイズ加盟店全体での取り組みを促す改正食品リサイクル法が年内に施行されるのをにらんで、今後茨城、埼玉、千葉の３県の店舗でも飼料化を進めていく方針だ。 飼料化を委託するアグリガイアシステム（千葉県八街市）が、１日に２５０トン処理できる工場を同県佐倉市で９月から本格稼働する。売れ残った商品を冷蔵車で毎日回収。工場ではラインに手作業を多く取り入れ１００％の活用を可能にしたという。 セブン－イレブンの山口俊郎社長は「（売れ残り弁当の）リサイクル後も、（その飼料を使って育てた豚などを）商品として使えないとリサイクルは定着しない」と説明。この飼料で育てた豚や鶏を、店頭で売る弁当の食材などに使うことを検討する。 セブン－イレブンの１店舗から出る１日当たりの生ごみは約１５キログラムで、全加盟店では１５０～１８０トンに上る。 |
| ＪＲＡ今週も出走予定全馬にインフル検査 日本中央競馬会（ＪＲＡ）は２８日、今週の競馬（９月１、２日開催）も、出馬投票した全馬にインフルエンザ検査を実施すると発表した。陽性馬の投票を取り消した上で再投票を行う。 なお、２７日に美浦、栗東両トレセン、および札幌、函館、新潟、小倉の各競馬場に在厩中の発熱馬６頭に対して行われた検査の結果、陽性馬はゼロだった。検査結果が発表された１４日以来、発熱馬から陽性反応が出なかったのは初めて。 |
| ６～７月生まれは近視なりやすい ６月か７月生まれの人は、１２月か１月に生まれた人に比べ、強度の近視になる確率が大きいとの研究結果を、イスラエルのテルアビブ大が２７日までに発表した。自然光にさらされる時間の長短が関係しているとみられるとしている。 同大の研究班は１６～２３歳のイスラエル人約３０万人を対象に、近視と生まれ月の関係について調査を実施、相関関係が判明した。６月、７月生まれに強度の近視が最も多く、最も少なかった１２月、１月生まれより、近視になる確率が２４％高かった。研究班は夏生まれに近視が多い傾向は世界共通とみている。 研究論文の共同執筆者の１人、ミハエル・ベルキン教授によると、生後間もない時期に光に当たる時間が長いと、体内時計に関係するメラトニンというホルモンの分泌が抑制される。これに他の要因が重なると、眼球の前後直径が伸び、近視になると考えられている。 ひよこを使った研究では、光に長時間さらされると眼球が長くなるメカニズムがあることが示されているという。 |
| 広島前田智が大台へカウントダウン 広島前田智が２０００安打へカウントダウンだ。２回、巨人久保の高め真っすぐを右翼線へ安打。「バットの先だったけどうまくかかってくれた」と話した。４回には２死一塁から一、二塁間へゴロを打つと、一塁走者のアレックスにボールが当たる。アレックスは守備妨害でアウトになりチェンジ。しかし前田智の一打は記録上、内野安打となり、この時点で大台まであと７に。「長く野球をやっていたらいろいろあるよね。ああいう形でヒットになったのは記憶にない」と驚いていた。 |
| 尾形代打サヨナラ弾！広島3500勝 ヨシノリがやった！ 劇的代打サヨナラ本塁打！ 広島は巨人と死闘を演じ、９回裏、尾形佳紀内野手（２９）のサヨナラ弾で球団通算３５００勝を成し遂げた。エース黒田が約２週間ぶりに先発したが６回４失点。７回にも１点を追加された７回表終了時で１－５。７回裏に一挙５点を奪い逆転したが、８回に再逆転を許す。熱戦に終止符を打ったのは、０５年の右ひざじん帯断裂から復活したヨシノリだった。 ７－７の９回裏、２死走者なしで尾形が打席に入る。巨人三木のボールを思い切り振ると、打球はライトスタンドへ向かって上がった。大観衆が尾形と一緒に「入れ」と願う。打球はそのままスタンドイン。「取られるかなと思ったけど、みんなのおかげでスタンドまで届いた」と尾形はヒーローインタビューで涙を流しながらファンに感謝した。 ０５年５月に右ひざじん帯を断裂した。実戦復帰目前だった昨年３月にも再度メスを入れた。合計６度の手術を乗り越えて、はい上がってきた。２３日に１軍に再昇格。いきなり大仕事をやってのけた。「２年間野球ができなくて、ファンのみなさんのおかげで野球ができるようになった。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」とヒーローは感激していた。 この日はエース黒田が約２週間ぶりのマウンドに上がった。父・一博さんが１７日、肺がんのため亡くなった。黒田は１８日の阪神戦（京セラ）に登板予定だったが回避。２０日から練習に合流し、この日が１１日ヤクルト戦以来のマウンドだった。 父の死を乗り越えて黒田は力投したが李に２ランを浴びるなど、６回７安打４失点。黒田は「本塁打がもったいなかった」と悔やんだが、劇的な勝利に「佳紀は苦労してるんで、結果がでてよかった。チームが勝ってよかった」と喜んだ。 尾形はこれが今季１号。球団通算３５００勝に花を添えた。これで対巨人４連勝となった。まだまだシーズンは終わらない。反撃はこれからだ。 |
| ＦＸ取引で脱税の主婦に懲役１年６月 個人投資家に人気の高い外国為替証拠金取引（ＦＸ）などで得た利益約４億円を隠し、約１億３９００万円を脱税したとして、所得税法違反の罪に問われた東京都世田谷区の主婦池辺雪子被告（６０）に、東京地裁（佐藤卓生裁判官）は２４日、懲役１年６月、執行猶予３年、罰金３４００万円（求刑懲役１年６月、罰金４２００万円）の判決を言い渡した。 弁護側は「主婦の安易な考えによる犯行で、悪質性は低い」と寛大な処分を求めていた。 起訴状などによると、池辺被告は数年前に死去した母親から相続した遺産などを元手にＦＸや商品先物取引に投資。２００３－０５年の間に得た所得を家族名義の口座に入金するなどして隠し、脱税した。 金は預金のほか、呉服や宝飾品の購入などに充て、夫は取引の詳細を知らなかったとされる。 ＦＸは、少ない元手で多額の利益を狙えるが、所得を申告しない投資家に対する脱税摘発も増加。ＦＸなどの財テクで個人所得を隠し約２億７０００万円を脱税したとして、都内の元会社員が５月、逮捕、起訴された。 |
| 隠し球Ｔシャツ「Ｇ戦は脱いでね」 広島は２２日「隠し球Ｔシャツ」を２４日から販売すると発表した。１枚３０００円。１５日の巨人戦で山崎が隠し球を成功させた“記念”に考案されたもの。ブラウン監督と並んでＰＲした山崎は「こんなに騒がれるとは…。成功してよかったです。たくさんの人に買ってもらいたいけど、巨人戦のときは脱いでください」と苦笑いしていた。 |
| 今週の中央競馬は開催、陰性の馬だけ出走 今週（２５、２６日）の中央競馬（札幌、新潟、小倉）は開催されることになった。日本中央競馬会（ＪＲＡ）が２２日、発表した。 ＪＲＡでは、馬インフルエンザの影響で前週１８、１９日の中央競馬を中止していたが、１週間のブランクだけで再開される。 ＪＲＡによれば、２０日から２日間行われた２０１２頭を対象とした検査で、陰性（インフルエンザに感染していない）が確認された馬が出馬登録可能で、登録後にもう１度再検査を行い、陰性が確認された馬がレースに出走できる、としている。 開催決定に先立って、競馬管轄団体の農水省、ＪＲＡ、地方競馬開催関係者による「馬インフルエンザ対策会議」が行われ、予防、感染拡大防止など、今後の対応が話し合われた。この中で、農水省は、開催の前提として、「公正競馬の確保」（ファンに疑念を催させない状況を確認）、「感染拡大防止に細心の注意を払う」といった措置をとることを要望した。 |
| 白い恋人がネット競売で５倍の高値も 賞味期限改ざん問題を受けて石屋製菓（札幌市）が自主回収している北海道の代表的な土産菓子「白い恋人」が、インターネットオークションに多数出品され、実際の小売価格の５倍以上で入札されているものもあることが２１日、分かった。 ヤフーのオークションサイトには約１００点の「白い恋人」が出品されており、１７日に出品された１８枚入りの商品は、９４５円の市場価格に対して、２１日午後４時現在で４９９９円が入札されている。 石屋製菓は既に「白い恋人」を含む全商品を新千歳空港などの土産物店から回収。生産再開のめどが立っていないことから、出品商品の説明書きでは「入手困難」とうたっているものもある。 同社の担当者は「食べたいという人もいるだろうが、自主回収をお願いしているのでできれば送り返していただきたい」と話している。 |
