長尾雄史のパリで燃えてるか!!【出張裏報告】

今、サンマの塩焼きが食べたい。猛烈に。。。

聖なる心と俗なる肉体 -後編-

2005年07月13日 | パリでの日々
今回は、ちょっとエロネタも入るので、女性の方は自己責任で読んでね。(でも、大したことは書いてないよ)。


「聖なる心」の美しい教会『サクレ・クール』で心が洗うことができた俺は丘を下って行きました。
丘を下るとそこには、カフェやレストラン、それにこんな店が軒をつられています。



有名なキャバレー、『ムーラン・ルージュ』もこの辺りにあります。



「聖なる心」の下にはこんな俗な欲望の塊が。。。

でもさぁ、まさしくこの矛盾こそが、人生の醍醐味ですよ。美しい気持ちにもなるけど、同時に欲望も芽生える。(別にSEXの話だけではないよ。ここでこれらの店を上げているのは、モンマルトルの場合、あまりにコントラストが際立っているから)。

確かに以前の俺は「美しい気持ち」を大切にするあまり、欲望の方を抑圧してた時期もあった。
そんな俺の一面を見て「仙人みたい」と勘違いしてた人もいた。(酒ばっかり飲んで浮き世離れした話をしていたからかな?)
でもねぇ、やっぱり、欲望とも真摯に付き合っていかなければダメだよね。

「だって、俺は救世主でも予言者でも仙人でもないんだもの」。

と言うことで、とりあえず『エロティック博物館』に入館。(笑い)



館内には女性だけのグループもいたりして、結構、普通の博物館な雰囲気。展示されてるのは世界各地の性的文化物です。



こんな感じの木像や、陶器の玩具、はたまた日本の春画などが展示されています。多分、その手の研究をしている人たちにとっては、貴重なコレクションなのかも。
でも、俺にはこういったバカなオブジェの方が分かりやすくていいな。ほら、俗な世界に帰ってきたばっかりだから。



まあ、ここに載せられない写真も沢山撮ったけど、実際のところ期待していたほどではなかったよ。
多分、本当にエロティックなものは、こんな博物館には展示されおらず、周りのいかがわしい店の暗闇で華を広げているのでしょうね。(その内、堪能しに行こうかな?)

とまあ、ここモンマルトルは、上には聖なる心があり、下に俗なる肉体がある、非常に人間くさい場所で俺にとっても、共感できる場所でありました。
本当はもっと、他にもエロエロスポットもあったのですが、さすがに自分のブログの品位を落としたくはないので、こんな感じにとどめておきます。

お終い

P.S.
今、気が付きましたが、俺がフランスに来て最初に入った博物館がエロティック博物館だった。(笑い)


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