ブロカートフィルハーモニー管弦楽団

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ARCUS(アルクス)第1回演奏会~イタリアに魅せられた作曲家達~感想

2005-03-24 | コンサートの感想
【ARCUS(アルクス)第1回演奏会~イタリアに魅せられた作曲家達~2005年3月18日の感想】



仕事の事情で休憩後の後半2曲しか聴けませんでしたが(;_;)、
アルクスのみなさんが本当に楽しそうに演奏しているのが
とても印象的でした。

ヴォルフの弦楽四重奏は、管楽器奏者の私は聴いたことがない曲でしたが、
目を閉じて聴いていると、陽気なバイオリン弾きが小躍りでもしながら弾いて
いるような自由な感じの演奏で、まるでイタリアで暖かい日の街中で聴いている
いるような錯覚を起こしました。初めて聴くにも関わらず最後まで、楽しく演奏
を聴けました。アンサンブルも素晴らしかったです。

メンデルスゾーンでは、若手の気心知れた同士がメンバーであるせいか
みんながお互いを尊重し合いながらも、体の中にあるエネルギーを湧き出させ、
ある一点にそのエネルギーが集中していく感じがして、一瞬たりとも目も耳も
離せない、エキサイティングで、かつ2楽章などは美しい音色で、素晴らしい演奏でした。


2曲しか聴けませんでしたが、まったく違ったイタリアを感じることが出来て、
前半(フルート吹きとしては特にプルチネルラ!)が聴けなかったのが本当に
悔やしくて堪らないほど、良い演奏会でした。

ぜひ第2回演奏会を切望致します!!


最後に、今回プロデュースされた松田先生、それから白井先生、
我らが師匠 甲斐先生、アルクスのみなさん本当にお疲れ様でした~♪

Written by ゆるなお。(Brokat Phil-Fl)

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【関連情報】(確認順)
ARCUS関係者の皆様、素敵なコンサートありがとうございました。
勝手ながら、今回のコンサート関連情報をリンク、トラックバックさせていただきました。
ARCUS
松田拓之 ホームページ
ARCUSインタヴュー
オーボエ奏者 最上峰行 【OBOISM】
GeTunes(コントラバス奏者 市川哲郎氏)
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-ARCUSとはラテン語で、虹、門の意味。演奏者・聴衆・作曲家を、音楽の架け橋でつなぎたいという願いから命名された室内オーケストラ。NHK交響楽団の若手奏者を中心に、メンバーひとりひとりが、ひとつの演奏会をプロデュースする。指揮者は置かず、曲ごとにコンサートマスターが交替する。演奏者が「音楽を愛する」純粋な気持ちに帰るこのプロジェクトに、聴衆の皆様もぜひ参加して頂きたい。-

当団でご指導頂いている、白井篤先生、松田拓之先生、甲斐雅之先生が出演されます。今回のプロデュースはその松田先生による~イタリアに魅せられた作曲家達~です。

【日 時】
2005年3月18日(金) 19:00開演

【場 所】
フィリアホール 

【曲 目】
モーツァルト:交響曲第23番ニ長調K.181(162b)
(コンサートマスター=森田昌弘)

ストラヴィンスキー:プルチネルラ組曲
(コンサートマスター=清水醍輝)

ヴォルフ:イタリア風セレナーデ (弦楽四重奏)
(1stヴァイオリン=大宮臨太郎 2ndヴァイオリン=三又治彦 ヴィオラ=佐々木亮 チェロ=長瀬夏嵐)

メンデルスゾーン:交響曲第4番イ長調「イタリア」Op.90
(コンサートマスター=松田拓之)

アンコール
モーツァルト:交響曲第22番より第3楽章


【出 演】
ヴァイオリン/大宮臨太郎 清水醍輝 白井篤 傳田正秀        
林智之 松田拓之 三又治彦 森田昌弘

ヴィオラ/坂口弦太郎 佐々木亮 御法川雄矢 松本有理

チェロ/海野幹雄 長瀬夏嵐 松浦健太郎

コントラバス /市川哲郎 西山真二

フルート/甲斐雅之 池辺昇平

オーボエ/最上峰行 岡北斗(ゲスト)

クラリネット/松本健司 伊藤圭

ファゴット/井上俊次 笹崎雅通(ゲスト)

ホルン/岸上穣(ゲスト) 嵯峨郁恵(ゲスト)

トランペット/本英司(ゲスト) 佐藤秀徳(ゲスト)

トロンボーン/池上亘(ゲスト)

ティンパニ/竹島悟史

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1 コメント

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トラックバック (jun1940)
2005-05-28 08:21:48
ブログ整理していて昨日トラックバック頂いていた事をしりました。ブログに書いた御楽団の演奏のコメントがお目に止まったことに驚いています。トラックバックありがとうございました。御楽壇の素晴らしいご活躍をお祈りしております。
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