明日は明日の風が吹くのだ

人生いつでも波瀾万丈

9/30トミン。~久しぶりのTuono~

2015-10-08 12:30:56 | Tuono

早いもので、Tuonoを購入してから5年になります。最近あまり乗っていないのは、Tigクラフトのスリップオンサイレンサーを中古で入手して装着したところ、結構な爆音なので街乗りしづらくなったから。じゃあサーキットで…といっても、練習時間が減り過ぎて新型DUKE-Rに適応出来ておらず、レースで使う予定のないTuonoに乗っている時間がない。そうこうしているうちに11月に車検なので、スリップオンサイレンサーをノーマルに戻し、ECUマップ もノーマルに戻さなければなりません。車検でノーマルマフラーに戻した後、再度マップ変更してスリップオンサイレンサーをつけるかどうか決めなきゃならないので、トミンを試走してみることにしました。試走の目的は1点のみ、「このマフラーでトミンを走れるか」です。

で、どんな状態かというとですね。

主に通勤使用だったので、リヤタイヤは真ん中だけ極端に減ってます。
クッキリと段減りの角がついてますな。

サイドのスリップサインがつながってるだけじゃなくて・・・

溝にはクモの巣までw

フロントタイヤは青光り。

フロントタイヤは2012年製。

リヤタイヤに至っては2011年製だ!

フロントもリヤも、最初に熱を入れてから3年くらい経っていると思う。スーパーコルサはストリートタイヤと違って品質保持剤なんて入ってないから、普通は「使っちゃダメ」だと思います(苦笑)。でもまあ、音量チェックで引っかかったら走行中止だし、ニュータイヤ入れて来てそうなったら涙が止まらないので、今回はこれでヨシ。

 タイムなんか出るわけないので、カメラどころかラップタイマーもつけずにコースに入り、ゆっくり慎重に皮むきしたところ、タイヤは思ったよりはグリップするんだけれども、人間がTuonoにまったく乗れなくなっていて驚いた。タンクをうまくホールド出来なくて身体が前にズレちゃってどうしようもないし、外足ステップが滑りまくって全く踏ん張れない。実は今までTuonoに乗って困ったことは一度もなくて、「いつどんな状態で乗っても何も考えずに走れるバイク」だと思っていたのだけれど、しばらく大排気量車に乗らない間に(最後にコースで乗ったの、去年の5-6月だと思う)、想像以上に人間が劣化していたことを実感。これじゃあ何に乗ってもダメだな。

しばらく走らせているうちに身体が慣れて来たので、タイヤはアレだけどタイム計測してみる?と思い、ラップタイマーをつけようとフロントフォークを見たらキャリパーのブラケットが油でヌルヌルになってるよ? あらまあ、フォークオイルが漏れているじゃないの。走行前は大丈夫だったのに・・・。

左だけ?と思って右側も確認したら、右も少量漏れていました。しばらく走らせてなかったから、オイルシールが劣化したんだねえ。これはペース上げちゃダメってことだね。

オイルを綺麗に拭き取ってから少し走ってみましたが、幸いそれ以上の漏れはありませんでした。とはいえ攻めていい状態ではないので、操作を確認するように、ゆっくり周回を重ねたけれど、ストレートや裏ストレートで軽々とフロントタイヤを持ち上げるパワーは健在。最高速度は118km/hしか出てないので全力アタックでどうなるかわかんないけど、今日くらいの走りならどうやら音量は大丈夫らしいと分かったので、今後もTigマフラーで行くかな。

フォーク整備も加わったので車検満了日よりも早めにDGさんに持ち込んだところ、Rショックも少し怪しい感じで、RショックもOHってことになりました。何も問題がなければFブレーキをマスター・キャリパーとも交換しようと思ってたんだけど、費用的にしんどくなったので見送りです。

5年で2万2000kmを走ったTuonoさん、何気に過去の所有車両で最も長く乗ってるんですよね。2回車検を通すのはTuonoだけじゃないかな。もうしばらく頑張ってもらう予定です。


12/29 走り納め。

2013-12-31 13:39:55 | Tuono

11/16で走り納めかな…と思ってたんですが、何とか目が覚めたので12/29(日)にトミンへ。今年は「走りたい」ってウズウズした感じよりも、「レース出るんだからたまには練習しなきゃ」「タイヤが生きてるうちに少しはタイム出さなきゃ」って義務感の方が先に立っていたのだけれど、12/29は不思議に「タイムはいいから、走りたいな」って気持ちになったので、出かけてきました。何となく、走らないと1年を終えられないって感じ。

Dvc00967

相棒は今回もTuono。つーか、トランポから下ろさないまま1月以上経ってたのね(苦笑)。

お馴染みの顔はakashitimiさん、azukiさんとそのお友達といったところで、常連組はもう冬眠モード。そりゃ、天気予報の最高気温、8℃だもんね。タイムなんか出るわけない。

ゆっくり支度して、13時30分頃にコースイン。タイヤの喰いつきが明らかに良くなくて、無理はさせられないなと判断。ジワジワとペースを上げてみるけれど、何周走ってもバイクに身体を預ける気になれない。もちろん、11/16に試したフォームは無理。ブレーキ握りながらの逆操舵で、どうもグリップしている手応えがないので、攻める気にならず。とにかく今日は無事に帰ろう。壊してもバイク屋さんも年末年始休みなのだし。

akashitimiさんはDR-Zで楽しそうにドリフトして遊んでる。あれだけ走れたら楽しいだろうなあ…と眺めていたけれど、本人としては「セッティング変えたらドリフトが続かなくなった」とのこと。

そういえば、azukiさんに後ろから近づいてテールツーノーズくらいまで追いついたら、目の前でコースアウトしてたw コケずに無事復帰出来て何より。静かなノーマルマフラーだし、そんなにプレッシャーかけてないと思うんだけどなあ。ちなみにazukiさんのフロントタイヤの左側が冷たかったから、ウチのTuonoも?と思って触ってみたら、ウチのはそんなに冷たくなかった。ということは排気量差か(CBR600RR vs Tuono1000R)、あるいは走らせ方の違いなんだろうね。あのタイヤ温度だと、左コーナー怖かったんじゃなかろうか?

まったくプッシュしなかったので、ベストはこんなもん。

20131229best

今回は「とにかくゆったり走って、多少膝擦れればいい」と思っていたので、自分的にはOK。最高速も121km/h出ていたので、最終の立ち上がりはベストを刻んだ時と同じだけ開けられてます。ただ、危なかった場面が1度だけあって、1コーナーの後の軽い左切り返しでテールスライドしやがった(苦笑)。帝王立ち上がりとか、左とか、「いかにも」な場所なら分かるんだけど、あそこは無防備なんで正直ちょっとビビりました(苦笑)。スライドアングルはたぶん10度くらい。まあ、なにかリズムがおかしかったんでしょうね。

とりあえず、走り納めが無事に終わって何より。翌日はチャーリー家で宅飲みして1年の〆。オンコール(電話当番)が当たっていて、何かあれば職場に行かなきゃならないので、自宅を片付けながらの年越しになるかな。

色々あって、何が何だか分からないままアッという間に過ぎ去った1年でしたが、来年はのんびりと楽しく過ごせますように。皆様も良い一年をお迎え下さい。


11/16トミン。

2013-12-28 15:31:47 | Tuono

今頃になってやっと11月の記録をアップ。最近何かと多忙で手が回らず。ちまちま書いてたんだけど、写真を入ればほぼ完成...ってところで長期放置モードに(苦笑)。

そういうことで、11/16にトミンに行ってました。11/3で走り納めかなと思っていたのですが、1回追加出来ました。

Tuono

今回の主な目的は松千代さんとApriliaでご一緒すること。で、相棒は前日に車検から引き取ったばかりのTuonoです。RSV4でのランデブーも考えたんだけど、Tuonoに履かせているディアブロスーパーコルサをRSV4に履き替える時間が取れなかったので、選択の余地なし(RSV4のタイヤは終了おつかれさんって感じ)。画像を見ながら、何でシングルシートカウルを外してたんだっけ?と思ったら、Hit-Airのコードがシートに挟まってたからライダー用のシートを外してたんだな。1月半も経過するとすぐに思い出せなくなるのは老化の証拠(苦笑)。

松千代さんの走行は午後なので、自分の計画としては午前中か午後の早い時間に今期ベストを狙い、後は松千代さんの引っ張りや追走での動画撮影、と決めました。チケットは全日を購入。ただ、30代の頃のように「全日走りっ放し」なんて体力はないので、ノンビリ到着・支度してコースイン。走り始めたの、11時くらいだったかな(苦笑)。

この日はみっち~さんが「VFR400で27秒2を出す!」と宣言して乗り込んで来ていたので、みっち~さんが丁度いいペースメーカーになってくれるかな...と思っていたのだけれど、午前中のみっち~は28秒を切るかどうかくらいのタイムに終始していて、アテが外れましたw 代わりにけんじさんが流している時のペースが程よくて、けんじさんを遠くに眺めながら(追走というほど近くない)走っていた41周目に、27秒台に入りました。

Bestlap

1時間程度の走行で27秒898なら悪くはあるまい。あまり欲張らずに午後の走行に備えることにしました。

それにしても午前中には久しぶりにヒヤリとした場面が。久しぶりに週末に設定されたスポーツ走行日だったせいか、クラス分けにはならないけど台数が多く、明らかに走り慣れていない人も多数。なもんで、最終コーナーでオーバーテイクしようとしたら、予想と違う動きをした先行車に突っ込みそうになりました。先行車両を見て、「その位置・そのライン・その角度からなら、無理にクリップにつくよりそのまま自然にアクセルを開けてはらんだ方が速いから、インにはスペースが出来るね」って思ったので、スピードを乗せてインからオーバーテイクしようとしていたら、予想外に大外から「超鋭角」で向きを変えてクリップに向かってに真っ直ぐ切り込んで来て、しかも想定より通過速度が遅かったもんで、そのままだと思いっきり土手っ腹にブチ込む「衝突コース」になりました。今思えば、入り口で向きを変えずに奥深くまで真っ直ぐ突っ込んで完全に止めてから小さく鋭角に曲げると、向き換え地点では極めて速度が落ちますし、しかも開けっぷりが甘いヒトならこういう動きになるんですよね(多分32秒台くらいで周回されていたんじゃないかな?)。なんだけど、その時は完全に挙動の推測を誤りました。

「いかん、魚雷攻撃だけは何としても避けねば!」とブレーキレバーを軽く引いたつもりが、フォークに「ドスン!」という衝撃が。ブレーキレバーを完全リリースしてアクセルを開ける支度をしていたので、急いで制動をかけようとしたところ、ジワリと制動力を立ち上げるべき場面でショックを出してしまいました。たまりかねたフロントタイヤからは即座に「ドキョッ、キョッ、キョッ」と短い悲鳴のようなスキール音が3度。その度にハンドルバーは右、左、右と往復ビンタで振られます。ハンドルバーエンドで20cmくらいは動いたんじゃないかな?もちろん、スキール音とスキール音の間はホッピングしていてフロントタイヤは宙に浮いていて、バイクはフルバンクに近い2/3~3/4バンクくらい。3度の悲鳴の後でフロントタイヤがグリップを取り戻し、じたばたしている間に先行車が立ち去ってくれたお陰で大事には至らないで済みました。いやあ、危なかった。とても同じ場面で同じ方法でリカバリー出来る気がしない(苦笑)。とにかく突っ込まなくて良かった。

タイムアタックは午後に回すとして、色んなフォームを試してみました。すると、今まで試したことのない、大きく上半身をオフセットする乗り方が意外としっくり来ます。外からどう見えるかさておき、身体をしっかり低く伏せて、目指すイメージとしては頭の位置はマルケスのようにタンク横、首のかしげ方はロレンソって雰囲気で、イン側の上腕が胸にピッタリ着くように肩をインに突き出す感じ。これ、マスター出来たらスロットル操作が楽になるっぽい。そうしていると、これまでの走行ではちっともフィットしなくて、後端の角が太腿に喰い込むように感じていたタンクが実にいい案配。そうか、こういう姿勢で乗れば良かったのね。今まで間違ってた。RSV4と同じく、アウト側の膝の内側をタンク側面の一番後ろの部分に当てると具合が良いみたい。

それで、今回はこのブログにもコメントくださった、690オーナーのzishiさんともお目にかかることが出来ました。タイムアタックは午後に回して、ちょっと前を走ってみたり追走動画を撮影したりしてみたんですけど、極めて残念かつ申し訳ないことに、まったく撮影出来ていません(苦笑)。次回はなんとかうまく撮れると良いんですが。

Matsuchiyo

午前の走行を終え、松千代さんと合流。最初は引っ張りも試してみたんですが、相手に丁度いいペースで走るのって難しいですね。追走での動画撮影も試みましたが、走り終わるとなぜかカメラの電源が落ちていて記録されていませんでした。もう本当にガッカリ。この日のためにカメラマウントも新調したのになあ(前回と違うものを新たに購入してます)。結局、午後の早い時間で疲れてしまってアタックらしいアタックも出来ず、未練がましく周回数だけは重ねてみたたけれど、午前以上のタイムは出せませんでした。もうトシだから、アタックは体力が残っている走行開始1時間以内に片付けなきゃならないってことなんですね(苦笑)。フロントのグリップも途中から1段階落ちて来て、時々怪しい挙動を出してましたし。

夕方から職場関係の集まりがあったので、走行を早めに切り上げて撤収しました。これで今年は走り納めかな。今回は残念ながらベストは更新出来なかったけど、あんまりガツガツとタイムタイム言わずに松千代さんやzishiさん達と走れて、それはそれで楽しかったですね。気がついたら144周(+数周)走ってました。

トシとってタイムが出なくなったら、こういう「たしなみ走行」ってのも良いのかもね。まあ、隠居までにまだもう少しタイムは縮めておきたいのだけれど。26秒台には届かなくても、27秒2くらい欲しいな。トラコンがなくてもアンチウイリーがあれば、TuonoでもRSV4でも出せそうな気がするんだけどな。ウイリーからの着地を落ち着かせるには「待ち」が必要で、1コーナーと最終コーナーの進入にはどうしても余裕を持たせなければならず、そこで随分損している気がします。走らせ方を工夫すると言っても、完全にバイクが直立してスロットル全開固定でストレートをしばらく真っ直ぐ走った後で、回転数が9000を超えた途端に「ピョコン!」と飛び上がるもんで、どうすれば有効な対策になるのか思いつかないんだよねえ。思い切ってローギヤードにして、早めに2速に上げるって手もあるのかもしれないけれど、そうすると最終でのコーナリングスピード速度が落ち過ぎる予感。

ちなみに今回の最高速度も121km/hでした。どうやったらRSV4で出した127km/hが再現出来るのか見当がつかん(苦笑)。

とりあえず、異動以来忙しかった仕事も(最初はそうでもなかったけど、だんだん負担増)、12/28午前勤務で一応は仕事納め。12/29にトミンの走行枠はあるけど、よっぽど元気が余っていないと行かないだろうから、11/16の走行で今年の走り納めかな。

今年は走行回数が少なかったけれども、筑波TT TN-1クラスには何とか3回とも出場出来たし、6月にはTN-1予選2位・1分6秒47というベストリザルトを出すことも出来たなど、収穫もありました。Dukeでの6秒台は生涯目標に近いタイムなので、満足です。欲を言えば、あの時まだまだ行けるって感覚だったので、いつかは5秒台って希望はあるけれど、自分の腕だとしっかり走り込んで練習しないと出せないタイムだから、「いつかは」ってことで。かなり無理矢理な計画だったけど、耐久レースに2回に出られたのも楽しかった。お手伝い&おつき合いいただいた皆様に感謝。

来年レース参戦出来るかどうか状況がまだよく分かんないけど、とにかく楽しく走りたいですね。3台の車両構成はたぶん現状のままでしょう。V4Tuono、1290SuperDuke、MT-09、R25など楽しそうなバイクはあるけど、色んな意味で買い替えや増車を考えられるだけの馬力が人間にない(笑)。

シーズンベスト(いずれも過去ベスト更新)
 筑波 1分6秒473(690Duke)
 トミン 27秒529(Tuono1000R Factory)

今年も皆様にはお世話になりました。来年もよろしくお願い致します。


初めての車検。~Tuono3周年~

2013-12-03 18:38:02 | Tuono

先月の話だけれど、Tuonoを購入してから3年が経ったので車検に出しました。何を隠そう、MonsterS4から始まった外車生活で、車検に出したのはこれが初めてです。ちなみに690DukeもRSV4Rも車検は切れてしまっていますが、どうせ公道で乗らないので車検は通していません。ささやかながらコストカット、ですな。

さて、Tuonoの3年目車検のメニューですが、通常の点検項目に加えて、下記のメニューを追加。
・エンジンオイル(Motul 300V×3.7L)、オイルフィルター(純正)交換
・前後ブレーキフルード交換、クラッチフルード交換(Motul)
・スパークプラグ交換(NGK DCPR9E×2)
・ヘッドライト光軸調整
・ドライブチェーン交換(RK GV525XW)

これだけの作業に加え、重量税・印紙税・自賠責保険を含んだ合計金額が10万6794円でした。車検を機会に「そろそろウォーターポンプのシールを交換した方が良いですよ」とお勧めいただいたのですが、これに関してはパーツが届き次第交換予定です。

納車以来、3年間で遭遇したトラブルは
・初期トラブルとしてのオイル滲み、クーラント漏れ
・バキュームセンサー接続ホース(ゴム製)破損によるECU不調
の2点のみです。初期トラブルは保証期間内で無償修理、以後症状はありません。バキュームセンサーのホースについては、部品代含めて修理代は5000円かかってないと思っています。なので、少なくとも自分の2009年式V2アプリリアは、修理代・車検費用を合わせても国産に比べて特に手間や維持費がかかった印象がありません。走行距離は1万6000kmを超えていますので、まずまず好結果なのではないでしょうか。

車検を受けていない残りの2台ですが、RSV4Rは3年ノートラブルです。690Dukeはソコソコ交換パーツが発生しましたが(スロットルボディAssy×1、フューエルポンプ×1、メーターAssy×1個)、いずれも保証期間内で無償交換でした。なので、「外車はカネも手間がかかる」という世間の評価については、予想したほどではなかったという感想です。

現在手元にある車両はいずれも外車だからではなくて、他に換えがたい個性的なバイクだから選んだと思っています。今後少しずつオカネがかかるのかも知れないけれど、保証の効く間はそんなに困らないので、面白そうだと思ったらあんまり敬遠しないで楽しそうなのを買っても良いのでは、と思いました。人生一度しかないし、一生で乗れるバイクの数ってそんなに多くないもんね。


11/3トミン。~地味にベスト更新~

2013-11-04 03:46:41 | Tuono

前回のエントリー「冬眠」でも書いたように、今年のスポーツ走行は諦めていたのですが、11/3のトミン貸し切りがキャンセルされていたので走ってきました。

Dsc_0055

今日の相棒はTuono。今のところ、トミン自己ベストはTuonoでマークした27秒609。Dukeでは27秒7、RSV4では27秒8が出ているので、どれに乗っても似たようなものだけれど、自分との相性を考えるとトミンで自己ベストを更新するならTuonoが早道とみた。たぶん、そんなに苦労しなくても27秒台前半に入るだろう、という目算。そのうちTuonoで27秒2~3が出たら、それ以降RSV4に集中しようかという計画。

本当は早起きして全日コースのつもりで目覚ましを6時45分にセットしたものの、くたびれて起きられず、結局午後から参加。ライセンスが切れていたので更新してたりしてたら、コースインは14時になりました(苦笑)。

それで何が困ったって、ツナギですよ。最後に袖を通したのは9月の筑波TTなわけですが、2ヶ月も車の中に吊るしっぱなしだと、革が乾燥・収縮してカチンコチンになってるわけです。ただでさえ油脂補給とかマメにやらない方なので、ファスナーを上げるのも一苦労。何とか閉められたけど、苦しくて息も出来ないし、身体がまったく回らない。これ、走りながら革のストレッチして行かなきゃダメだ(苦笑)。

今日は昔なじみの常連組は少なめで、自分と同じくらいの持ちタイムなのは「27秒友の会」メンバーのさむ。さんくらい。いつも一人っ子だけど、たまには誰かと一緒に走れたら面白いかも。久し振りにバイクに乗るので、今日の目標は27秒台入りでいいかなと。

さて、以前と違って30分走りっ放しなんて体力はないので、ちょっと走ってはパドックに戻る、ってのを繰り返していたのですが、不思議なことに何も苦労せずバイクがペタンペタンと寝てくれる。あまりに寝過ぎて、最初のうちは立ち上がりのアクセルオープンが遅れたくらい。なんで?バイクに乗るの2ヶ月振りだし、Tuonoでのスポーツ走行は半年振りなんだが。

1回目のコースインで28秒8、2回目28秒4、3回目28秒0とかが出ていたので、さむ。さんから「次、27秒台ですね」とコメント。まあ、そんなに簡単に行かないよね、と思っていたら割と簡単に27秒6が出ました。おお、自己ベスト付近が出たじゃない?こうなると欲が出てきますね(笑)。

それよりも、今回の走行では今まで感じていた、いかにも「リッターバイクです、デカイです」って雰囲気がなくて、Dukeに乗ってるみたいに好きなことが出来る感じ。だけじゃなくて、軽くブレーキを残しながらアプローチすると、かつてどのバイクでも経験したことのない旋回力でフロントからグイグイ曲がる。こんなに曲がるバイク、マジで初めて。うまくタイミングが合うと、フロントとリヤがしっかり沈んでバイク全体で「ぎゅい~ん」と旋回して行く。数ラップに1回くらいしか出来なかったけれど、これを全部のコーナーで毎回やれるようになったら相当のタイムが出そう。
http://youtu.be/fpJEepDY6vM
http://youtu.be/P7ykwKuHYkI

上が5Mbps、下が1Mbpsの動画にリンクします(内容は同じです)。12分8秒くらいからの1周が今日のベスト。ウイリーしながら計測開始してますね(笑)。狙ったわけじゃないけど、鏡のようにメーターパネルにヘルメットが映り込んでいるので、首の振り方もよく分かる。

Photo

タイムは27秒529。残念ながら前半には入らなかったけど、今日くらいの調子で何回か練習出来たら、27秒3くらいは無理なく出そうです。いつでも「ぎゅい~ん」が出来るようになったら26秒台に入るんじゃないかな。最高速は121km/hで、まずまず。RSV4の127km/hや、昨年Tuonoで出した124km/hには及ばないけど、タイムが出ているからいいことにしましょ。

にしても、今日のTuonoの乗り易さはなんだったんだろう?実は3年前に購入してからサスペンションは一度もセッティング変更していなくて、標準設定のままです。それでもどんどん乗り易くなっているのは、実はダンパーがヘタって減衰が落ちて来てちょうど良くなったりしてるんですかね(苦笑)。まあ、フロントフォークは1万4000km走行時にOHしているので、まだそれから3000kmしか走ってないから、必ずしも「ヘタリ」じゃ説明つかないか。

最後の1本はさむ。さんと一緒にコースインしたけれど、先行車両を何台か抜いているうちに離れてしまったので、あんまりツルカメした気になれませんでした。残念。そういえば、ほとんど同じタイムで走っていたさむ。さんはリヤタイヤのアブレーションで苦しんでいましたが、自分のタイヤには全く発生しませんでした。なんで?ちなみにウチはディアプロスーパーコルサV1/SC2、さむ。さんはV2/SC1。自分自身もRSV4で走った時にはひどいアブレーションが出た記憶があります。

さて、今回投入したアイテムはこれ。

Gc_xa1

JVCケンウッドのGC-XA1です(画像はメーカーWebサイトから)。なんと、電器屋さんでの店頭価格が1万1500円。専用のハンドルバーマウントも1700円でオプション設定されていたので、願ったりかなったりな感じ。今回はハンドルバーにマウントしてみましたが、高さが足りなくて前方がよく見えないので、次回はローアングルにしてみようか、なんて。上記にリンクした動画ですが、本来のビットレートよりも圧縮していますので、元の動画はもう少し画質が良いはずです。

それにしても、今日は楽しく走れましたね。ガツガツしないで気楽に走ってたら、自然にベストが出てました。トミンスタッフのS本さんからも「あのバイク乗り易そうだね。楽に走らせてる感じ」と言われたので、外から見てもそうだったんでしょう。今後はこの方向だな。