今頃になってやっと11月の記録をアップ。最近何かと多忙で手が回らず。ちまちま書いてたんだけど、写真を入ればほぼ完成...ってところで長期放置モードに(苦笑)。
そういうことで、11/16にトミンに行ってました。11/3で走り納めかなと思っていたのですが、1回追加出来ました。
今回の主な目的は松千代さんとApriliaでご一緒すること。で、相棒は前日に車検から引き取ったばかりのTuonoです。RSV4でのランデブーも考えたんだけど、Tuonoに履かせているディアブロスーパーコルサをRSV4に履き替える時間が取れなかったので、選択の余地なし(RSV4のタイヤは終了おつかれさんって感じ)。画像を見ながら、何でシングルシートカウルを外してたんだっけ?と思ったら、Hit-Airのコードがシートに挟まってたからライダー用のシートを外してたんだな。1月半も経過するとすぐに思い出せなくなるのは老化の証拠(苦笑)。
松千代さんの走行は午後なので、自分の計画としては午前中か午後の早い時間に今期ベストを狙い、後は松千代さんの引っ張りや追走での動画撮影、と決めました。チケットは全日を購入。ただ、30代の頃のように「全日走りっ放し」なんて体力はないので、ノンビリ到着・支度してコースイン。走り始めたの、11時くらいだったかな(苦笑)。
この日はみっち~さんが「VFR400で27秒2を出す!」と宣言して乗り込んで来ていたので、みっち~さんが丁度いいペースメーカーになってくれるかな...と思っていたのだけれど、午前中のみっち~は28秒を切るかどうかくらいのタイムに終始していて、アテが外れましたw 代わりにけんじさんが流している時のペースが程よくて、けんじさんを遠くに眺めながら(追走というほど近くない)走っていた41周目に、27秒台に入りました。
1時間程度の走行で27秒898なら悪くはあるまい。あまり欲張らずに午後の走行に備えることにしました。
それにしても午前中には久しぶりにヒヤリとした場面が。久しぶりに週末に設定されたスポーツ走行日だったせいか、クラス分けにはならないけど台数が多く、明らかに走り慣れていない人も多数。なもんで、最終コーナーでオーバーテイクしようとしたら、予想と違う動きをした先行車に突っ込みそうになりました。先行車両を見て、「その位置・そのライン・その角度からなら、無理にクリップにつくよりそのまま自然にアクセルを開けてはらんだ方が速いから、インにはスペースが出来るね」って思ったので、スピードを乗せてインからオーバーテイクしようとしていたら、予想外に大外から「超鋭角」で向きを変えてクリップに向かってに真っ直ぐ切り込んで来て、しかも想定より通過速度が遅かったもんで、そのままだと思いっきり土手っ腹にブチ込む「衝突コース」になりました。今思えば、入り口で向きを変えずに奥深くまで真っ直ぐ突っ込んで完全に止めてから小さく鋭角に曲げると、向き換え地点では極めて速度が落ちますし、しかも開けっぷりが甘いヒトならこういう動きになるんですよね(多分32秒台くらいで周回されていたんじゃないかな?)。なんだけど、その時は完全に挙動の推測を誤りました。
「いかん、魚雷攻撃だけは何としても避けねば!」とブレーキレバーを軽く引いたつもりが、フォークに「ドスン!」という衝撃が。ブレーキレバーを完全リリースしてアクセルを開ける支度をしていたので、急いで制動をかけようとしたところ、ジワリと制動力を立ち上げるべき場面でショックを出してしまいました。たまりかねたフロントタイヤからは即座に「ドキョッ、キョッ、キョッ」と短い悲鳴のようなスキール音が3度。その度にハンドルバーは右、左、右と往復ビンタで振られます。ハンドルバーエンドで20cmくらいは動いたんじゃないかな?もちろん、スキール音とスキール音の間はホッピングしていてフロントタイヤは宙に浮いていて、バイクはフルバンクに近い2/3~3/4バンクくらい。3度の悲鳴の後でフロントタイヤがグリップを取り戻し、じたばたしている間に先行車が立ち去ってくれたお陰で大事には至らないで済みました。いやあ、危なかった。とても同じ場面で同じ方法でリカバリー出来る気がしない(苦笑)。とにかく突っ込まなくて良かった。
タイムアタックは午後に回すとして、色んなフォームを試してみました。すると、今まで試したことのない、大きく上半身をオフセットする乗り方が意外としっくり来ます。外からどう見えるかさておき、身体をしっかり低く伏せて、目指すイメージとしては頭の位置はマルケスのようにタンク横、首のかしげ方はロレンソって雰囲気で、イン側の上腕が胸にピッタリ着くように肩をインに突き出す感じ。これ、マスター出来たらスロットル操作が楽になるっぽい。そうしていると、これまでの走行ではちっともフィットしなくて、後端の角が太腿に喰い込むように感じていたタンクが実にいい案配。そうか、こういう姿勢で乗れば良かったのね。今まで間違ってた。RSV4と同じく、アウト側の膝の内側をタンク側面の一番後ろの部分に当てると具合が良いみたい。
それで、今回はこのブログにもコメントくださった、690オーナーのzishiさんともお目にかかることが出来ました。タイムアタックは午後に回して、ちょっと前を走ってみたり追走動画を撮影したりしてみたんですけど、極めて残念かつ申し訳ないことに、まったく撮影出来ていません(苦笑)。次回はなんとかうまく撮れると良いんですが。
午前の走行を終え、松千代さんと合流。最初は引っ張りも試してみたんですが、相手に丁度いいペースで走るのって難しいですね。追走での動画撮影も試みましたが、走り終わるとなぜかカメラの電源が落ちていて記録されていませんでした。もう本当にガッカリ。この日のためにカメラマウントも新調したのになあ(前回と違うものを新たに購入してます)。結局、午後の早い時間で疲れてしまってアタックらしいアタックも出来ず、未練がましく周回数だけは重ねてみたたけれど、午前以上のタイムは出せませんでした。もうトシだから、アタックは体力が残っている走行開始1時間以内に片付けなきゃならないってことなんですね(苦笑)。フロントのグリップも途中から1段階落ちて来て、時々怪しい挙動を出してましたし。
夕方から職場関係の集まりがあったので、走行を早めに切り上げて撤収しました。これで今年は走り納めかな。今回は残念ながらベストは更新出来なかったけど、あんまりガツガツとタイムタイム言わずに松千代さんやzishiさん達と走れて、それはそれで楽しかったですね。気がついたら144周(+数周)走ってました。
トシとってタイムが出なくなったら、こういう「たしなみ走行」ってのも良いのかもね。まあ、隠居までにまだもう少しタイムは縮めておきたいのだけれど。26秒台には届かなくても、27秒2くらい欲しいな。トラコンがなくてもアンチウイリーがあれば、TuonoでもRSV4でも出せそうな気がするんだけどな。ウイリーからの着地を落ち着かせるには「待ち」が必要で、1コーナーと最終コーナーの進入にはどうしても余裕を持たせなければならず、そこで随分損している気がします。走らせ方を工夫すると言っても、完全にバイクが直立してスロットル全開固定でストレートをしばらく真っ直ぐ走った後で、回転数が9000を超えた途端に「ピョコン!」と飛び上がるもんで、どうすれば有効な対策になるのか思いつかないんだよねえ。思い切ってローギヤードにして、早めに2速に上げるって手もあるのかもしれないけれど、そうすると最終でのコーナリングスピード速度が落ち過ぎる予感。
ちなみに今回の最高速度も121km/hでした。どうやったらRSV4で出した127km/hが再現出来るのか見当がつかん(苦笑)。
とりあえず、異動以来忙しかった仕事も(最初はそうでもなかったけど、だんだん負担増)、12/28午前勤務で一応は仕事納め。12/29にトミンの走行枠はあるけど、よっぽど元気が余っていないと行かないだろうから、11/16の走行で今年の走り納めかな。
今年は走行回数が少なかったけれども、筑波TT TN-1クラスには何とか3回とも出場出来たし、6月にはTN-1予選2位・1分6秒47というベストリザルトを出すことも出来たなど、収穫もありました。Dukeでの6秒台は生涯目標に近いタイムなので、満足です。欲を言えば、あの時まだまだ行けるって感覚だったので、いつかは5秒台って希望はあるけれど、自分の腕だとしっかり走り込んで練習しないと出せないタイムだから、「いつかは」ってことで。かなり無理矢理な計画だったけど、耐久レースに2回に出られたのも楽しかった。お手伝い&おつき合いいただいた皆様に感謝。
来年レース参戦出来るかどうか状況がまだよく分かんないけど、とにかく楽しく走りたいですね。3台の車両構成はたぶん現状のままでしょう。V4Tuono、1290SuperDuke、MT-09、R25など楽しそうなバイクはあるけど、色んな意味で買い替えや増車を考えられるだけの馬力が人間にない(笑)。
シーズンベスト(いずれも過去ベスト更新)
筑波 1分6秒473(690Duke)
トミン 27秒529(Tuono1000R Factory)
今年も皆様にはお世話になりました。来年もよろしくお願い致します。