鉾田からの便り

鉾田の昨日の朝の様子。


調教も再開しています。

馬のためにも休んでいられないのです。

手入れ中のマイネヴィント、右。左はコスモブルーローズです。


こちらはマイネルボーデン。


マイネルスフィア。


馬達の穏やかな顔にスタッフと一丸となって逞しく過ごしていると安心しました。


スタッフにコメントを求めたら、みんな「ガソリン下さい！」でした。
切実です。
食事も限られたものしかないようですが、東北の被災地に比べればあるだけましで贅沢は言えませんと。


場長の鈴木よりご心配いただいた皆様へ。

「今回の震災でご心配おかけしましたが大丈夫です。
　不便なことはまだありますが、もっと状況のひどい被災地もありますので文句は言ってられません。
　牧場は機能しているので、やれることをしっかりやっていきます。」


地震後は頻繁に余震がおきてるそうです。
余震といっても1回1回がとても大きく不安は尽きず。

鉾田には北海道のスタッフも3名出張中で、地震は正にフェリーで帰ろうと予定していた日の出来事でした。
「3名には申し訳ないですが、出発前で良かった」と鉾田のスタッフ。
頼りになるメンバーだったので、鉾田での支えになってくれたようです。
その3名は本日、再開した茨城空港から北海道へ戻ってきます。


こんなエピソードも聞かせてくれました。

「地震の翌日はライフラインが止まって水が出ませんでした。
　近くの施設で給水しているという放送があり、スタッフは飼い葉桶をトラックに積んで馬の飲み水をもらいに行きました。
　人間の水もないけど、馬のために水をもらいにトラックに乗り込んで行くスタッフがなんか誇らしかったです。」


鉾田のパートさん方々です。

地元の方ばかりで、それどころじゃないのにこうやって牧場を助けてくれます。

そして現地で戦うスタッフ達。


まだ続く被災地の戦いですが、これからも応援よろしくお願い致します。