一日の終わりに

良性のはずだった右胸のしこりが、検査の結果一転悪性の可能性あり。
わたしって乳がん?

友だちたち

2009-09-30 21:34:01 | 退院後の日々の生活
今日は、ほんっとうに久しぶりのテニス。
前回行ったのは、8月初めだったかな。
術後だと1ヶ月半ほどたっている。

普段の感じからも、腕を動かすことには問題ないと思っていた。
だけど、力をこめてラケットを振ると、
傷にどう影響するのかわからない。
皮膚はちゃんとふさがっているのか?
なかはちゃんと落ち着いているのか?

だけど、すべては杞憂。
勘が取り戻せてないけど、なんとか2ゲーム。

それにしても…。
一番に出会った、メンバーのおじさんがこう言う。
「久しぶりだね。
病気になって死に神にとりつかれてるのではと思ってたよ」と。
。。。それって、何も知らないから言える言葉。
実はあたってるじゃん。半分は。

外は雨で蒸し暑い中だったので、
ホットフラッシュと暑さの汗とで、ひどい状態になるのではと心配だったが、
普通に、蒸し暑いテニスの汗程度だったので、ほっ。

シャワーの後、事情をしる二人の友だちに手術跡を見せる。

一応、「見る?」と尋ねたが、
女の好奇心はすごいというか、たじろがず遠慮せず、だ。

「思ったよりキレイ~。全然わからない」
というのが、二人の感想。

そういわれると、ほっとする。

わたしとしては、傷跡を見せるのが目的ではない。
知っておいてほしいという、それだけのこと。
心配してくれた友だちに見せると、
きっと安心してくれると思ったから。
すんなり見てくれて嬉しかった。

それと、
ガン = 抗がん剤 = 吐き気
というイメージを払拭したくて、
わたしの治療方法も詳しく話す。

久しぶりにゆっくりとシャワーの後話をしていると、
別の友だちからメールが。

夕べ、電話したいとメールが来ていたのに、
それを断った。
そういう気分じゃないから。ゴメンね、と。

それに対する返事が今日の夕方。

いつも元気に忙しそうにしていたのに、
なんだかしんどそう。
元気の手助けをしたいのに、なんにもしてあげられないね、と。

ありがとう。
夕べは、電話の気分ではなかったけど、
今のわたしは、それほど弱ってないよ。
心配してくれるだけでいいからね。

久しぶりに、友だちたちとの感触を楽しんだ。

そして、ボランティア関係はやはり仲間。
友だちとは違うとも実感した。
この区別がわかれば、もう仲間に負担をかけることはないし、
それに対して、わたしが感じすぎることもない。

それにしても、だ。
テニスは控えめに2ゲームだったけど、
ちょっと腕がだるいし、胸の傷あたりがピリピリする。
鏡で見る限り、内出血してるようでもないので、
今晩ゆっくりとすれば大丈夫だと思うけど。

うまくいかない月曜日

2009-09-28 13:51:32 | 退院後の日々の生活
たまたま見たテレビの血液型選手権で、
B型が4位だった。
今日は思うようにいかないらしい。

甲状腺の腫瘍の診察を、この時期に年に一度受けている。
昨年は父が亡くなりごたごたしていたので、
予約を入れたら、診察はずっと先で年が明けてからとなった。

今年は乳がんの手術をしたこともあり、
念入りに診てもらいたいと思い、
予約の電話をする。
が、何度かけても繋がらない。

そして、やっと繋がったと思ったら、
電話の向こうと話がかみ合わない。
いらいらするのは、昨日のメールのことが引っかかってるからか…。

夕べは、久しぶりに大粒の涙が出てしまった。
こちらの思うことと、相手の思うことが同じでないのは仕方ない。
要は、わたしの気持ちの持ちよう。

浮き沈みしながら、この気持ちが少しずつ上に向いていると思いたい。

言い過ぎたのはわたし?

2009-09-27 22:54:43 | 退院後の日々の生活
昨日メールを送ったボランティア仲間のうち、
一人から返事がきた。

読んでいて、体に気をつけて無理をしないで…という内容だった。
だったのだが、最後の一言が違った。
思わず、涙が出てしまった。

「病気のことを詳細に詳しく知らせてくれてありがとう」と。

え?
わたしは細かく知らせすぎたの?
ちょっと反省した。
けど…、けど涙がでる。

もともと、昨日、
送りたくないメールを送ることにしたのは、
彼女からのグループメールがきっかけだった。

彼女はわたしのことを知っていながら、
ボランティアサークルでの仕事を振ってきていた。
ほかの、なにもしらない人も目にするメールの中で。

それに対してわたしは、当たり障りなく断りを入れた。
別便で、事情を知るほかの二人も含めて三人宛に今はこんな状態だよ、
とメールし、
もう一つ、彼女宛にメールを送った。
彼女宛のメールは、振られた仕事が担当できなくてゴメンねというもの。

一つの仕事を振ったことに、3通も返事が来たら面倒だったかも。

で、昨日のうちに、
他の人と別扱いをすると目立つから、
普通に担当を振る。
できないときは、そちらから断ってもらえばいいから、と。

これは当然。
長に立つものとしては、
そして、人に知らせないでほしいと言われている側としては、
こういう言葉が出てきて当然。

だけど、「詳細に詳しく」だなんて…。
送りたくないのに送ったのはなぜなのかということを思うと、
やっぱり涙が出てくる。

彼女がわたしに仕事を振らなければ、
わざわざ送りたくもないメールを送らなかった。
そして、彼女から「詳細に詳しく」というメールが返ってくることもなかった。

だけど、
その元になっている仕事を振るメールというのは、
わたしを特別扱いしないことで、わたしの不調を隠そうと思ってくれてのこと。

だから結局、
わたしが考えすぎなのだという結論になる。
その結論が当然だと思う。
だけど、だけどやっぱり涙がでる。

言いたくないことを言うというのは、
どんな事情があったとしても、やっぱりイヤなのだよ。

こういう下向きテンションって、薬の副作用だったらいいのに。

元気いっぱいの時なら、こんなことなんて気にもならず笑い飛ばしてるよ。
薬のせいなんだから、気にすることないよ。

自分にそう言い聞かせてみる。

今晩は涙がでてもいいじゃん。
明日の朝には、元気になってればいいじゃん。


Reborn

2009-09-26 23:25:39 | 退院後の日々の生活
先ほど、ボランティア仲間にメールを入れた。
術後の診察結果やこれからの治療のこと、副作用のことなど。

相手は3人。
すでに何度か顔を会わせているし、簡単に話はしている。
だけど、やはりちゃんと系統立てて説明を、報告をと思ってのこと。

だけど、やはりいい気はしない。
健康であったなら、しなくてもいい気苦労だから。

手術のこと、これからのことを伝え、
今できること、できなくなったことを伝える。

協力を求める、理解を求めるというのは、
悪いことではない。
だけど、まだわたしの気持ちは、そこまでいっていない。

今までは、できることなら健康な体に戻してほしいと思っていた。
何度もそう思い、涙を流してきた。

だけど、少しずつ考えが変わりつつある。
もう、この体は元にはもどらない。
切り取った胸の変形と、薬をのみ続けるこれからの生活。
ならば、今のわたしは新しいわたし。
生まれ変わったと思ってはどうだろう。
そう、思い始めているところ。

ワイヤー入り、復活のきざし

2009-09-25 22:05:39 | ホルモン療法
今日は何の予定もなかったので、
思いついて、ワイヤー入りブラをつけてみた。
調子が悪ければすぐに外せるからと思って。

術後しばらくしてからワイヤー無しをしたときは、
たいして腫れてないだろうと思っていたけど、
胸が痛いし、背中が段々になっていた。
予想以上に腫れていたということ。

今日で術後1ヶ月とちょっと。
久々のワイヤー入り。

一日過ぎて、どうってことなかった。
痛くないし、背中も段々になってなかったし。
この調子なら、洋服のバリエーションも増えるね。

今までは、カップ付きキャミだったり、
ワイヤー無し、背中にホック無しのスポーツブラ的なものだったり。
どうしても洋服に制限ができたし、
カップの形が「いかにも!」なものだったし。

小さい組さんなので、今までからパッドを入れていたので、
在庫は十分。
明日から、外でもワイヤー入りを復活させてみよーっと。

そうそう。
今朝、ノルバデックスをのんだかどうだかわからなくなった。
なので、薬にナンバーを打つことにした。
明日の薬は「26」。明後日は「27」というふうに。