羊牧場の牧羊犬物語

牧羊犬の訓練や仕事に関する日記のようなもの。過去のものから今後の若い犬たちの訓練の様子などを載せていこうと思います。

過去の犬 第2弾

2008-06-21 13:49:39 | 
さて今日は天気も悪く犬の出番はなし・・・。
過去に戻ってみます。アロンに続き2代目「ブラック」
アロンが仕事ができるようになりそれと同時に跡継ぎを・・ということで
交配させてくれるメスを探していました。なかなか見つからずやっと
見つけたのが小岩井農場にいた「ラン」と言う犬。母親はMeg's Dancerという
イギリスの犬でした。トライカラーで僕の知り合いの方が持っていました。
その方はもう1頭雄を持っていました。名前は「ジェイミー」とても綺麗な
カラーで顔立ちでした。
小岩井農場のランはその当時1歳くらいだったでしょうか・・・
お声をかけると羊追いの訓練をして欲しいということで約1年間預かることに
しました。その訓練代として子供を頂くことにしたのです。
羊を追う本能を抑えコントロール・・と思っていましたがランがきて
羊の群れに入れたとき全く興味なし
一瞬「えっ???」と思いました。話を聞くと小さい頃にどこか訓練に
出してたらしいのです。家庭犬の・・・でボール遊びをしていたようで
羊よりも人にボールを投げてもらうのを楽しみにしている
犬でした
どうすればいいのか・・・悩んでました。まぁこれからのことはまた後日
書きます。そしてランとアロンの子が6頭産まれその中からブラックと
クリスという女の子を残しました。そして4ヶ月くらいにブラックが羊追いに
目覚めその1ヵ月後、クリスが目覚め練習が始まりました。
アロンと違ってよくあるねじりよりの姿がすぐに出てきたのがブラック。
1歳である程度の指示(右回り左回りなど)覚え、1歳から仕事に就けました。
この姿がテレビに出てボーヤ・ファームの存在が少しずつ知られるように
なったのです。そして年を重ねるうちに能力がメキメキと現れアロンよりも
レベルの高い犬に仕上がりました。そしてクリスはすごくよくなってきた
時に1歳で事故で亡くなってしまったのです
1歳になる前に牧羊犬にハマってしまいイギリスのウェールズである
8月の牧羊犬競技会に見学に行ったのです。そこで紹介してもらった
ブリーダーさんがメイリオン・ジョーンズさん。そして渡英したときに
知り合った方がグレンジョーンズさん。そして後に犬を輸入するときに
世話をしてくれた方がグレンジョーンズさんの奥さんベリルジョーンズさん
なのです。渡英したときに衝動買いしてしまって(^_^;)メイリオンジョーンズさんにモスを譲ってもらい、あとのメグ、アイリスを探してもらったのです。
そして犬舎名を「Meirion」つけました。1995年から始まったのです。
そして今は犬舎名を「BOYA FARM」にしていますがリラの誕生で
今回「Meirion」を復活させることにしました
なのでまたメイリオンの名が出てくるのは2,3年後でしょうね。
メグ、アイリス、モスのお話はまた後日ということで
画像はブラックの2ヶ月の頃

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Meirion (ノアママ)
2008-06-21 16:28:11
お友達のわんこの血統書に「Meirion」と入っているのはBOYAさんの犬舎名だったんですね。知りませんでした。以前、HPやblogを見させていただいて、メイリオン・ジョーンズさんのお名前は知っていたので、祖の方の犬舎名かと思っていました。
今の日本のボーダーコリーの半分以上がボーヤさん出身のわんこなのでは・・・?と思います。

ちなみにノアはMOSSとMEGの孫にあたります。
やっぱり・・・ (ひつじかい)
2008-06-23 23:35:48
あまり知られてないのですね。
Meirionというのはうちの牧場にとってわかりづらいということでBOYA FARMも作ったのですがやはりMeirion の名を残したいと思いました。
彼の言っていた訓練方法がやっとわかってきた様な気がします。なのでこのリラからメイリオンケンネルを
復活させます!
・・・そのようですね。いつの間にか僕の知らないところでも増えてるようで(^_^;)・・・・
これからはそんなに増えないでしょう(笑)よくわかりませんが(^_^;)・・・今はたくさんワーキングドックが入ってるようなので。

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