今日も自分の着手に(´・ω・`)ボショーン

とにかく囲碁を打ち続けるボショーンの足跡

碁聖戦第一局②

2012年06月30日 | 幽玄の間
最近ももいろクローバーZのライブ動画を見ながら

情熱ってなんだろう、この子たちを突き動かすのはなんだろう、

考えた。

あれと一緒だ。稲盛会長のJAL改革。

パーティーホールを閉めて食堂に使用、社員食堂は閉鎖。

パイロットのタクシー出勤を禁じてバス出社に。

ビニール袋1枚の値段を張り出してコスト意識。

ここまでして初めて社員一人ひとりに植え付けられたそれが、

モチベーション。

囲碁のプロ棋士たちはどうやって自分をモチベートするんだろう。



自分はこれからなにに向かって自分をモチベートしていこう。



(´・ω・`)
 :食欲にだけモチベートされる日々はもう嫌だ!


というわけで碁聖戦。





中盤以降を検討しようと思ったけど、

考えれば考えるほどまったくわからない笑 ので

定石についていろいろ考えることにしました。

黒1のあとの変化について。



一番ポピュラーなのは素直にハネる変化。

白4とカタツギで打てば黒5となり実利と厚みのワカレ。



白4とカケツギなら黒9まで。

白8は勢力上大変な要点。

黒9は通常うける。



受けずに黒9などと大場に打つとハネが厚い。

白16が好手で白厚くなる。



単に切るのもあるか。



古碁ではこんな形も定石?として出てくる。



しかし白8と反発して・・・



大塗り完成。



カケツギには黒5とハネるのが普通。

プロプロ置き碁で坂田さんかなぁ。

3子でつらいはずなのにこの黒の形でのんびり打ってたのを覚えてる。



下辺を大きく盛り上げるなら2段バネで競るのが普通。

黒11とノビで打つなら隅33が白から大きな手になる。



33に反発する手は黒11のノビで打つときには危険だ。



黒3のノビは勢い戦いになる。

白からデギリになる流れは

大事な下辺がマグサバになりかねないか・・・?



ふむ。

そう思うと黒はツケヒキで下辺を大きく盛り上げる意図と

右下隅をそのまま地にしてしまう意図。

ちなみに実戦を再掲。



下辺を大きく盛り上げる意図と

右下隅を地にしてしまう意図

黒の2つの意図を両方破ったのが実戦なのでした。




 

プロプロ置き碁3子局の本、すごく勉強になった。

今や新宿囲碁センターとかに寄贈した、のかな。

有段を目指す人、そして有段者には本当に学びがたくさんつまった本だと思う@@


碁聖戦第一局①

2012年06月29日 | 定石

今日はお昼から淀屋橋にあるアウデカースというオランダ家庭料理のお店に行きました。

パンネンクックという、皮の薄いジューシーなパンケーキと

エルテンスープという、豆を煮込んだスープを食べました。

絶品・・・・。



(´・ω・`)
 :さあさあ羽根さんの検討だ。

あ、そうでした。



昨日出した図から

黒1とハネ。

隅白2とかわってカケツグ構想。

断点補強だ。



黒カタツグとすると

トビコミをなくして黒1が悪手になる。



だが前図の白2。

黒1とコスミから打ったとすると

隅より白4と右辺に顔を出すほうを優先する。

右辺のかわりに隅に打たされているなら、

黒から利かしといえるのではないか。



プロは利かされを嫌う。

利かされを嫌う具合で言えば羽根碁聖は囲碁界でも指折りだ。

実戦は隅より下辺を優先した。

続けて黒3、黒5に対する白6のノビ??!!



もしツグとどうなるのか。

いきなりツケる手は白3とハネダシで大丈夫。

16-Oの断点が気になる展開。



黒2なら白3と右辺進出。

これも16-Oの断点が残り黒薄い。



ただ、

黒8のオキが手筋で白はまだ眼がない。

確かに形が崩れてる。



断点を補強するようだと白のほうが早足な印象。



ノビで右辺側への進出を強調するも、

井山十段はツケで打ちました。



実戦はこのように進行。



右下白は2眼生き。種石に関してはコウの可能性もあり。

右辺黒は生き。閉鎖している白石はあまりいいかっこではない・・・。

14の1子が逃げ出し含みだが、正直白も弱いので難しい。

右下で1子抜かせたときの構想通りではないのかもしれない。



まあまだまだ序盤!



スロースターター

2012年06月29日 | 幽玄の間

羽根碁聖は昔から盛り上げ上手で
3連敗4連勝をやってのけたときは本当に驚きました。


1勝返したとき
 (´・ω・`)
 :よし!じゃっかん押され気味ながらも頑張ってくれた!一矢むくいた!(涙

2勝したとき
 (´・ω・`)
 :ん?この流れは?

3勝したとき
 (´/ω;`)
 :ちょっとちょっと!!本気っすか!!

4勝したとき
 (´;ω;`)
 :ハラハラさせないでください涙


ファンサービスにも余念がなく、
ほがらかな人格者って話もよく耳にします。

そういうところも好き。


また、棋風は昔から柔軟な、変幻自在な、冷静な、という言い方を聞きましたが、
ここぞ!というときの豪腕な打ちっぷり、頑固さも羽根碁聖らしさです。

柔能制剛(じゅうよくごうをせいす)

まっすぐな力(剛)を柔らかさ(柔)でいなすとはまた美しい言葉でしょう??
そんなものを羽根碁聖の持ち味と思っていたら
やっぱりいざというときの力強さを見て
剛を秘めてるんだな、と思いました。

これぞ、剛柔一体。


柔らかさが出た場面はここ。

下辺の構えが大きい場面で白1とワリウチ(?)
左下隅は大きく取りきるのが難しい。
右下隅は右辺スベリで顔を出してる。
さぁまったり下辺を荒らそう。そんな落ち着いた着手・・・。



さて、ここからこのブログ、5回に渡って羽根碁聖の検討をしていきます!

そもそも「羽根ブログ」に名前かえようかな

あ、それって羽根さんからクレームくるかな・・・

28日は碁聖戦ですね

2012年06月24日 | 幽玄の間

もはや羽根さんの防衛は磐石ですが、
本因坊戦での井山さんの充実振りを見るとやはり怖い。

祈るような気持ちです。

(´・ω・`)
 :負けないでください・・・。

 

 

今日の本因坊戦は中央ツケで封じ手となりました。



右下隅は手残り。そしてそれは左下隅も同じこと。

攻められている右辺の白石がどの程度うまくサバけるかが焦点です。

右上隅は黒から辺にかけつぐ定石を選択しましたが、

このように右辺が固まる進行になるなら中央をかけつぐ定石のほうが良い。

つぎかた一つで対局ってまるっきり違う様相を帯びるんです。



昨日は名古屋城に行くと、
偶然「名古屋おもてなし武将隊」が演武をしていました。

武将としては前田利家、前田慶次、加藤清正の3人。
前田慶次の傾き心を示すエピソードが演じられた後、
各々が獲物を持ちて迫力ある演武を見せてくれました。

演武には殺陣演技のほかにダンスもありそれは見ていて面白かった。
上海万博でも披露して見せたという演武者達は玄人らしい軽妙な喋り口で、
どんな人かも知らなかった僕でも楽しく参加できました。

と、たまにはこんなプライベートトークもさせてもらいます。

早く碁聖戦の検討がしたい♪

兵庫、神奈川、愛知、続けていくぞー!

2012年06月20日 | 幽玄の間

兵庫旅行と神奈川旅行と愛知旅行に行ってきます。
また日曜に戻ってきますヽ(´ー`)ノ

(´・ω・`)
 :来週火曜はまた松山旅行なのだ♪