Borderママの「国境らへんの」ぼやき日記

危険な南の国境生活
北の国境で村民生活
現在デトロイト郊外で母子家庭

村のサンタ

2014-12-06 13:09:14 | 村民ネタ
今日は日中気温が0度
暖かいわ~(=^・^=)

毎年恒例の村のイベント
サンタ夫妻と朝食の会へ


毎年同じ人かと思ってたら
今年は教会の神父さん夫婦でした

ちょこっとした朝食を頂きます

まあ、人口500人(これでも増えた)以下の村ですもの
みんな親戚だし、何でも知ってる
最初は物凄く怖くて大嫌いだったけど
村民になってもうすぐ5年
挨拶してくれる人も増えてきたし
私のボランティア活動を知って優しくしてくれる人も

強なったな、ワタシ(´;ω;`)ウッ…

遠い病院

2014-12-02 08:57:08 | 村民ネタ

-27度以下で始まったサンクス後の月曜は激寒

風も強く体感温度は-40度以下
こんな日はソファでゴロゴロしなきゃあね(いつもやろ)
と、ほくそ笑んでいたら

75歳の隣のオバちゃんから☎(一応毎日)
数日前から調子がヨロシクない彼女

頑固な昭和1ケタ(日本時間)
医者に行けと言っても聞かなかった
で、とうとう呼吸が苦しくなったらしい

医者に電話し、急遽隣村の救急へ連れて行く
どうも心電図の様子がおかしい、酸素をして街の病院に入院を勧められる

で、ここで問題
普通は救急車搬送だけど、頑固者は救急車はイヤと言う
まあ、分からんでもない。。。
だってアメリカの救急車は有料
120kmの搬送(食事なし)で、軽く$1,000

医者と私 Vs オバちゃんの押し問答の末
私が家に戻り、若造が仕事で常備している
酸素ボンベを持って来てそれを付けて行くことで落ち着く

更に120km走り目的の病院に入院
手続きやら問診やら書類やらホントにアメリカの手続きには時間がかかる
朝9時に家を出て、最終的にオバちゃんがBedに落ち着いたのは夕方5時


オバちゃん夕飯のメニューを吟味中
って、ホテルか~!

1日で300km以上の運転なり


クレイジーマムとその子ども達 その5

2014-05-19 21:46:14 | 村民ネタ
今年お初の車内エアコン

やっと来たな 春!(信用度ゼロですけど)



隣のおばちゃん家にやってきた、クレイジーキッズ

その顔には何の表情もなく、顔なしみたいだった


ひっ!

そんな表情の子供を私は今まで見たことなかったので、ちょっとひるんだわ

出来れば関わり合いたくなかったこの子供たちだけど

私を娘のように思ってくれる隣のおばちゃんのためなら、エンヤコラ

私もどっぷり関わっていくこととなる。。。。

3日目には、少し笑顔も出だした

でも、マナーを一切教えられていない子供に

話を聞くことや食事をちゃんとすること、言いつけを守るなど果てしない苦労が待っていた

誰もやらんよなあ、こんなこと

オバちゃんの車にミニカーでゴリゴリのキズを付けたり、うちの庭で水を出しっぱなしにして

びしょぬれになっていたり、本当に彼らには散々問題を起こされてきたけど

もうすぐ彼らが来てから1年、まだまだ完全ではないけど大分まともになったと思う

そんな大仕事をやっている隣のおばちゃんは、自らを

動物園の飼育係とよんでいる


クレイジーマムとその子ども達 その4

2014-05-14 20:33:53 | 村民ネタ
新しいスマホにアップデート、古いのは小5の娘に

WiFi環境下だと、電話番号なしでもYOUTUBE見れたりまったくパソコンと同じなんだね

シオラーノ超ご機嫌で、設定をさわりまくってます

で、なんかの設定をもう一度見たくて昨夜古いスマホをを手に取ると

見たこともない画面ロックがかかって、開けられへんかった。。。。

新世代の手に渡り、やっとスマート(賢い)フォンとしての活動始めた?




ことの起こりは去年の春

となりのオバちゃん(74歳)が、クレイジーマムの子供たちをシッターすると言う

子供たちが村に戻ってきているのも知らなかったワタシ

なんでまた?と詳しい話を聞いてみると

クレイジーマムが3人の子供と一緒に、なんと高速を歩いていたらしく

それを見つけたお巡りさんに保護された

以前から群の管理施設も、彼女たちの生活に介入していたこともあり

これ以上この母親と一緒にしておくのは危険と判断され

クレイジーマムは子供たちから離され、実家のある州のそれなりの病院に行ったらしい

こういう時のアメリカの法律は厳しくて、彼女はもう二度と子供とは会えないし連絡も取れない

9歳、7歳、5歳の子供たちにとってなんてつらいことか。。。

クレイジーでも母親は母親だもんねえ

で、オヤジは120km先のオイル会社で働いていたので、誰も面倒見るものがなく

子供たちは数日、フォスターホームと呼ばれる一般の家庭で保護生活を送った

その後オヤジは仕事を辞め、近くの会社に勤め直したものの

やっぱり誰も子供たちを見てくれる人はなく。。。

結局、名乗りを上げたのが 超ーーーーお人よしの隣のおばちゃん
(そう、ここにもいたよ スイーツクラブ)

朝6時半から、夕方7時はては9時とかまでまったく教育されていない子供たちを見ることに

クレイジーマムとその子ども達 その3

2014-05-13 20:24:06 | 村民ネタ

風は強いけど、まあまあの気温(12度)

来週は村のクリーンアップweekで、ゴミ捨て場が毎晩解放

なので、若造が伸びた枝を切り女子供は枝ひろい。。。




クレイジーマムの長男(現在10歳)が、幼稚園に行きだした時

彼はすでに、1年生の年になっていた

こちらでは、幼稚園時に親や教師が1年生になる準備が整っていないと感じると

もう一回、幼稚園をやる子供が結構いる
(生まれ月の関係で逆に1年早くいく子もいる)

普通は1回、でもこの長男Mは2回目

マナーとか、訓練とかいうものを一切教えてもらえず家ではしたい放題

夜も寝ずにゲームやらテレビやらで、朝に学校に来るときには疲れ果てている

遅刻や欠席も目立ち出し、とうとう地元の群のソーシャルサービスが介入した

週に1回ソーシャルサービスの人が、家庭訪問をして生活環境や子供の状態をチェック

アメリカではこういう組織がかなりの力を持っていて、下手をすると親権を取られたりすることが多々ある

これが約2年前の話で、その後夏休みになり長男と長女はクレイジーマムの実家へ行ったと聞いた

その後は一番下の次男と、寒い日でも村中のベンチに座っている姿をよく見かけた

理由はあってのことだけど、うちに呼んで暖かいお茶でもあげたい気持ちをぐっと抑えた

そして、彼らの存在をすっかり忘れていた去年の夏

事態は急展開した、とお隣のおばちゃんから聞くことになる