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折れ線近似 |
sys.pdf は離散系を対象としているため,微分方程式の離散近似について phys-s.pdf で補足することを予定しています.このため,しばらく sys.pdf から離れます.ただし,内容についてはウソを書く可能性が高いので.自分の頭でしっかり考えてください.
タイトルに示したように,例として researchmap のブログ[1]でとりあげた単振子を考えます.簡単のために m g = 1 である質点が振動の角周波数が 1 となる長さの糸で吊るされているとして一般化座標θで表した運動方程式が
θ'(t) = ω(t), ω'(t) = -sin θ(t)
で表されるとします.力学的エネルギー
E(t) = (1/2){ω(t)}2 + {1 - cos θ(t)}
が保存されること,すなわち E'(t) = 0 が成立することは容易に確かめられます.厳密解は第1種楕円積分を用いて表現できますが,厳密解は未知扱いにします.
[1] 保存系の離散近似
http://researchmap.jp/jooj2baak-529/#_529
[2] 広田良吾,高橋大輔,差分と超離散,ISBN4-320-01729-3,第3章前半.
http://www.kyoritsu-pub.co.jp/shinkan/shin0302_06.html
主としてこれを参照します.Web 上の資料でなくてすみません.
[3] II. 非線形振動
http://web.mac.com/takeda_t/Bonryu/Lecture_files/TCSE4~5.pdf
難しい話はできません.次のような会話が分かる秀才には眠くなる内容です.
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[4] 可積分系
http://unkar.org/r/math/1256181894
[5] シンプレクティック幾何学
http://unkar.org/r/math/1303831839
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