2014年10月15日 / エピソード
『本を読んであげるよ』
「自分で読むからいいよ」
7才になった息子は、大好きな歴史の本を
黙々と読んでいます。
ひざの上にちょこんと座り、
私の読み聞かせを一生懸命に聞く
幼かった息子を懐かしく思います。
あの時間を味わいたくなり、声をかけても
「自分で読む」
という返事にさみしい気持ちになります。
しかし、息子の興味ありそうな本を選び、
声を出して読みはじめると
引き寄せられるようにやってきます。
そしてひざの上に座って本の世界へと入って行きます。
毎日、目まぐるしく成長していく息子。
うれしくもあり、さみしくもある親の私です。
このひざの重さと共に、幸せを感じる時間が
まだ続きそうで、うれしく思うひとときです。
岐阜県 ペンネーム まぁこ 40才
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