Bobby's Life 

リタイヤ後、旅行、映画、音楽(ロック、ゴスペル)、ゴルフ、エアロビ、Hip hopダンス、U^ェ^Uと散歩などが楽しみ!

ノーマン ロックウェル “The Problem We All Live With”(共有すべき問題)

2013-02-03 | ノーマン ロックウェル

"The Problem We All Live With" (共有すべき問題)

                         January 14, 1964. Oil on canvas         

バックの壁にはぶつけられたトマト、そしてNigger(黒人の差別語)やKKK(白人至上主義)の落書き。

連邦保安官に守られながら歩く、黒人少女の姿。

 アメリカが、人種差別を当然のものとして「豊か」であれた最後の時代、50’s~60’s

その次のジェネレーション―――公民権運動と、白人たちの激しい拒絶に血が流れた60年代、

ノーマン ロックウェルは問題意識と勇気を持ち、きちんと描いていました。

 ちなみに、その絵のタイトルは“The Problem We All Live With”。私たちすべての問題、と訳したらいいのだろうか。

モデルの少女は、ルビィ・ブリッジス。ときは1960年、人種差別が最も激しい南部・ルイジアナ州・ニューオーリンズ。

最初に白人専用だった学校に通った黒人のひとり。選抜試験で抜群の結果をおさめた少女だった。

初登校の日、白人たちはデモを行い、罵声の嵐。

「帰れ!」 「お前の来るところじゃない!」

 ルビィはそのとき、6歳だった。白人の親たちは子供たちを登校させなかった。ガランとした学校に、ルビィはひとり。

先生までルビィを拒否した。北部・ボストンから来た先生だけがルビィを教えた。

二人っきりの授業がはじまる。デモは1学期間続いた。ルビィの父は解雇された。1年以上も、二人だけの授業は続いた……。

キング牧師の命を張った公民権運動(差別撤廃運動)を経て、あれから半世紀!

アメリカ合衆国は、黒人大統領オバマを誕生させた!

そしていま、NR財団から貸与され、ホワイトハウスの大統領執務室の隣室にこの絵が掲げられました。

掲げられるその日、ルビィ・ブリッジスさんはオバマ大統領からWHに招かれました。(中央がRubyさん)

小生、NRのファンとして誇らしい気持ちになりました! (^_^)/

 


ノーマン ロックウェル Christmas! 9

2012-12-07 | ノーマン ロックウェル

   

    

 "Oh Boy!  It's Pop With a New Plymouth! "

          1951年 Oil on canvas          Plymouth : automobile adverrtisement

  クリスマスの朝、パパが新車のプリマスに乗って帰ってきました!

  皆びっくり 嬉しそうな顔

  パパから家族へ、微笑ましいサプライズですねヽ(^o^)丿

                 

 

 

 

 

 


ノーマン ロックウェル Christmas! 8

2012-11-28 | ノーマン ロックウェル

 

"Merry Christmas  Grandmam" We came in Our New Plymouth

 "メリークリスマス おばあちゃん" 僕らは新車のプリマスで来たよ 1950年 oil on canvas

 

クリスマスの晩、息子?ファミリーが雪の中、新車のプリマスに乗ってクリスマスプレゼントを携え、

おばあちゃんの家に到着!

ファミリーの末っ子が「メリー・クリスマス!おばあちゃん・・・僕らは新車のプリマスで来たよ」と、

二階にいるであろうおばあちゃんに皆でお祝いに来た事を告げています。

絵を見ていると僕ちゃんの声が聞こえてくる気がします!

外は雪、みんなのブーツに雪がついている。ほのぼのとした絵です。

出迎えのビーグル! 可愛い~!(我が家の花と同じビーちゃん

プリマス車はクライスラー社の中級車種で、1950年代に大人気の車だったそうです。

※Plymouth車の名前の由来を語らせてくださいm(__)m

Plymouth=ボストンの南、で45分くらいの小さな港町、1620年イギリスPlymouthの港からピューリタン(清教徒)達が

メイフラワー号で到着した地、イギリスと同じ地名にしたそうです。

彼らが最初にアメリカの大地に足をつけた岩、プリマスロックがあり、アメリカでかなり有名な名所!

(3平方メートルくらいの岩、有名な割にあまり感動しないという評判) 見ましたが同感!(^_^;)

これがプリマスロックです。1620の年号が岩に刻んであります。m(__)m  ↓

  

 


ノーマン ロックウェル Christmas! 7

2012-11-26 | ノーマン ロックウェル

  "Christmas"  1930年 葉巻タバコ Christmas広告

いま、ジョン・レノンのハッピークリスマスを聴きながらこの絵をアップしています。(^^♪

老紳士のハッピーそうな顔  すごくいい表情ですね

息子か娘の家ヘ、孫たちのを抱え、皆に会えるのが嬉しくて仕方がない! 

おじいちゃんを待っている子供たちの歓声が聞こえてくるようですね

コート襟の赤い実のヒイラギと茶色の皮手袋、フェルトのハットもクリスマス

 メリークリスマス                                                                                                   

 

 


ノーマン ロックウェル Christmas! 6

2012-11-24 | ノーマン ロックウェル

  

      "Cristmas Home Coming"  

      1948年 The Saturday Evening Post cover  Oil on canvas  

       

仕事の赴任先から、クリスマスになんとか間に合うように帰省してきた主(あるじ)を迎える家族、友人たち。

全員が笑顔で歓迎

古き良き時代のアメリカ、クリスマスはいつの時代も家族の絆を深めるのですね。

ほんとに素敵ですね

カバンのジッパーから覗く衣類?が彼の気持ちを表しているように見えます。(^.^)

ノーマン ロックウェルは茶目っ気のある画家で、時々絵の中に自分を登場させています。

この中にもいるのですよ。(^_-)

   

 

  ↓

 

  ↓ 

 

 正解は    ジャケットの衿にはさりげなくヒイラギのアクセサリーがお洒落です。


ノーマン ロックウェル Christmas! 5

2012-11-22 | ノーマン ロックウェル

 

 "Truth about Santa" (サンタの正体)or " Discovery!" (発見!)  1956年 Oil on canvas

NRの作品の中でも大好きな絵です.

この絵も1997年に松坂屋美術館のNorman Rockwell展で観ました。

タイトルと絵を見れば説明はいりません!

男の子の表情がこの絵のすべてを語ってくれてています。 そして家族愛を感じます。

彼が持っているサンタのつけヒゲは、原画では白い毛が絵に本物のヒゲのように張り付けてありました。ヽ(^o^)丿

                 

  

  


ノーマン ロックウェル Christmas! 4

2012-11-20 | ノーマン ロックウェル

    

     " Santa with Elves"  サンタと小人たち(妖精たち) 1922年 oil on canvas

もうすぐクリスマス! 

プレゼントの準備に大わらわ! あまりの忙しさにサンタは疲れてぐったり居眠り

クリスマスの夜は良い子にを届けるためにサンタにり廻ってもらうので、

小人たちは懸命に働いています。

                                

 


ノーマン ロックウェル Christmas! 3

2012-11-18 | ノーマン ロックウェル

 

      

       "Home for Christmas"    1955年 oil on canvas   

 1997年に松坂屋美術館のNorman Rockwell展で観ました。

 とてもハッピーな気分にさせてくれる絵です。

 

 この絵を使った1950~60年代のクリスマス音楽のCDです。

 数年前、ボストン郊外、ストックブリッジのNRミュージアムの

   売店で見つけ買いました 

 (Frank Sinatra ,  Bing Crosbyほか ビッグネームが・・・)

  

 


ノーマン ロックウェル Christmas! 2

2012-11-16 | ノーマン ロックウェル

 

      "Union Station Chicago Christmas "

      1944年 oil on canbas  The Saturday Evening Post誌 表紙掲載

場所はシカゴ ユニオンステーション、たぶんクリスマスイブの夕方。

駅のコンコースを行き交う人々はドレスアップし、プレゼントを抱え、

これから家族や友人とパーティーかな?

笑顔があふれてる!・・・・・、まさにHappy Christmas!(^_^)/ 

                                  

 


ノーマン ロックウェル Christmas!

2012-11-14 | ノーマン ロックウェル

NRの作品にはクリスマスの絵がたくさんあります。

街の雰囲気もになってきました

クリスマスまで作品をアップしたいと思います 

 

 

      "Santa at the Map" 

 

        1939年 oil on canbas  The Saturday Evening Post誌 表紙掲載

もうすぐクリスマス! サンタ翁が子供たちへのクリスマスプレゼントの準備に入り忙しそうです。

”EXTRA GOOD BOYS&GIRLS”の名簿を片手に、訪問予定の良い子たちの町をチェックしています。

(この絵、以前、クリスマスシーズン限定で、伊勢丹、名鉄などのデパートが紙袋に使っていました。)


ノーマン ロックウェル #3

2012-06-21 | ノーマン ロックウェル

 

       Marriage Licenses 婚姻届     1958年 oil on canbas

 

 左側にある木のドアにはMarriage Licensesと書かれているように、ここは町役場の婚姻届けを受理する係りの部屋です。

足下に置かれた煙草入れの周りには、煙草が散乱していることから今日はどうやら忙しい日だったことが解ります。

腕につけていた黒い布も外し、国旗もたたんだし(この雑なたたみ方からも事務員が疲れている様子が解りますね)、

今日は土曜日、事務員の就業時間もお昼でそろそろ終わり。

婚姻届けを出しに来る人なんてもう何百回も見ているし、まったく立ち上がる気力もないほど疲れきって椅子に座っている

事務員の様子がよく解ります。

一方、若いカップルはそんな事務員の様子には全く気付かずに、ウキウキと婚姻届けにサインをしています。

腰に手をまわしている彼と、女性の爪先立ちが、二人のうれしさ一杯の気持ちを表現しています。

新しい人生の門出にたった2人の胸のときめきが、まるで聞こえてくるかのようです。カレンダーは6月、

ジューンブライドを祝福するように戸外にはまぶしい初夏の日ざしが見えます。左側に描かれているストーブの上には

無造作に本が置いてあることからも、ストーブが必要ないほど暖かい気候なのが解ります。

この作品の舞台となったのは当時のストックブリッジの町役場で、現在もメインストリートにこの作品と同じ建物を見ることができます。

この建物、現在は町役場ではなく、ヤンキーキャンドル・カンパニーというキャンドル屋さん。

ここの商品は、日本でも販売しています。

いまでも建物を保存するためにレンガの壁もそのままになっていて、入り口のドアから外を見るとロックウェルの絵と

同じ構図を見ることができます。

また作品に描かれている若いカップルもストックブリッジ在住の2人で、現在でも本人はもちろん、その子供・孫までが

この作品を、ミュージアムに見に来るそうです。  

 

                    Stockbridge at Christmas     1955年 oil on canbas

 

この作品は、ロックウエルミュージアムの入り口の左右の壁に大きく展示されていて、美術館を訪れた人を最初に迎えてくれる

作品でもあります。

ロックウエルが1953年から亡くなるまで住んだストックブリッジのメインストリートを描いたものです。

彼はこのストックブリッジを大変気に入り、「Stockbridge is the best of America」と表現しています。

彼はストックブリッジにアトリエを構えていて、この作品にも描かれています。

クリスマスツリーが飾られている中央の大きい白い家(前に赤い車が2台駐車)の2階が、彼の昔のアトリエです。

作品の右手側にある大きい白い建物は私達の大好きなレッドライオンイン(創業1772年)というホテルですが、

明かりがついていなくて真っ暗です。(アメリカ独立の年は1776年ですから、その4年前に創業)

これは1950年代にはレッドライオン.インは夏期しかオープンしていなかったためです。

ストックブリッジの町はロックウエル美術館に行く途中に通ります。

一瞬で通り過ぎてしまうほど小さい町(この表現が大袈裟でないのが解りますよ)ですが、

現在でも「The prettiest in America」と呼ばれていて人気があります。

 

 ヤンキーキャンドル・カンパニー Yankee Candle company


ノーマン ロックウェル #2

2012-05-20 | ノーマン ロックウェル

 

            「THE RUN A WAY」1958 oil on canbas

この絵も説明しなくても、ストーリーが見えてきます。

アメリカの田舎町ならどこでも見かける、DINERの店の中。

床には、風呂敷のようなものに着替えなどを包んだ荷物。

優しい眼差しで小さなお客を見つめるマスター。

少年の靴ひも!あわてて出てきたのか、ほどけています。

警官は少年がが父母?に叱られ、家出してきたのを察しながら、

わざと知らんぷりをして彼の話に耳を傾けている・・・

その大きな背中に優しさが満ちています。

 

 

60余年後の警察官モデルのクレメンスさんと家出少年モデル スコットさん

クレメンスさんは当時、マサチューセッツ州の現役警察官でモデル依頼を快く

引き受けたそうです。

スコットさんは、ロックウェルが当時、最も気に入っていた少年モデルだったようです。

彼は、いまでも時々、ミュージアムを訪れるそうです。

 

 

この絵の舞台となったDINER”Joe's Diner”へ2009年に行っちゃいました!

マサチューセッツ州 LENOXという小さな町にあります。

 

 

  お店の壁

 


ノーマン ロックウェル #1 「春」を感じる絵

2012-05-03 | ノーマン ロックウェル

大好きなノーマン ロックウェル1894-1978(ウィキペディア) の「春」の絵です。

ご覧ください。m(__)m

 

  

 

  ”スプリング フラワーズ”

古き良きアメリカの人々を中心に描くロックウェルにしては珍しく、「花」をテーマに。

でも、つい先ほどまでの人の気配を感じますね

 

     

 

 

    ”ストックブリッジの春”

NRが晩年~最期まで過ごしたマサチューセッツ州ストックブリッジの町、自画像の好きな彼、先頭を走っています。

 

道路の右側一帯が、この町の墓地、彼が眠っています。

  

 

 

 2011年5月に墓参。 

広い墓地の中を苦労して探し廻り発見! 感激!

墓標に誰かが置いた絵筆とNRミュージアムの入場バッジが・・・・。

旅はいつも一緒! ぬいぐるみは”ラルフ”といいます。

松ぼっくりをお供え。

  

     

        ”スプリングウオーク”                            ”2005愛知万博入場券前売り広告ポスター” 

 模倣?と、新聞などで当時話題になった絵です!  手と足の動きが同時の変な動きまで似てる?

 でもNRファンとしては少し嬉しかった!