縞模様のパジャマの少年:公式サイト
コトラー中尉はブルーノの家で下働きさせられている
初老のユダヤ人:パヴェルに偉そうに指示しているけど、
ブルーノの母はブルーノがブランコから落ち
ケガの手当てをしてくれたパヴェルに「ありがとう。」と言う。
素直に感謝の言葉を言える母は
良識のある普通の人なんだろうなと思っていたんですけど、
母は夫の具体的な仕事内容は知らされていなかったんですね・・・。
ワインをこぼしたパヴェルにコトラー中尉が暴力をふるった後
ブルーノがコトラー中尉を怖れて保身の為に嘘をつきシュムエルを裏切る・・・。
また、ブルーノはプロパガンダ映画をのぞき見して
<農場>は楽しそうな場所だと誤解して警戒心を欠いてしまったからこそ、
ああなってしまったわけだし・・・。
説得力のある物語展開ではあるんだけど、
プロットを作り込みすぎている感じもしました・・・。
それでありながらも
シュムエルはいつもお腹をすかせていたけど、のどは乾かないのかしら?
ブルーノの裏切りでシュムエルは辛い目にあったのにあっさり仲直りしちゃうのかしら?
と物語の細部に素朴な疑問も感じ、なんかしっくりこなかったんですよね・・・。
まぁでも、子供を主人公にしているからか
暴力場面はあからさまに映さずに音だけにしたのは作り手の誠意を感じましたよ。
ラストは“衝撃の結末”と聞いていましたが、まさしくその通りでした・・・。
やりきれなくて、観終わった後はしばらく言葉が出なかったです・・・。
というか、いまになって色々と考えられるようにはなってきましたが。ホロコーストの悲劇を描くのに、軍人である父親だけでなく、奥さんやお姉さんにまで神罰を与えるかのようなブルーノの死は、今までに無い俗に言うと“エグイ”表現だったなぁと思います。
TBコメありがとうー
これは本当悲しい結末、悲劇でしたね
こういうことをしていたという現実を
たとえ映画でもつきつけられた、作品でした
純粋さが仇になるとは・・考え込んでしまいましたよ。
家族のことを思うと、胸がはりさけそう。
罪と罰にしては重すぎます。。
母の悲鳴などが雨音でかき消されているところとか
父があわてる行動など、ノイズ的効果でいえば
アカデミー賞候補になってもいい名シーンだと
勝手に思っています^^;
ディズニーのファンタジー映画だと思っていたから
ショックは大きかったです。
コメントありがとうございました。(*^-^*
>ホロコーストの悲劇を描くのに、軍人である父親だけでなく、奥さんやお姉さんにまで神罰を与えるかのような
ブルーノの家族に対して“あなた達はいったい何をしていたんですか?”
と問いかけているような気もしました。
特に当事者である父は一生“罪”を背負って生きていかなければいけないでしょうね。
コメントありがとうございました。(*^-^*
物語はフィクションではあるけど、
ラストに起こった悲劇は
実際に行われていた行為なので胸が締めつけられる思いでした・・・。
コメントありがとうです。(*^-^*
純粋であるがゆえにまっすぐ突き進んでいく子供のひたむきさが
招いた悲劇と言えるのかもしれないですね。
家族にとっては辛すぎるでしょうね・・・。
コメントありがとうございました。(*^-^*
ドラマだと寸前で救われる結末になるかもしれないけど、
そうはならないところが映画なのでしょうね。
>母の悲鳴などが雨音でかき消されているところとか
父があわてる行動など、ノイズ的効果でいえば
アカデミー賞候補になってもいい名シーンだと
勝手に思っています^^;
痛切な心情を想像させられますね・・・。
P.S.
この作品ってディズニー映画だったんですね。
(知らずに観ていた私。(^-^ゞ )
ディズニーにしては重厚な作風でしたね。
この映画のラストはあまりにも驚きで、あらゆる感情がどこかにすっ飛んでしまいました(汗)
「パンズラビリンス」はオープニングで何となく想像はできたものの、これは何と言えばよいか…
一緒に観た友達と、二時間近く喫茶店で話し込んでしまいました(汗)
また、よろしくです。
こちらこそ、いつもトラックバックありがとうございます。(*^-^*
『パンズ・ラビリンス』のラストはファンタジックな演出も取り入れられていたので
寓話的にも感じ、後味(衝撃)が少し柔らかくなった感もあったのですが、
『縞模様のパジャマの少年』のラストは容赦なかったですからね・・・。
私も観終わった後、しばらく放心状態になりました・・・。
P.S.
オリーブリーさんのブログはよく拝見しているのですが、
なかなかコメント残せていなくてごめんなさいね。m(_ _)m
これからもヨロシクです♪