~青いそよ風が吹く街角~

映画(主にミニシアター映画)の感想文を軸にマイペースで綴っていきます。

★『レスラー』★ ※ネタバレ有

2009-06-13 17:24:17 | 映画【アメリカ】


外の現実

美容室?の店員の言語ってハングルに聞こえたんだけど気のせい?

リング上の場面は流血が多くてハードではあるけど、
それ以外の場面は淡々としたタッチなので
アメリカ映画というよりはフランス映画ぽかったです。

最近のマリサ・トメイは脱ぎすぎ!
でも、彼女の濃ゆいメイクって夜のお仕事をしている役には合うかも?
昼、買い物に行く場面は彼女の顔の皺が目立っていたけど、
メイクが少し薄めのほうが美しくみえましたよ。
マリサの笑顔は母性的ですね。


私は男の長すぎる髪(ロン毛)は嫌いだけど、
ミッキー・ロークのお団子髪の襟足・後れ毛は艶っぽかったです♪

ミッキー・ローク演じるランディはレスラーバカ(言葉悪くてスイマセン。m(_ _)m )なのでしょうね。
レスラーになる為に生れてきた天性のレスラーというよりも
レスラーしか出来ない不器用な男・・・。


ミッキー・ロークはオスカー獲らなくて良かったと私は思っています。
だって、オスカーを獲得して慢心してしまうと復活しただけの人になってしまうような・・・。
彼は不遇の期間で得た色んな引き出し(感性)が芽生えたはず。
『レスラー』は主演級俳優としての新たなるミッキー・ロークのスタートラインであって、
代表作と讃えてしまうのは早すぎるような気もするのよね。
ミッキー・ロークはまだまだこれからの俳優だと信じたい。

栄光を味わい、年月経過し肉体の限界を知り、引退しようとするが、結局は・・・・・
こういう物語展開はベタではあるんだけど、ミッキーのはにかみがちな微笑み、一筋の涙
それらがあってこそ熟成された作品のように映りました。


P.S.
実は私が生まれて初めて好きになったハリウッドスターはミッキー・ロークでした。
私は子供の頃にテレビの深夜映画で
ナインハーフ(1985) - goo 映画』や『蘭の女(1990) - goo 映画』などを親に隠れてこっそり見て、
「これがオトナの男なんだ!」と子供心に驚いたものでした。^^


18 コメント

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こんばんは^^ (KLY)
2009-06-14 01:25:04
私も『ナインハーフ』です。^^
当時の女性の心を鷲づかみにするハンサムなハリウッドスターでしたよね。むしろ今のザック・エフロンとかよりもその勢いは凄かったんじゃないかな。
本当におかえりなさいって言ってあげたい作品でした。
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Unknown (mrsピッキー)
2009-06-14 08:16:51
マリサ・トーメイって観てて優しさが感じられると思うんだ・・・暖かくて、気取らない可愛さみたいな・・・だから、アメリカでも多くの人に好かれるのだな~って。

けっこう脱いでも、女優として脱いだんだみたいに思えるから彼女のイメージをそんなに壊す事は無いと思うしね・・

私も、ミッキーのチョンマゲ・ヘアー・スタイルがオサムライちゃんみたいで好きだった!
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こんにちは、 (かめ)
2009-06-14 11:46:50
こんにちは、
確かにベタな物語ですけど、こういうストーリーは好きです。
あしたのジョーや巨人の星に通じるところも見られて、やっぱりこういう男の行き方って国境を越えるな、と思いました。
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都会的。 (BC)
2009-06-14 12:36:43
KLYさん、こんにちは。
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*

ザックは今10・20代の女性に大人気らしいけど、
若い頃のミッキーと比べるとお子ちゃまにしか見えないな。。。
(ザックのファンの方、すいません。m(_ _)m )

若い頃のミッキーはセクシーだけど、冷たさはなくて、
表情や仕草にエレガントな優しさがあって、
洗練された都会的な大人の男性の魅力がありましたね。(*^-^*
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マリサの笑顔、ミッキーの髪。 (BC)
2009-06-14 13:32:18
mrsピッキーさん、ようこそ。
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*

>マリサ・トーメイって観てて優しさが感じられると思うんだ・・・暖かくて、気取らない可愛さみたいな・・・だから、アメリカでも多くの人に好かれるのだな~って。

マリサは潔く脱いでいるから、ヌードを強調するような押しつけがましさはないですね。
でも、私の中ではマリサと言えば
『いとこのビニー』や『忘れられない人』のイメージが強いから、
あまり脱いでほしくはないかな。
周囲を明るく照らす太陽のようなマリサの笑顔は可愛いよね♪

>私も、ミッキーのチョンマゲ・ヘアー・スタイルがオサムライちゃんみたいで好きだった!

意外とチョンマゲ・ヘアー似合っていましたね♪
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万国共通。 (BC)
2009-06-14 14:18:52
かめさん、ようこそ。
コメントありがとうございました。(*^-^*

こういった物語ってベタ(普遍的)だけど惹かれるモノがありますよね。
こういう不器用な男性の生き方は万国共通なのかもしれないですね。
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TBありがとうございました (にゃむばなな)
2009-06-14 15:24:03
オスカーは取れませんでしたが、ゴールデングローブでは受賞できましたからね。

その辺りでは記録よりも記憶に残るって感じがして、仰るように単に復活だけを喜ぶ形になていないところに、映画関係者のミッキー・ロークに対する深い愛を感じましたよ。
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深い愛情。 (BC)
2009-06-14 18:48:06
にゃむばななさん、こんばんは。
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*

ミッキー・ロークはゴールデングローブの主演男優賞は受賞したし、
アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされたというだけでも
その年のアメリカ映画の男優でベスト5に入る優れた演技だったという事だから、
記憶に残る演技として映画関係者に認識されているのでしょうね。

単に復活劇で映画賞を大々的に盛り上げ過保護になりすぎるのではなく、
ミッキー・ロークが今よりももっと飛躍する事を期待する
映画関係者の深い愛情を感じますね。(*^-^*
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Unknown (mig)
2009-06-19 10:16:49
BCさん
こんにちは♪


先日はお祝いコメントありがとうございました
今後も変わらずよろしくお願いします!

>ミッキー・ロークはオスカー獲らなくて良かったと私は思っています。
だって、オスカーを獲得して慢心してしまうと復活しただけの人になってしまうような

あ、わたしもそう思いマス。
ミッキーはもちろん良かったけどあれはショーンペンが受賞で良かったなと思ってます。

ミッキーも良かったし、音楽&マリサトメイも最高の名脇役でした
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フレンドリー。 (BC)
2009-06-20 01:25:15
migさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。(*^-^*

音楽も合っていたし、マリサ・トメイの笑顔も良かったね。(*^-^*

ショーン・ペンはミッキー・ロークへ賛辞をおくっていましたね。
そういうフランクなところはフレンドリーなアメリカらしいなと思いました
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