□『サンシャイン・クリーニング』□ ※ネタバレ少々

名刺

予備知識ナシで観に行ったので、
観る前はタイトルからクリーニング屋さんの爽やかな物語かと勘違いしていた私。。。
クリーニングと言ってもお洋服ではなくて、
“事件現場の清掃業”の事だったのね。
事故や犯罪の現場を清掃する専門職もあるのですね。

掃除道具屋の店員：ウィンストン〔クリフトン・コリンズ・Jr〕は
プラモデル作り上手いし、ひげも整っていて、
髪もポニーテールで三つ編みにセットしていて器用ですよね。
ローズ〔エイミー・アダムス〕の息子：オスカーは幼いとはいえ、
ウィンストンに失礼な言動をしているのに
ウィンストンは動揺することなく常に穏やかに接していますね。
ウィンストンは達観しているようにも感じました。

キレイにする仕事を描いた映画という意味では
納棺師を主人公にした『おくりびと』を思い出したり、

　～『おくりびと』～　※ネタバレ有

自分の一風変わった仕事を女友達に少し得意気？に話す場面は
『やわらかい手』を思い出したりしましたよ。

　『やわらかい手』・・・　※ネタバレ有

“事件現場の清掃業”という専門職を題材にしているものの
普遍的な家族の物語でしたね。
私はこの監督の前作『リトル・ミス・サンシャイン - goo 映画』は未見なので、
前作を観てこの監督の作風を知っていればもう少し楽しめたかも。