キレイな女
片道わずか15分のローカル電車である阪急電車今津(北)線を舞台に、
そこに乗り合わせた人々の悲喜こもごもの人間模様を綴る群像劇。
有川浩のベストセラー小説の映画化。
電車の中でカバンを投げて席をとるオバサンって関西には本当にいるのよね・・・。
何度かそういう光景を目撃した事あるもの。。。
あと、映画館でもカバンを物凄いスピードで投げて席をとっていたオバサンがいたな。。。
なぜ、翔子〔中谷美紀〕は関西弁話さないんだろう?
翔子は30代で自己都合で会社辞めているのにそう簡単に再就職決まるわけないやん。。。
翔子とミサ〔戸田恵梨香〕は特に接する場面はなかったのにラストで急に仲良くなっているのが不思議だったわ。。。
ツッコミどころは所々あったんだけど、
名字にコンプレックス持っている美帆〔谷村美月〕と
軍事オタクの圭一〔勝地涼〕が出会って降りた駅で話す場面はじーんとしたし、
ミサの親友がミサを叱咤激励する場面や
翔子が自分に似たタイプの小学生の女の子を励ます場面では思わず感涙した私。
(ちなみに、一緒に観に行った鉄道通の人はおばあちゃんの昔の回想場面で映る
電車の文字盤が旧型になっていて感激したと言っていたな。。。)
中谷美紀は暗い役や強烈な個性のある役が多かったけど、
この作品では不器用だけど勝気な等身大の女性を演じていて良かったです。
“泣いてもいいけど、自分の意志で涙を止められる女になりなさい”
と諭すように語るおばあちゃん(老婦人:時江)〔宮本信子〕の言葉が印象的でした。
弱さをさらけ出しても構わないけど、
その後は自分の意志で歩いていかなければならない
それが女の生きる道なのかな?
この作品の舞台となった阪急電車今津(北)線は
阪急宝塚線の終点宝塚駅と阪急神戸線の西宮北口をつなぐ片道15分の路線。
長時間乗車して遠方へ行く長距離特急とかなら
初めて出会った人にふと自分の悩みを打ち明けたりとかはあると思う。
また、知らない人だからこそ、なんのしがらみもなく心を開けたりするものだし。
だけど、普通のローカル線ではこういうのはなかなかない気もするんだけどね・・・。
私は宝塚歌劇を観に行った時や西宮のシネコンへ行った時に
今津線をチラッと目にした程度で実際には乗った事ないの・・・。
つまり、メジャーな路線ではないと思うんだけど
だからこそ、郊外のゆったりした空気感(時間の流れ)が心地良いのかもしれない。
そういう穏やかな流れだからこそ、こういう出逢いも生まれるのかもしれないですね。
≪『阪急電車 片道15分の奇跡』関連記事≫
↓時江役の宮本信子さんのインタビューです。
そう、私もあそこで決壊しました。
何気に中谷さん作品では、大ハズレはないという安心感のようなものがありますが、
大それたことを言っているわけではない、この可愛らしい作品が、
関東の地元でただ1館のみの上映というのもあってかほぼ満席でしたよ。
ゆるキャラの軍オタと野オタ?のふたり、あったらいいなぁ~コンビでした♪
kiraさんとこでは満席だったのですね。
kiraさんも翔子が女の子を励ます場面で泣けたのですね。
私は中谷さんみたいにキレイな女じゃないけど(^-^;
翔子の性格に似た部分があるのでそれで泣けたのかなと思ったけど、
女性ならば共感出来る部分のある女性像なのかもしれないですね。
中谷さんは作品の選択眼があるし、
演技力もあるので彼女の出演作は正しくハズレなしという感じですよね。
軍オタと野オタの二人は浮いていたケド^^
ゆるゆるな掛け合いが面白かったですね☆
私もダサイ名字?なのでこのエピソードも「じーん」ときちゃいましたよ。
kiraさんのところで、BCさん見つけたのですが
(笑)最近PCがブチっと切れるので(T^T)
BCさんのところには、ゆっくりとお邪魔しようって思ってました(*^o^*)
さて、この作品ですが・・・
>電車の中でカバンを投げて席をとるオバサンって関西には本当にいるのよね
う、うっそー(^^;これは映画中のオーバーな
話だと思ってました。こんなおばちゃんいるんだσ(^◇^;)
泣いたところ同じです(笑)相部沙季は友情出演でワンシーンでしたが、良かったですね♪
あと、小学生の翔子ちゃんのエピも涙・・・
実は、私小学校の頃いじめられたの(T^T)
今みたいに陰湿ではなかったけれど・・・
ありそうでなさそう、なさそうでありそうな
お話でしたよね?(笑)
確かにツッコミどころもないわけではなかった
ですが、後味の良い作品で好きでした♪
あらま、ひろちゃんのPC不調なのね、PC回復すると良いね。
kiraさんは日本映画がお好きなのでこの作品をオススメしていたんですよ♪
本当に関西にはカバン投げて席取っちゃうオバサンがいるの。。。
そりゃもう、野球選手かと思うぐらいの剛速球なの。(^-^;
まっ、そういうオバサンはごく一部だとは思うけど、何度か見た事ありますよ。^^
実は私も小学生の時ではないけど、
中・高校生の時は仲間はずれにされた事もあったよ。
BCは昔から皆とは感じ方や考え方がズレていて変わり者だったから。。。
その頃に映画に目覚めた事で物事の感じ方は人それぞれだし、
考え方も色々あって当たり前なんだと気づく事が出来たの。
「あっ、良いな。」と素直に思える穏やかな余韻が残る物語でしたね。(*^-^*
はじめの緊張感が終わると、後はゆっくり落ち着いて観ました。関西弁がしっくりしてる映画はいいですね。関西っ娘ですから、馴染みます。何処か女の応援団みたいな内容でしたけど、いろいろ含蓄ある台詞があり、良いなと思いました。
ブログタイトル変わりました。よろしかったらこれからもお願いします。
戸田さんの関西弁は今ドキの若者らしいサバサバした話し方で爽やかでしたね。
おっとりした上品な話し方だけど芯が強くてしっかりとした考えを持っている
おばあちゃん役の宮本さんも良かったですね。
ブログ名変更されたのですね。
ブックマークも名前変えておきましたよ。
こちらこそ、これからもヨロシクお願いしますね♪