歳は関係ない
高齢女性版『SATC』みたいな感じなのかな?
~☆『SEX AND THE CITY』☆~ ※ネタバレ有
オシャレで心は乙女な4人の女性。
マルタ〔シュテファニー・グラーザー〕は昔ながらの堅苦しい伝統を重んじる村で
念願のお店をオープンする事を夢見る・・・。
開店当初は周囲の反発もあり、上手くいかない・・・。
だけど、インターネットで注文販売始めてから活気づくのは
顧客(人間)の心理を捉えているなぁ~。
一部の頑固な人は古い伝統を固持するんだろうけど、
大多数は表向き伝統重視だけど、
本心はこういう事業(商品)を受け入れているんだろうね。
運転免許取得したり、パソコンを覚えたり、
新しい事を始める彼女達はキラキラしていて若々しい☆
そして、彼女達や彼女達の息子や娘、周囲の人達にもそれぞれ転機が訪れる。
店は閉店してしまうのだろうか?
マルタだけで細々と続けていくのかはわからないけど、
マルタの夢を叶える為に頑張った
彼女達の友情は永遠の宝物なのでしょうね。 (*^-^*
スイスの村は絵本のように麗しい♪
フランス映画『画家と庭師とカンパーニュ』を観た時も思ったけど、
〇『画家と庭師とカンパーニュ』〇 ※ネタバレ有
清らかな空気が伝わってくる
緑豊かな田舎を舞台にしたヨーロッパの映画は心地良いですね。(*^-^*
P.S.
私はこの作品初めて観たけど(多分スイス映画を観たのも初めてだと思う)、
あらすじはどこかで読んだことあるような気がしていたら、
昨年の大阪ヨーロッパ映画祭で
≪遅咲きの乙女たち≫というタイトルで上映された作品だったんですね。
日本映画だと高齢者を描く映画と言えば、
老人福祉や戦争回顧を前面に出した重厚な作品が多いけど、
欧米の高齢者映画ではこの作品のように
夢を叶えようとする前向きな女性達を描いたライトコメディ風の作品もありますよね。
“若さを美徳”とする日本と“老いの美学”を認めている欧米との違いなのでしょうか?
やはり、映画ってその国の思想(価値観)が表れるのかもしれないですね。
楽しい連休をお過ごしでしょうか?
そうそう、日本って(韓国なんかもそういう印象)ヘンに若さにのみ価値を置いていますよね。
おばちゃん世代が主人公で当り前のヨーロッパの映画をたくさん見て、ようやくそのことに気づいたのですが。
(だって前は、25歳くらいで絶望的な気分になったもの。w)
美徳というか商品価値みたいな感じのものかもしれないけど、ナンダカナーって思います。
社会がどうであれ、個人的には、マルタたちのように、歳をとっても活き活きと人生を楽しみたいものですねー。
この三連休私は大阪ヨーロッパ映画祭通いで充実しています♪
韓国は美に関するこだわりが凄いし、俳優・女優も40歳前後で引退する人が多いから、
40歳以降の俳優・女優が少ないのもあって高齢者を主人公にした映画自体が少ない。
日本は高齢者映画が制作されてはいるけど、重い内容ばかりで・・・。
アジアの国々と比べるとヨーロッパ(特に北欧)は福祉が整っているから、
それほど高齢社会の切羽詰まった深刻さはなく、
爽やかなおじいちゃん映画やおばあちゃん映画も作れるのかな?という気も私はしました。
私も25歳や30歳という節目の年齢の時は何気にブルーになりました。。。
三十路超えてからはある程度ふっきれたけどそれでもたまにブルー入る時があるんですよね。。。
でも、清々しいマルタ達を観ていると憧れました☆
人生ってあきらめたらその時点で終わりだけど、
新しい事を始めようと思ったらその時点がスタートなので人生を楽しみたいですよね♪
P.S.
海外へ旅行したいけど、
私は高所で不安定な場所だと足が震えるので飛行機やロープウェイが苦手なんですよ。
徐々に克服していこうとは思っています。^^
相当昔に「ブリキの太鼓」でお邪魔しました、髭ダルマLOVEです。
この作品、本当に素敵でした。
>“若さを美徳”とする日本と“老いの美学”を認めている欧米との違いなのでしょうか?
そうかも・・・。
確かに邦画の高齢者モノってこんなに夢のあるテーマは少ないかも・・・・。
元気がもらえるハッピーな作品でした♪
もちろん覚えていますよ☆
『ブリキの太鼓』の小説本の事や
オスカル役のダーヴィット・ベネントくんについてのお話をしましたよね。
>確かに邦画の高齢者モノってこんなに夢のあるテーマは少ないかも・・・・。
そうですよね。
日本映画で高齢者を描いた作品と言えば
戦争回顧や介護に関するものばかりですよね・・・。
その点、ヨーロッパ映画は高齢者を主役にしたラブコメもあって
爽やかに描かれていますよね♪
日本は老人を中心に置いた作品は、、そう云えば結構重い作品ばかり浮かびますね~。
トシをとっても若いコを主人公に置きたがるのは、
一つには人生の先輩としてのメッセージを込められているものと思っています。が、
同じ意味で
高齢者を扱った作品は、これから迎えるべき老いへのホントは優しいメッセージなのでしょうね。
厳しい現実でも生きてゆかなくてはならないですもんね。
これは女性監督じゃなかったでしたっけ?
この世代の女性をこんなに可愛く逞しく描くことで、幅広い女性たちに
なんだか元気を与えてくれますよね~。
素敵な作品でした
『マルタの優しい刺繍』という邦題もソフトだけど、
『遅咲きの乙女たち』という仮タイトルも美しいですよね。
そうそう、この作品は1972年生まれの女性監督で30代半ばの時に撮った作品なので
孫や娘の世代になるのかな?
>一つには人生の先輩としてのメッセージを込められているものと思っています。
それは言えるでしょうね。
それもアリだとは思うんだけど、
ヨーロッパ映画は先輩後輩関係なく
老齢であっても人生現役という視点で描かれているんですよね。
そういう眼差しに元気をもらえるし、憧れます。
だから、私はヨーロッパ映画が大好きです。(*^-^*
P.S.
ツイッター始められたのですね。
映画・ドラマ・恭子ちゃんの話題を通じて交流が広がると良いですね。