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注目の新名物!「大田原プリン」がイベント「夜廻市」にやって来た!  2016.6.12

2016-06-23 23:12:46 | 大田原市(地域おこし)
みなさんは「コンプレックス・ベイビーカフェ」という名前をご存知でしょうか。



2007年5月。


もともと空き店舗だった場所に



突如現れた、それはそれは不思議なカフェがありました。



場所は大田原市末広。



フリーペーパーの情報で知ったそのお店の中身と言えば・・・



「女性専用のカフェ」



どうがんばったって中に入ることはできません。



でも気になる・・・



どうしたものだろう。。。




あきらめかけていた時



コンプレックス・ベイビーカフェには



「男性でもテイクアウトできる話題の”あるもの”」があることを知る。




予約をして、セットで買うその”もの”こそ・・・



「大田原プリン」でありました。



当時は単品ではなくセット販売。



※利用された方のブログによると、3個セット詰めで1350円 (うち空き瓶返却でキャッシュバック有り)だったそうです。




プリンが好きな私は


ある時


「そうだ予約してみよう」と立ち上がります。


おして


意を決してアプローチをかけてみようとしたとき・・・



その場から「移転」することを知ります。



・・・・




移転先は



私にとってはたいへん馴染み深い「那須野が原ハーモニーホール」



とにかく期待を大にしてオープンを待つことになりました。



2011年。



震災後の5月にオープン。



「女性限定カフェ」から「コンサートホールのラウンジ」へと変わり



男性の利用が解禁となりました。



ここでオーナーさんと知り合い、足を運ぶうち、



「新店舗」の話を知ることになります。




「要望の多かったプリンのテイクアウト専門店の開店」




2013年10月。



大田原市の中心市街地再開発の目玉としてオープンしたのが



「TOKO-TOKO 大田原」



市立図書館に


子供の屋内遊具施設



そして商業施設が集まった複合施設。



そこの1階のテナントの1つとして



コンプレックスベイビーカフェは新店舗をオープンさせました。



その名も「大田原プリン」



知る人ぞ知るプリンが



より身近になった瞬間でありました。



そんな「大田原プリンが



6月12日に開催のイベント「夜廻市」に出店する!



・・・それを知ってしまった私は



彼女を連れて


行かないわけがございません!



・・・・





夜廻市。



昼の部(12時から16時)と


夜の部(17時から21時)の2部制で行われたマルシェ風のイベント。



大田原プリンさんは夜の部の出店ということで



17時過ぎに現場入り。



開催場所は「多目的公園」。


大田原の「元の専売公社のあったところ」というと古い人はわかります。



公園の遊具の一角で







すでに多くの人が集まっていました。



どこだ、どこだ?



こまめにブースをのぞいていると・・・




あっ、あった。







接客中。



「こんちわ」



ここはトコトコ大田原からは歩いて10分くらいの場所。



聞けば、昼はトコトコで通常営業。


夜の部の17時からに合わせて


そこから実店舗で使っているショーケースを持ち出し


ここで販売しているという。











価格帯は2パターン。







瓶とふたはいつでも回収。


※トコトコの実店舗でも営業時間内に回収を行っています。






この時の取り扱いは全部で10種類。



イチオシは








味噌プリン。



とにかく味噌です。


甘ーい味噌です。





定番の「とろけるプリン」







「あんこプリン」もおススメ







「ココアプリン」はすでに売り切れ。







プリン専門店ですが


実は・・・


「プリン以外もすっごいんです!!!」


杏仁豆腐もレギュラーです。











この時は「夜廻市スタンプラリー」を開催中。


せっかくなのでスタンプいただきました。







予約もできるので


確実に食べたい、という方はぜひお問い合わせください。







大田原プリンはカフェの頃にスタートして今年で9年目。


大田原プリンの店舗としては2年8か月です。



まだまだご存知ない方もいらっしゃることと思いますし


まだまだ知っていてもお求めになられていない方もいらっしゃると思います。




「プリン」はとても身近な食べ物です。


大手商品メーカーさんも


コンビニ、スーパーでも


カフェやレストランでもでも・・・



どこでも売っていて、誰でも食べたことがあるデザートですよね。



しかーし!



プリンも作り手によって


その味やバリエーションも多彩なもの。



当然、「ご当地プリン」と称されるものも多く存在します。




おおたわらプリンの基本は「おかあさんプリン」です。



おうちで作る、ごく普通のプリンの味を再現しています。




よくB級グルメとか、ご当地○○といった部類のなかには



大げさに独自色を出そうとして、一発屋で終わってしまうものもあります。



そもそも地域おこしに端を発する「地元のオリジナル」ってなんなのでしょう?



私は「そこにあるものを活かす」ことが基本であると考えます。


ある人は「ゼロベースで」固定観念を打破して新しいものを作り上げて行くことと考えます。



ひょっとすると


大田原プリンは


それには該当しないけれど


立派に「大田原の地域おこし」に貢献しているのではないか、と私は思います。



手作りプリンはどこにでもあります。


珍しいものではありません。


でも


大田原プリンは



店名ではありますが


ブランドとして認知されるべきであり


新しい名物として扱っていいのではないかと思いますがいかがですか?



トコトコのおかげで


中心市街地には多くの人が集まるようになりました。



しかしながら



まだまだ1階の商業施設には



その店にわざわざ出向く・・・だけのアピールが足りません。



図書館やこども未来館等の「ついで」という方が多いのではないでしょうか。




僕と彼女はオープン以来のリピーターになりました。



わざわざ「トコトコの1階」へ出向くことが多々あります。



そういう新名物が増えることによって



「大田原でお店を出したい」



そう考える人が増えた時


それが


「地域おこし」の着地点となるのです。



地域おこしと言うと



なにかを売り出さないといけない、という空気が全国にあふれ返っていますが



それは「きっかけ」に過ぎないのかもしれません。




小さいころ「大田原は何もない」ってみんなで言ってた。



それでも地元は好きだった。




何もなくて



時として不便を感じることがあっても



大田原市は人口が増えていました。



これから人口が確実に減る時代。



そこでの生き残りが「地域おこし」にかかってきます。



ゼロから新しいものをつくることだけが「地域おこし」ではありません。



それをビジネスとして受け継いでくれる人が集まり



そこに定住してくれなくては


何ら意味はないのです。



そんな想いからすると


大田原プリンさんが


大田原でお店をスタートしてくれたことを


私は感謝をし


応援したいと思います。



これに続いて


大田原で


新しい名物が増えてくれることを願って・・・






2回目の味噌プリン。












食べる!






コンプレックス・ベイビーカフェの「大田原プリン」






この時は「夜廻市」シール付きで。



※6月現在、トコトコ大田原1階の「大田原プリン」では


夏限定のメニューが1年ぶりに再登場しています。


どんな味かは


行った人だけの


お楽しみ。




「大田原プリン」


10時~18時


第1月曜日が定休日です。
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